
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
司法書士事務所で補助者を行っているものです。
私の勤務先は、ほとんど閉店状態で、私も非常勤となっています。
わかるところで書かせていただきます。
司法書士は、税理士などのように、登録に実務経験が必要とされていませんので、法律上は問題ないことでしょう。
私の事務所では、経費削減のため利用していませんが、司法書士向けのシステムを利用すれば、提携書式などの手続き業務は、資格のない私(私は書籍やWEBなど)でも行えるわけですので、多少時間がかかっても行えることでしょう。
ただ、専業での開業ともなれば、急ぎの仕事なども出てきますし、相談業務なども数多いですし多岐にもわたります。
資格試験というものは、資格業を行う上での素養を試す試験であり、試験勉強そのものだけでは、実際の業務を網羅していないことでしょう。
また、顧客はど素人が基本ですので、他士業範囲も含めた相談が来ることもあります。資格試験だけですと、司法書士業務の範囲かどうかまで悩まされることもありますし、いい加減なアドバイスも専門家として行えません。専門業務外であっても、基礎的なアドバイスとともに、他の先生へ結びつけることがプロとして求められることでしょう。
実務経験というものは、手続きをスムーズに行うノウハウと法令に書かれていないテクニックを学べることでしょうし、顧客対応のノウハウなどから専門性を高めたり、専門外の知識や経験を積む場所でもあります。
私の勤務先では、当然食べていけるだけの稼ぎはありません。資格者があまりやる気ではありませんからね。しかし、人脈はものすごいレベルが高く、私のような無資格補助者でも対応ができる場合のみ対応し、それ以外の業務は他の先生方への紹介でキックバックを受けています。
飛び込みの顧客というものは、なかなか難しいものです。
よほどの広告宣伝がうまくいかなければありません。
不動産屋や金融機関、他士業などへの営業などもありますが、すでに司法書士が関与していることでしょうからかなり難しいことでしょうね。
どうせなら、年寄りの事務所などで後継者を探している求人を探してはいかがですかね。ベテランのもとで経験を積みながら、後はその事務所を引き継ぐのです。当然顧客もついてくることでしょう。事務所をもらうわけですから、引退される先生にそれなりの報酬を持たせる必要はありますが、売り上げ見込みからの算出ですから交渉も可能でしょう。
公認会計士や税理士が運営する総合事務所への勤務もよいと思います。事務所内開業となれば、顧問先の登記案件などを一手に受けさせてもらえますし、さらに独立となってもお付き合いを継続できる可能性もあることでしょう。公認会計士ですと、商業登記業務を公認会計士として行っている場合もあります。公認会計士としては、行える業務であっても、本来と異なる業務ですので、面倒な業務と考えている場合もあります。独立公認会計士は税理士という側面がありますが、相続税や贈与税、法人成りなどで司法書士が関与できる業務も多いことでしょう。
そのうえで、公認会計士や税理士の補助者という立場も兼務すれば、会計や税務の知識も増えることとなります。不動産登記などでは各種税金が影響するものです。基礎的なアドバイスができるとよいでしょうし、自分が受けた案件で相続税などの申告が必要な際にも協力が得られることでしょう。
無理して開業しても、司法書士会の会費負担だけでやっていけなくなりますよ。
いろいろと模索されることをおすすめします。
長文失礼しました。
とても具体的にアドバイス頂きまして参考になりました。
嬉しいです。
ありがとうございました。
最期に2点ほどおたずねしてもよろしいでしょうか?
なぜこのような質問をしたかというと、
司法書士試験を順調に合格したとしても40歳になってしまい、
今までの職歴も若い時は営業の仕事もしてきましたが、
ブルーカラーの肉体労働をしてきたため、
当該業界に縁もゆかりも無いので、
その年齢で資格を取得しても就職口はないだろうと思ったからです。
1
実際、40歳で司法書士資格を取得したところで、
私のような職歴の場合、
司法書士業界、ないし会計業界への就職は皆無と言って間違いないでしょうか?
2
私のような経歴の場合、
派遣を利用した場合、
当該業界へ働くことは可能でしょうか?
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 弁護士・行政書士・司法書士・社会保険労務士 司法試験合格者の司法書士試験の受験について 3 2022/08/31 16:40
- 公認会計士・税理士 公認会計士制度についてお教えください。 1 2022/06/01 17:25
- 弁護士・行政書士・司法書士・社会保険労務士 資格制度上の他資格の試験免除の撤廃について 4 2022/03/29 13:48
- 弁護士・行政書士・司法書士・社会保険労務士 行政書士試験の受験者層 1 2022/10/19 17:06
- その他(職業・資格) 中小企業診断士試験について。 現在大学1年(商学部)です。将来マーケティングに関する職に就きたいと考 2 2022/04/09 21:48
- その他(職業・資格) 現在30歳資格無しの男性です。 法律に興味、関心を持ちそれ系の資格を取りたくて、行政書士の資格を取ろ 1 2023/01/23 21:02
- 電気工事士 第一種電気工事士の実務経験について。 今回の第一種電気工事士の試験に合格しました。 私は、最大電力5 5 2023/01/17 21:44
- 弁護士・行政書士・司法書士・社会保険労務士 アメリカの司法試験を受けるには? 2 2023/03/21 17:41
- 転職 建設業界、設備業界の転職について質問させてください 年収400→600万に上げたいのですがおすすめの 1 2023/02/21 17:03
- 弁護士・行政書士・司法書士・社会保険労務士 国家資格(士業)の登録関係費用と年会費について 1 2023/02/02 16:13
関連するカテゴリからQ&Aを探す
医師・看護師・助産師
薬剤師・登録販売者・MR
医療事務・調剤薬局事務
歯科衛生士・歯科助手
臨床検査技師・臨床工学技士
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士
臨床心理士・心理カウンセラー・ソーシャルワーカー
介護福祉士・ケアマネージャー・社会福祉士
弁護士・行政書士・司法書士・社会保険労務士
フィナンシャルプランナー(FP)
中小企業診断士
公認会計士・税理士
簿記検定・漢字検定・秘書検定
情報処理技術者・Microsoft認定資格
TOEFL・TOEIC・英語検定
建築士
インテリアコーディネーター
宅地建物取引主任者(宅建)
不動産鑑定士・土地家屋調査士
マンション管理士
電気工事士
美容師・理容師
調理師・管理栄養士・パティシエ
シェフ
保育士・幼稚園教諭
教師・教員
国家公務員・地方公務員
警察官・消防士
その他(職業・資格)
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
2方向避難について (事務所ビ...
-
山口組と住吉会の抗争歴を教え...
-
宅建業者名簿に記載する 商号又...
-
司法書士事務所での電話マナー
-
北九州の服部認定司法書士事務...
-
取引先への結婚報告の文面について
-
開業当初、自宅の一室を事務所...
-
デザイン事務所 業種欄にどう書...
-
弁護士事務所にいる司法書士や...
-
宅建士事務所が、行政書士等の...
-
事務所名の英語表記
-
社会保険労務士事務所の 無資格...
-
マンスリー契約における勘定科...
-
司法書士事務所を敬う呼び方
-
ジャニーズ問題の黒幕は誰ですか?
-
弁護士が事務所の掛け持ちって...
-
個人事業主(軽貨物運送)開業...
-
アーティストマネージャーのお...
-
資格をとったひとは?
-
社労士 島田市 浅原仁社会保...
おすすめ情報