dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

以前、このサイトで、災害現場などで、救出された患者の方が、
病院搬出される前に、クラッシュシンドロームを引き起こす毒素
を薄めるために点滴を行う際に、どの部位の血管を使いますうか
と言った質問をさせて頂いた者です。
救出後圧迫されていて、開放された時の部位によっても点滴の針を
挿す部位も違ったり、ケースバイケースで、静脈を使うか動脈を使うも
違って来るとの回答を頂き、大変勉強になりました。
今回、クラッシュシンドロームが起こるメカニズムについて、簡単に
お聞きしたく思います。三つほどお聞きしたく思います。
私は、心臓の心室細動、心停止を起こしたり、急性の腎臓疾患を引き
起こすのは、壊死した筋肉細胞から静脈へ流れ出した大量のカリウム
が原因だとばかり思っていました。
しかし最近調べてみたら、カリウムは、心臓の心室細動、心停止を
誘発する。急性の腎臓疾患を引き起こすのは、やはり壊死した筋肉細胞
から血管中に流れ出したミオグリオンと言う物質が原因で起きると書いて
ありました。具体的には、大量のミオグリオンが腎臓の尿細管を壊死さ
せるために起きると言った記述を見つけました。
クラッシュシンドロームで起きる急性腎疾患は、本当に、大量のミオグ
リオンだけの原因で起きる疾患なのでしょうか?
また大量のカリウムや他のミネラル、さらには、やはり筋肉細胞が壊死
して出来ると言われる乳酸なども要因にはなっていないのでしょうか?

二番目の質問をさせて下さい。
現在、災害現場から救出され、クラッシュシンドロームを引き起こす可能性
があると、毒素を薄める水や酢酸リンゲル、乳酸リンゲルが入った点滴を
挿し、病院に搬送されるようになっていいると聞きます。
患者の体内では、クラッシュシンドロームが起こる可能性あるので、乳酸
リンゲルが入った点滴剤を使用する事は危険なのではないでしょうか?
これもケースバイケースで、現場で使用する点滴は、乳酸リンゲル抜きとか、
酢酸リンゲル抜きのほとんど水のみ、蒸留水だけを使うと言った事もあるの
でしょうか?

三番目の質問をさせて下さい。
点滴の処置を受け、病院に搬送された患者の、その後処置について、現在
行われている現状についてお聞きしたく思います。
賢者の病状、搬送先の設備環境によっても、その後処置方法も違って来ると
は思います。
もし透析の設備環境が整っている病院で、その時点では重度ではないが、
腎臓透析を行わないでおくと、その後腎臓透析を行わなくなるような可能性が
ある人にも、現在では、腎臓透析を行うのでしょうか?
現在、こう言った方が、こう言った完全に悪化した状態ではなく、現状では
腎臓機能が働いていているが、緊急の透析をしないと、その後悪化していく
可能性が明らかな場合、現在では早めに緊急透析を行うのでしょうか?、
こう言った方で、処置が適切だった人は、、その後、腎臓透析を、1位週間に、
2、3回と言ったように定期的に受ける必要がなく、回復したような患者さん
もおられるのでしょうか?

この質問は特にお分かりになる範囲で結構です。

最後に、質問内容が支離滅裂傾向になってしまった事を深くお詫びしたく思
います。

質問者からの補足コメント

  • プンプン

    hanasakaさん、分かりやすく、的確な回答を寄せて頂き、有難
    うございます。
    また今回寄せて頂いた回答の内容から、現在は、迅速な、正しい
    治療、処置により、クラッシュシンドームで、命を落とす方、そ
    の後の後遺症(定期的な透析)に悩まされる方々が少なった事は、
    大変喜ばしい事ではあると思っています。
    補足の質問をさせて下さい。
    壊死した筋肉細胞から血管に、大量のカリウム(高カリウム血症)
    、乳酸、CPK(高CPK血症)などが流れ出す事で発症する訳ですが、
    これらの物質が流れ出す血管は動脈ではなく、静脈なのではな
    いのでしょうか?
    大量のカリウムの場合も、静脈で、心臓に流れ込み、心室細動
    をおこしたり、心停止を引き起こす危険があるのではないでし
    ょうか?
    簡単なご説明で結構ですから、どう言った血管を通って、疾患
    の臓器にたどり着くのか、是非お聞きしたく思います。

      補足日時:2017/04/05 09:30

A 回答 (2件)

平常時、血管中の水分は動脈から染み出て組織に広がります。

それで細胞が栄養を受け取り、老廃物の含まれた水分を静脈が90%、リンパ管が10%吸収していきます。リンパ管の水分は最終的に静脈に戻ります。

それら水分は血液と一緒になり心臓に戻り肺でガス交換され心臓から各臓器に行きます。

動脈圧が高く、静脈圧が低いことからそのような水分の流れになります。
クラッシュシンドロームでも同じように流れます。

http://www.js-lymphedema.org/?page_id=848
    • good
    • 0
この回答へのお礼

hanasakaさん、補足の質問ですが、動脈、静脈などの役目について
説明頂き、助かりました。
私にとっては難しいですが、分かりやすく解説して頂いたようです。
有難うございます。リンパ節などについて掲載されているURLをご紹介
頂きましたが、手に負えない内容ですね。
でもご紹介頂き有難うございました。

お礼日時:2017/04/05 21:18

1、ミオグロビンだけではなく、CPKも急性腎不全を起こします。


カリウムや乳酸が急性腎不全を起こすことはないですが、腎不全になるとそれらの値が上がってきます。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%AB%E6%BB% …



2、点滴は生理食塩水を使います。やはりなるべくはカリウムが少ない方がいいからです。
しかし大量輸液を行うので、足りなければ乳酸リンゲルも使います。
乳酸リンゲルの中には指摘通り乳酸もカリウムも入っているのですが、濃度が薄い為使うことができます。
蒸留水は点滴しませんよ。そのほうが細胞死んじゃいますよ。

http://kekimura.blog.so-net.ne.jp/2014-09-05

3、まずは大量輸液で尿が出るか、色など確認します。
最近は、2時間以上挟まれている状態が経過した場合、なるべく血液透析や血しょう交換を行います。
それで早く上手くいけば、今後透析の必要はありません。
まあ、年一度位は検診などで腎機能を確認した方がいいのですが。

http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/kensa/colu …

http://www.itscom.net/safety/column/023.html
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!