No.3
- 回答日時:
御質問の回答に際し、以下の点について詳細をお聞かせください。
1.病巣切除と同時に隣接リンパ節郭清(拡大手術)は行ったのか?
2.手術切除後の治療方針は?(抗がん剤による補助療法の有無な
ど 、、)
リンパ節転移は無いものの、がんは可なり深い部分にまで深達して
いるので、再発の可能性は医師の治療方針により朧ながらある程度
は想像する事が出来ます。
深達度がT4まで行くと漿膜を突き破っている場合があり腹膜に転
移している可能性が否定出来ないので、医師がどのように判断(切
除病巣の病理検査で判るものである)しているかを知りたいのです。
回答ありがとうございます。
①目に見える癌はごっそり手術で切除したと聞いてます。リンパ節の数は忘れましたが(13個だったような気がします)とったリンパ節には全て癌はなかったと聞いてます。
それで手術後にステージ3からステージ2Bに変更になりました。
②手術後の話しだと、抗がん剤を半年やるとの事でした。
手術後、TS1を今4か月程飲んでいます。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
回答を頂き、ありがとうございます。
ステージⅡBの胃癌で、リンパ節転移無し(リンパ節郭清拡大手術
あり)抗がん剤TS-1の術後補助治療を行った患者の再発率は胃
癌治療ガイドラインによる統計から、大凡30%程度であると予測
されます。
無論、上記は統計学的な数値なのでTS-1の奏効如何は個人差が
有るので、再発率はあくまでも予想値と言う事になります。
切除領域が定形手術の範囲、3分の2で収まっていること、深達度
がT4でもa(癌は胃壁に留まって居る)で有ること、リンパ節転
移が無いこと、TNM分類病期ⅡBである事から考えると、貴方(
御家族?)の場合再発が無い根治群70%に入ると予想されます。
また、補助療法(定形手術後の補助として)や、充実腫瘍を未だ形
成しない癌(細胞段階)には、TS-1は素晴らしい効果があり、
再発率を大幅に低減すると言うエビデンスを有するデーターがあり
ます。
深達度がT4bに至っていなかった事、リンパ節転移が無かった事
は非常に幸運であり、神に感謝するべき病態でした、、。
お返事くださりありがとうございます。
そうなんですね。再発率が少なくて驚きました。ここまで進行していたら再発するだろうなぁって思っていたから…。
TS1ってそんなに効果ある抗がん剤なんですか?
胃癌手術後の抗がん剤について色々調べていますが、手術後TS1は1年飲むみたいですね。
胃癌になったのは父ですが、医師にTS1を半年飲むと言われています。1年飲まなくて良いのかとても心配なのですが、大丈夫なんでしょうか…?半分の期間だけで癌細胞は無くなるのか不安です。
次回診察的に、父に付き添って診察室に入り、抗がん剤半年で大丈夫なのか聞いた方が良いのか考えています。
No.6
- 回答日時:
現時点では転移はなく、病巣を切除した状況で、一先ず治療が可能な状況であったということで、今後の経過は、その都度医師が状況を監視して、進捗して行くのでしょう。
内科と外科が連携して今後の治療判断を継続されるでしょうから、ご家族等とお話合いで、医師の治療方針をよく理解して、納得して治療に取り組むことが明るい未来へつながるように思います。
ティーエスワンは、高い有効性と副作用を抑え、治療を進める化学療法として開発された薬で、胃癌への奏効率が高いと考えられています。
抗癌剤は一定の副作用が出る懸念があり、投与後に副作用の出現となると、休薬や治療のコントロールが行われます。
今後の再発に関しては、正確なことは分かりませんが、あなたにとって最善の治療が進捗していると思いますので、希望を持って治療に臨むことが良いですね。
ティーエスワンが適用できない方もおられるので、根治の期待は十分に有ると思います。
病気の現実を受け入れて、ポジティブに治療に専念することで可能性は上がると思います。
回答ありがとうございます。
TS1は新しい抗がん剤なんですよね?そんなに治療の効果が高いのですか?
