海外旅行から帰ってきたら、まず何を食べる?

英語初心者です。
大変恐縮ですが、どなたか時間がある方がいらっしゃいましたらご教示頂けると幸いです。

先日購入した、Matt Ridley の THE AGILE GENEという本での書籍推薦文での訳し方に悩んでいます。

Steven Pinker 氏は次のように推薦文を書いています。
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After several millennia,one might think there was nothing left to say in the nature-nurture debate,but Matt Ridley shows that one would be wrong. The Agile Gene lucidly explain the most recent discoveries on what makes us what we are,and how we should think about these discoveries as we ponder who are want to be.
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この「what makes us what we are」の部分の訳の部分にいまひとつ自信がありません。
(それと文中冒頭にある"one"の意味、文末にある"as we ponder who are want to be"など、ほかの部分についても同様です)

私が書いた訳は次の通りです。
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数千年後、「自然がいかにして自然として形成されたか」という議論については、議論の余地が無くなっているということが考えられるかもしれないが、マット・リドレーはそれが誤りであるということを示している。
The Agile Geneは、「我々は何によって構成されているか、我々自身は何であるか」という最新の発見と、我々がこの発見をどう考えるべきかにおいて明確に説明してくれている。
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1.
上記訳文において、"what makes us what we are"を「我々は何によって構成されているか、我々自身は何であるか」と"what makes us"と"what we are"の二つの要素を対等な表現として並べて訳したのですが、本当はwhatの前に包含的に意味のかかっている前置詞となっているのかな? とも
疑っているのです。

discoveries on what A what B
を「A、そしてBの発見」ではなく、「Bを為すAの発見」というのが正しいのではないか、ということです。
恐らく後者の方が正しいように思われるのですが、しかし今ひとつ確証が持てないので質問させて頂きました。

つまりは「我々自身の存在を為している("what we are")構成がそもそも何であるのか("what makes us")? 」という訳が正しいように思うようになってきたのです。そもそも私自身、正確な文法などに寄らず、感覚で訳していったので、"what makes us" "what we are"をどうして対等な表現として訳したのか全く説明できないのですが、文法的に誤りだよな、と思いなおしつつあり、ここに質問させて頂いた次第です。
対格としての文章は例外規則としてもなく、一般的には、whatがついた場合、必ず後続の文章を包含するという文法で正しいでしょうか? 

2.
how we should think about these discoveries as we ponder who are want to be.
上記訳文ではwe ponder who are want to be.の部分を抜かしています。
「この発見をどう考えるべきか」に続く「as we ponder who are want to be」の訳がそれぞれの単語の意味、熟語の意味は分かるのですが、それをこの文節にどうつなげて文脈を作ればいいのかわからないのです。

例えば、「我々がそうでありたいと思案する発見においてどう考えるべきか」という訳文はできるのですが、しかしこれでは意味が通りません。

元々この書籍「THE AGILE GENE」自体は、従来言われていた、遺伝的浮動と自然選択によって進化の形を為す総合説(突発的遺伝的変化によるものが環境適正によって生き残る説)という話しではなく、その生物個体そのものが環境に応じて遺伝子が変化する、という論題の本のようなので、この部分については「生き残る為に能力を発現させたい為に、自分が成りたいと思う姿にその生物個体が遺伝子的に変化する」という遺伝子科学的読本のようなので、これでいいのかもしれませんが、しかしこれでも日本語の文章として変なような気がします。

そもそもこれは書籍の推薦文なので、書籍の内容を知らなくともその推薦内容が分かるような文章になっていなければおかしいはずです。
このところの適切な日本語訳をどうすれば良いのかが分からないので、分かる方がいらっしゃいましら教えて頂けないでしょうか。

3.
文頭の"one might think "のoneを主語として明確にどう訳すのかというのも不明で、こちらも分かる方がいらっしゃいましたらご教授頂ければと思います。

大変恐縮ですが、上記判る方がいらっしゃいましたら、ご回答頂きたく宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

こういう one は一般的に「人は」の意味です。


nature-nurture debate は「生まれか育ちか論」くらい?
one would be wrong も同じ「人」で、
この論でもう言うことは残っていなかった(言い尽した、解明尽くされた)と思うかもしれないが、(そういう人は)誤っているだろう。
日本語的には「それは誤り」としても差はありません。

what makes us what we are の部分ですが、まず、on の後に名詞が必要です。
discoveries on ~で「~に関する発見」
what というのは、その on の後の目的語として「もの」の意味を持ちつつ、
後の部分で、さらに名詞として主語や目的語となり得ます。

