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美容師ではありませんが髪を洗う仕事をしてます
なかなか満足してもらえません
なにかコツがあれば教えてください
あまり時間はかけられません

A 回答 (1件)

かなり、専門的な話をします。

長文にもなりますが、頑張って下さい。
なお、私は医師ではありませんので、参考程度にお読み下さい。

他人(自分では無いと言う意味ですよ)を週1など定期的に洗髪されているのでしょうか?
例えば、病院で入院されている方の頭を洗うとか……。
 
それでしたら、すすぎ洗いをしっかりしましょう。
 
痒みの原因の一つに、シャンプー剤の洗浄成分が残っている事が挙げられます。
洗浄成分はご存知のとおり、界面活性剤です。界面活性剤には、油脂と仲良しになる部分と水分と仲良しになる部分があり、皮脂などと混ざりあった汚れの周りに、油脂と仲良しになる部分がくっつき、汚れなどを肌などから剥離しながら、汚れなどを包み込みます。
多くの方は、この状態で汚れが落ちたと勘違いしてしまいますが、汚れなどは剥離されただけで、何処にも移動していません。まぁ下さい有り得ない事ではありますが、万が一、このまま、乾燥しましたら、汚れなどは残ったままになるので、実は不潔なんです。
 
で、重要なのは、ここから!
シャワーなどで水流を与えますと、界面活性剤の今度は水分と仲良しになる部分が活躍し、水流によって、汚れなどが流されます。
ここまで来て始めて、洗浄が終わります。そして、汚れなどが洗い落とされますので、清潔になります。

洗浄成分は、使用量が多くなればなるほど、すすぎ洗いの時間がかかるようになります。
シャンプーボトルのポンプワンプッシュでおおよそ2分間。ツープッシュで5〜6分間、スリープッシュだと10分間以上。
ですから、シャンプー剤など、洗浄剤は必要最小限がベストです。
 
洗浄成分が肌に残るのは、不潔だけではありません。肌トラブルの原因にもなります。
 
洗浄成分(界面活性剤)が肌に残りますと、油脂と仲良しになる部分が皮脂を奪うと言う話は、よく見聞きすると思いますが、水分と仲良しになる部分が掴んでいる水分は、乾燥と言う最強の力によって掴んていた水分を逃します。そうなると、水分と仲良しになる部分は新たな水分を求める様になるのですが、単独の水分(肌や毛を湿らせている水分)が無くなると、角質に含まれている水分を奪う様になります。
角質が水分を失いますと、角質が捲れたり、それで剥がれたりしてフケになる事もありますし、角質が縮む事で角質どうしの間に隙間が出来て、角質下部の組織が空気の刺激を受けてしまい、それが痒みの原因となる事もあるのです。
 
頭皮の場合、すすぎ洗いにおいて、実は、髪の毛が非常に邪魔です。一応、頭皮も濡れますが、水流が髪の毛の邪魔にあって届かないのです。流れる力が無ければ、界面活性剤に包まれた汚れなどを何処かにやる事は出来ませんからね。
そこで、すすぎ洗いでは、邪魔をする髪の毛を優しく掻き分けながら、頭皮を優しくすすぎ洗いする様に心掛けましょう。
 
下記に、基本的なシャンプー法を添えておきますので、参考にして下さい。
 
1.
38〜40℃のシャワーを使い、すすぎ洗いに邪魔な髪の毛を優しく掻き分けながら、頭皮を中心に優しくすすぎ洗いをする。時間的目安は1〜2分1.
38〜40℃のシャワーを使い、すすぎ洗いに邪魔な髪の毛を優しく掻き分けながら、頭皮を中心に優しくすすぎ洗いをする。時間的目安は1〜2分間。
2.
ポンプ式シャンプーボトルのポンプ1プッシュ分のシャンプー剤を手に取り、そこに数滴から手にしたシャンプー剤と同量までの水(お湯)を加えて、良く泡立てます。欲を言えば、マシュマロの様な泡になるのが望ましいですが、ある程度キメが細かい泡になれば、okay-dokay。シャンプー専用に出来るのであれば、泡立てネットなどを使って泡立たせるのもいいですね。
3.
泡立てた泡を頭皮に移します。汚れなどを落とす準備はこれで十分ですから、すすぎ洗いに移行して下さい。物足りないからどうしてもと言うのであれば、ここでシャンプー・マッサージ(日本語訳「頭皮マッサージ」)をしますと、指が汚れにくいですよ。ただし、シャンプー・マッサージ(頭皮をワシワシと洗うだけでもマッサージになります)では、絶対に頭皮に爪が触れない様にして下さい。
4.
38〜40℃のシャワーを使い、すすぎ洗いに邪魔な髪の毛を優しく掻き分けながら、頭皮を中心で優しくすすぎ洗いをする。時間的目安は2〜3分間。
 
すすぎ洗いのコツ
一般的に、すすぎ洗いをする際は、俯いていると思われます。この場合、耳の周りと前髪部分がすすぎ洗いしにくく、すすぎ不足になりやすいです。そこで、シャワーノズルを持っていない方の手で、シャワーのお湯を受け止めながらすすいだり、貯めたお湯を頭皮に軽く叩きつけるなど、工夫してすすぎ洗いしましょう。シャワーノズルを頭皮にほとんどくっつける感じ(ノズルと頭皮の間が5〜10mmあるのが理想)で、すすいでもいいですね。
 
で、大変申し訳無いのですが、ここまでは、痒くならない為の予防法です。
 
ご質問の回答は、ここからになります。本当に、ごめんなさい。
 
シャンプー中に痒くなった場合は、爪を立てるのではなく、指先に軽く体重を掛けましょう。
軽く腰を引いて、体重を掛けると、肌が傷つきにくく、かつ、洗われている方は気持ちよくなります。
 
それでも満足してもらえない場合は、シャンプーブラシで頭皮を優しく洗いましょう。
少々、お値段は張りますが、可能ならシリコンゴム製のシャンプーブラシが良いですね。
なお、100円ショップにもシャンプーブラシは売っていますが、頭皮を傷つけるようなものが売られている事もありますので、……あなたが髪の毛をカットしてもらっている理容店や美容店にお願いして、シャンプーブラシを売ってもらうのも良いかもしれませんね。
 
なお、シャンプーブラシを使う時は、頭皮を優しく「擦る(さする)様に」洗いましょう。
 
最後にもう一つアドバイス。
 
シャンプー・マッサージは、1箇所あたり2〜3分間、最長でも5分間に収めましょう。また、頭皮全体でも15分間が最長となる様に。
これ以上の時間をかけてしまいますと、気持ち良さ、どっかに行っちゃいます。
 
そうそう、もし、わからない事がありましたら、理容師や美容師に教わると良いですよ。
 
長文で、失礼しました。お疲れ様です。
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