胃癌になったのは父なのですが、副作用があるものの軽くすんでいます。
No.7
- 回答日時:
あまり医師からは説明されませんが、
ウイルス発癌として肝炎ウイルスによる肝癌、パピローマウイルスによる子宮頸部癌、HTLV-1による成人T細胞白血病、そしてEBウイルスによる上咽頭癌・バーキットリンパ腫・胃癌、が知られています。
ウイルス遺伝子が細胞核内のDNAに挿入され、プロウイルス化したものが癌遺伝子となることからです。
この様な発癌性ウイルスを癌ウイルスとか腫瘍ウイルスとも言います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%B3% …
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%85%AB%E7%98%8D …
それにより、免疫の目を逃れて数個の癌細胞が生じ、免疫の目を逃れて分裂を繰り返し、腫瘍を形成したのが癌ということです。
--------------------
転移が起きるのは、
腫瘍を形成した早い段階から一部の癌細胞が剥離し遊離しているため、血管やリンパ管に入り込み、流れて、着床する部分で増殖するからです。
添付しました図はリンパ節転移です。血管を流れて起きる血行性転移も同じようなイメージです。
現在の医療は免疫のことは考えられてはいません。
抗癌剤においても同じです。
TS-1もDNAの合成を阻害する代謝拮抗剤で劇薬です。正常な細胞も影響を受けます。
副作用として骨髄抑制、間質性肺炎、溶血性貧血、肝障害、下痢、腸炎などが記されています。
骨髄抑制とは、骨髄が障害され、造血機能にダメージを与えるものです。
免疫は低下します。
腫瘍を摘出された術後、散らばった癌細胞を駆逐するのは免疫(白血球)にゆだねられます。免疫を活性化せねばなりません。
細胞毒はその免疫は低下させます。
私どもは術後の抗癌剤は無意味。むしろ逆効果と考えます。
・国内には丸山ワクチンとハスミワクチンと言う副作用のない免疫療法剤が存在します。
特にハスミワクチンは癌免疫療法剤としてウイルス発癌の理論から開発され、ウイルスが材料になっています。
癌ごとに30数種のワクチンがあります。
胃癌の適合ワクチンはK.Mワクチンというものがあります。
私が知る患者さんには一人も再発はありませんでした。
もちろん白血球が弱まる抗癌剤との併用はマイナスとなります。
青森・東京・大阪・神戸・広島・熊本・徳島には協力医がおられワクチンの手続きが出来ます。副作用もありません。
いずれも承認(認可)薬ではありませんから、一般の医師の知る必要性のないものです。
回答ありがとうございます。
父が胃癌手術後、TS1を半年間飲む事になりました。自分で調べてみると、抗がん剤は1年飲む様な事が書かれていたので、半年だけで大丈夫なのかと不安に思ってましたが、抗がん剤を飲む事でかえって良くないかも知れないんですね。
正常な細胞まで影響を受ける事で免疫が下がり、余計に再発しやすくなるかも知れないと言う事ですよね?
KMワクチン…初めて聞きました。まだあまり知られていないワクチンですか?病院の治療ではない様ですね…。
副作用がなく、一人も再発しなかったなんて気になるので調べてみようと思います。
No.8
- 回答日時:
>TS1ってそんなに効果ある抗がん剤なんですか?
TS-1は世界中でもその効果が認められ、最も多く使用されている
5FUと言う抗がん剤を日本人と日本の製薬メーカーが、極力副作用
の発出が少なくなるように改良した、言うなれば夢の抗がん剤です。
特に消化管への奏効率が高く、特に胃癌に足しての奏効率は約50%
を誇ります。(100人の患者に同抗がん剤を使用すると、約半数に
腫瘍抑制効果が認められたと言う物です)
また、同抗がん剤は、ある程度進行した腫瘍にも効果(腫瘍縮小効果)
が有り、末期癌患者の延命期間を大幅に延長させる事が報告されてい
ます。
>1年飲まなくて良いのかとても心配なのですが、大丈夫なんでしょ
>うか…?半分の期間だけで癌細胞は無くなるのか不安です。
このレジメンの判断に関しては詳細な病態を知り得ないので、あくま
でも臨床経験からの知見による憶測(恐らくは同判断に依る物と思う
が、)、癌の病期がTNM分類でⅡbではあるが、リンパ節への転移
が認められず、また深達度がT4aで癌は胃壁外部に到達はしていた
ものの、腹膜に転移は認められなかったのが大きいと思います。
なかでも幸運だったのはリンパ節転移が無かった事でしょう。よって
TS-1の継続服用を半年間で大丈夫との判断に至ったのでしょう。
いわゆる、現時点でも転移の危惧は限りなく低いが、再発防止目的の
補助療法と言う治療方針でしょう。
詳しく教えてくださりありがとうございます。
TS1がそんなに効果あるなんて知らなかったです。
ある程度進行した腫瘍にも効果があるんですか。
もし、再発した場合、それからTS1飲んで癌が消える事もあるんでしょうか…?
