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病院に勤務する知人から届いたメールに『今度、病院内に遮蔽施設がないのにレントゲン撮影をするんだけど、
被爆したりしないのかな?インターネットで調べてみたけど判らない。』と書いてあったんです。
私は医療関係者ではないのですが、私も『遮蔽施設のない病院でレントゲン撮影しても良いのか?』、
『良いならその場合の人体への影響はどうなのか?』など、知っておきたいと思い、
今回、問い合わせさせて頂きました。
ご回答頂けるとありがたいです。
よろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

こんばんは。



専門家ではないので、法的なコト、科学的説明は出来ませんが、放射線の存在する環境下で勤務した経験から、分かる範囲のみ答えさせて頂きます。

何らかの事情で、義務付けられている遮蔽設備なしでのレントゲン撮影なのでしょうから、その問題には触れないことにします。

技術の進歩で感光フィルムの感度が上がり、以前より弱いX線レベルでの撮影が可能になって来てはいると思います。
しかし、問題はどれ位の撮影回数に及ぶのか…?そこが心配ですね。

一般的には歯医者さんのレントゲンがもっとも線量が高いと聞いています。

この件は歯医者さんではないでしょうから、内科と仮定します。

当然、一番被爆するのは患者さんの訳ですね。
患者さんと同じ室内で撮影するのであれば、その都度患者さんの何分の1かは被爆すると思われます。

まったく同量でない理由としては、X線は波長が短く直進性が鋭いため、撮影装置の正面から大きくズレる(離れる)と線量が減衰します。
しかし、油断は出来ません。

また、鉛のシールドが無くても、隣室との間にコンクリートの壁がある場合、線量はかなり低減すると思います。
撮影回数が少なく、隣室からであれば重大な問題が発生するほど被爆しないと思われますが、警戒は必要です。

(患者が)部位ごとにレントゲン撮影を受けられる回数(ひと月あるいは1年間に)についてのガイドラインがあったと思います。
病院側でも認識してるでしょうから、患者の何分の1程度被爆しそうかを想定し、限度を設定されるべきですね。

病院にも鉛シールドの入ったエプロンなどあるでしょうから、出来る限り防御策を講ずるようお勧めします。

個人的には、回数が少なくプロテクターを着けていれば、著しい被害を受けることはないと思います。

やはり専門家の回答がほしいですね。
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この回答へのお礼

とても参考になりました♪
ありがとうございました♪

お礼日時:2004/07/04 14:56

状況がよくわからないので何とも言えませんが。


病院でレントゲン撮影をするには遮蔽された部屋が必要です。撮影する機械を設置するときにも届け出が必要ですから機械メーカーが、そんな不法な状況を見過ごすとは考えられませんが・・・。
責任問題にもなりかねませんし。
そんなことは、させてはいけません。
『遮蔽施設のない病院でレントゲン撮影しても良いのか?』ってことはありえないので被爆その他については考える必要はないと考えます。
もし、病院経営者が強行しようとしているなら問題ですが、そんなことはないでしょう?
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この回答へのお礼

参考になりました!
ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/16 21:11

私は扱う立場ですので、詳しくは参考を見て下さい。



半年に一回以上、漏洩線量を測定し、安全かどうかを確認する必要があります。また、届け出を要求されると思います。

働く人もフィルムバッジを胸部や腹部に取り付け、被爆線量を確認したり、健康診断をする必要があると思います。

レントゲン室、管理区域を設定し、その外側にいればある程度安全だと確認できて、しかもその管理区域に入らなければ、フィルムバッジを装着しなくても済むかも知れませんが、私は常に装着しています。線量が著しく少ないか、検出限界以下であれば、外部の人への影響は限りなく0に近いでしょう。

誤解を生じさせるようなことをしないのがベストですが、不安に思うよりは、保健所へ通告し、指導してもらうという手もあります。取り合えず参考を見て、検討して下さい。特別な部屋を設けなくても往診用のレントゲン撮影装置や特定部位だけを撮影し、レントゲンが外部に出ないように工夫された装置もありますので、どのように撮影するか、繰り返しの頻度や撮影範囲、電圧や電流、時間にも関係します。

透視に利用しなければ、線量は少ないので、撮影された人の被爆量に比較すると極少量しか被爆しないでしょうが、心配するより、測定してもらったり、指導してもらってください。

参考URL:http://www.jrtc.jp/rouei/roueisenriyouannai.htm
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この回答へのお礼

とても参考になりました♪
ありがとうございました♪

お礼日時:2004/07/04 14:55

No.1です。



誤解を招く可能性があるため、補足させて頂きます。

私たちは、自然界から1年間に約2.4シーベルトの放射線を受けています。

現在では、歯科医でも1回のレントゲン照射量が、その約2.4シーベルト(年間自然被爆量)の1/30~1/40程度の装置が多く使われ始めています。

線量が高いと書きましたが、このようなレベルです。


しかし、ご質問のケースでは、1回あたりの被爆量がごくわずかであっても、1日にかなりの撮影回数に及び、さらに長期間連続するのだとしたら、被爆線量測定器具(原子力発電所などで使われているモノ)が必要かもしれませんね…ちょっとオーバー!?

おそらく実際には、最小回数の撮影でしょうから、男性の場合ほとんど問題ないと思います。
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この回答へのお礼

とても参考になりました♪
ありがとうございました♪

お礼日時:2004/07/04 14:56

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