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都内の大学に通う学生です。
建築系の学科に在籍しています。
今回大学でイギリス交換留学のはなしがあり、興味を持ったのでいろいろと調べていくうちに、建築、デザインのことを海外で学ぶ優位性とは何なのかという疑問がわいてきました。
ちなみに留学期間は2年の後期から3月末までです。

ズバリ建築を海外で学ぶメリットは何なのでしょうか。

A 回答 (1件)

私は都市工学や建築の専門家では無いので、的外れな回答になるかもしれない点を、予めご了承ください。



林望さんという方のご本で読んだ記憶がありますが、イギリスでは、下記が優れているそうです。
(もし間違っていたり、記憶違いだったらすみません。)

・「ヨーロッパでは、日本・アメリカと比較すると、都市景観を大事にする文化が根強い。その代表例が、パリとロンドン」

・「パリ・ロンドン共に、都市景観を守るために、各種法令・条例が細かく決められ遵守されている」

・「パリ・ロンドン共に、大きな川(河)を中心に開けた平野部に人口が集中している点で、世界中の多くの都市のケーススタディーになっている」

・「ロンドン市内には、代表的な公園以外にも、市内に小さな公園(庭園)があり、都市開発と自然の融和が重んじられてきた」

それから、日本(人)には当てはまりにくいのですが、
「イギリスは地震が無いために、多くの煉瓦造りの家が残り、引っ越してきた住人の多くが、自分専用にリフォームして、家を住みやすくする。また、リフォームが丁寧で、後から住む住人にとって適切ならば、デポジット(敷金)以外にも、プラスアルファの資金をもらって引っ越すことができる。」
等が、あくまで私が思いだした良い点です。


私は、約18年くらい前に、ロンドンに留学しました。古い建物が、数多く残っており、(テレビでしか観たことがありませんが、)ニューヨークとは、全く違う点に驚きました。

また、夏休みに訪れた、パリとは全く異なり、セントラル・ロンドンでも、グレーター・ロンドンでも、緑豊かなことに驚きました。前述したように、代表的な公園以外にも、都市部(セントラル)にも小さな公園(庭園)が、点在していました。(当然ですが、英国式ガーデニングで管理されていました。)


それから、質問の大筋からは、かなりそれるのですが、都市問題、とりわけ、「伝統的な(古風な)建築物と新しい建築物の融合」に対して、積極的に意見を述べている人物(この問題の論客)として、すぐにチャールズ皇太子の名前があがっていたことが、意外でした。(かなり古いですが、下記がその本です。)

『英国の未来像―建築に関する考察』
チャールズ皇太子 (著), 出口 保夫 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/%E8%8B%B1%E5%9B%BD%E3%81 …


>ズバリ建築を海外で学ぶメリットは何なのでしょうか。
”百聞は一見に如かず”を体験できることでしょう。
現地に行って、現地で本物を、直接見ないと分からないことが多いです。(これだけネットが発達していても)


日本の予備校・大学の授業で、イギリスでは、地下鉄を”tube”と呼ぶことを習いましたが、いざ、ロンドンの地下鉄で、本物の駅と線路(トンネル)と走っている電車を観た時に、「これだけ細く丸いところを走っている電車ならば、tubeと呼びたくなるのは当然だな」と感じた時は、”百聞は一見に如かず”だと思いました。

また、らせん階段が時計回りに昇っていく構造にしてあることを、地下鉄の階段で実感した時も、”百聞は一見に如かず”だと思いました。(中世の戦乱が多かった時代の流れ・名残りで、決まってしまったルールだそうです。自分の城を守る兵士(兵士の多くは右利き)は、上から下へ向かうときに、剣や槍が、らせんの外側にあった方が有利だったために、上記のような「らせん構造」となったそうです。)



また、留学プログラムにもよると思いますが、イギリス人だけでなく、他の国の留学生も多く混じっている場合には、日本とイギリスだけでなく、それ以外の国の留学生の母国の建築・デザイン・都市整備(計画)も、比較し、ディスカッションできます。イギリス人以外との触れ合いが多くなるのも、大都市ロンドンに留学することのメリットの一つだと思います。

まあ、こんな感じです。
ほんの少しでも、参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

返答ありがとうございます。
百聞は一見に如かず、身に染みています。
返信遅くなりすみませんでした。大学を卒業したら一度、外の世界に飛び出てみたいと思います。

お礼日時:2015/05/02 16:00

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