それを thing which と分解することにより、2つの役割の説明の代わりとするのが一般的です。
私はそういう次元を超えて what を理解しています。

いずれにせよ、on の目的語の役割を果たしつつ、
S makes us what we are. という SVOC を作っています。
make him happy「彼を幸せにする」と同じ構造。
what we are で「今の我々(人間)」「我々がどのような存在であるか」
主語は我々を今ある状態にする。

on what ~で「人間を今の状態の人間にしているもの」
あるいは what を疑問詞として間接疑問として
「何が人を今の人たらしめているか」
についての発見。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
かなり理解が深まりました。

一つ一つ丁寧に答えていただいてありがとうございます。
特に、「何が人を今の人たらしめているか」という訳でかなり意味が通るようになりすっきりしました。

お礼日時:2014/10/08 22:18

what makes us what we are は on の目的語、


how we should think about these discoveries ~は explains の目的語です。

この what, how は疑問詞とも関係詞とも取れます。

前者について、疑問詞なら「何が~するか」、関係詞なら「~するもの」

疑問詞の場合、いわゆる間接疑問という形になります。
discovories on what ~を疑問詞で考えれば、
「何が~するかについての発見」

言ってみれば「何が~するかへの解答の発見」です。

I know where he lives. であれば
「彼がどこに住んでいるか、知っている」
どこに住んでいるか、の答えを知っている、
「住んでいる場所を知っている」ことに他なりません。

もともと疑問詞である以上、疑問的部分はあり、
しかし、間接疑問であり、その疑問への解答という意味が自然に含まれます。

それを日本語でどう訳すか、というだけのことです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

えーと、すみません。実は私は英語がダメダメな人間でして・・・
私の訳文が悪かったのか、what、where、whoが会話の中での詳細を説明する際の関係代名詞というのは意識していたのですが(つまり疑問形としては使用していない)、どうも表現が悪かったか不自然だったかするようで、皆さんそこにツッコミを入れてますよね? うーん。

丁寧な回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/08 22:34

もうあらかた説明は出尽くしているのですが


nature-nurture の意味をきちんと把握しないと、たぶんwhat makes us what we areも理解が難しいです(というか、本の中ではnatureとnurtureの対比が幾度となく出てくるはずです)

「今の自分は"生まれつき"」ですか? それとも「生まれた後にできあがったものですか?」
「もともと備わっているものですか?」or 「全てあとから取得したものですか?」

「自分(what we are)を作り上げる(形成するもの)もの(what makes us)」
これについて"発見"があったようですね
※気になったのは、疑問文のように訳されてますが、これは肯定文です(意味としては似通ってますが)
That's what makes me me. (それが私(というもの)です それがあるから私がある)

これは推測ですから回答ではないですが
なりたいと思えばそういう人間になれるのか、それともそれは遺伝子などのnatureからすると無理な話なのか、見えないところで何かが影響しているのか
こんな中身が本にあるように思えます
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この回答へのお礼

おおお! まさしくその通りです! 凄い! 
この書籍は邦題では「柔らかな遺伝子」と名づけられています。
遺伝子は頑固にその発現をするのではなく、環境特性によってその遺伝子の発現と抑制を柔軟に行う、という科学的視座からの著述がメインです。

ですので、nature-nurture の訳としては、「もともと備わっているものですか?」or 「全てあとから取得したものですか?」という「先天か後天か」というのが意味が通ります。私もこれで納得しました。というより自分の英語力が全く低レベルだということにも・・・。

丁寧に回答頂きましてありがとうございました。

お礼日時:2014/10/08 22:25

#1 の続きです。



文末の部分は as we ponder who we want to be でしょうね。
ponder の目的語が who 節。
この who は前の what we are の what とほぼ同じ。
what I am で「今の私」、what he was で「以前の彼」
というのを what のところで習います。
be で独立して「存在」でなく、be の後にある補語の内容が what に含まれます。
というか、what 自体が be の補語そのものです。
(この発想は関係代名詞の what を疑問詞と同様に一語で理解しないとわかりません。
thing which 的に理解するのであれば、be の補語は which であり、
内容的には先行詞 thing と=です)

とにかく、what I am で「今の私」のように習って終わるのですが、
what がどういう状態かを表し、それは who に置き換えられます、人なんだから。
こういう who はウィズダム英和辞典には出ていますが、他には出ていません。

結局、who 以下は「我々が望んでいる姿←そうありたい状態」
how 以下は
「我々がどうあるべきかについて考える時(考えながら)、これらの発見についてどう考えるべきか」
という名詞のかたまりで、on の目的語ではなく、explains の目的語です。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。
というか、私の訳文がダメダメでしたね。。。
「我々がどうあるべきかについて考える時(考えながら)、これらの発見についてどう考えるべきか」
というのも、書籍の内容とその推薦文としても、かなり意味が通ってすっきりします。

お礼日時:2014/10/08 22:21

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