色々調べてたら、胃癌は再発したらもう治療出来ないって書いてあるので、再発したら癌が大きくなったら亡くなってしまうしと思っていて、絶対再発して欲しくないです。
No.9
- 回答日時:
>もし、再発した場合、それからTS1飲んで癌が消える事もあるんで
>しょうか…?
再発癌に関しては、TS-1単独使用より他の抗がん剤と併用する方
が奏効率は高いので、そのようなレジメンを考慮するでしょう。
全ての再発胃癌が切除不能の進行癌であるとは言えません。再度手術
可能な場合もあり、再発癌であっても根治を狙うことも出来ます。
また、再発癌に対しても癌のタンパクを調べる事で、有効な抗がん剤
を(主に分子標的薬となる)選択出来るので、希望を失うには些か尚
早に過ぎません。
No.10
- 回答日時:
何を申しましてもおそらくあなた様は医師の方針に従うと思います。
白衣の存在は強く、それは致し方ないとも思えます。
従って、あなた様は結果だけを見ることになろうと思います。
私どもはプロフィールのとおり長くハスミワクチンの定例会を設けていました。
当初、35名ほどのお方の追跡調査もしていました。
術後使用されたお方は最も安心ができ再発はありません。
もちろん免疫療法をするにあたっては、抗癌剤は併用しないように指導しました。免疫担当細胞である健全な白血球を維持するためです。
多くのお方は、医師に内緒でお使いでした。
中には私の従弟のように(前立腺癌ステージ4)、手術を拒否し、医師に対してハスミワクチンを使うことを告げ、1年で消失を確認した例もあります。抗癌剤のエストラサイトは捨てています。
------------以下長くなります--------------
術後の再発予防というのは、自身の白血球がその免疫能により散らばった癌細胞を認知し排除するかどうかが鍵となります。散らばり残された癌細胞も免疫の目を逃れ増殖します。
どのような抗癌剤であれ、散らばった癌細胞全ては殺せません。
腫瘍を摘出したのち、その免疫の目を弱める抗癌剤がなぜ必要なのでしょうか?
製薬会社は利益を得るため、巨額な資金により承認薬としています。
乳がんの術後(免疫療法などもしない上で)抗癌剤使用について面白い医師の表現があります。
ヒントとなりますが、医師も不確かながら承認薬をお使いです。あなたはどのようにお感じになりますでしょうか。
名古屋大学医学部付属病院乳腺・内分泌外科のホームページ2005年の記載です。
《まず、抗癌剤が効くという言葉が医者と患者さんの間で異なることが問題となります。患者さんは抗癌剤が効くと聞けばおそらくその薬によって癌が消えてしまい、癌が“治る”と受け取ることが多いようです。しかし、癌に携わる医者がこの抗癌剤は効きますよと言っている本当の意味は癌がその抗癌剤を使うことにより“ある一定期間縮小する事”なのです。この違いをお互いに理解して話を進めないと話がかみ合いません。
抗癌剤が無かった昔、乳癌に対して手術しか行われていなかった時代でも手術を受けた方のかなりの方は治っていました。治らなかった(つまり癌が再発して亡くなった)ということは手術で乳癌のしこりは切除できても、体のどこかに潜んでいた乳癌細胞が何年か後に明らかなかたまりとして成長して、生命に必要な臓器の機能を奪ってしまうことです。このどこかに潜んでいる癌細胞を消滅できないかということで色々な抗癌剤が登場してきました。しかし、どこかに潜んでいるかもしれない(手術の時に潜んでいないことも多い)乳癌細胞に新しい抗癌剤の効果を試すことは倫理的に許されることではありません。そこでまず、最初はこれらの抗癌剤を再発した癌に対して使用して、その再発腫瘍を縮小させる効果が確かめられていきました。縮小する効果が確かめられたら、次は目に見えない微少な癌細胞のかたまりに対して効果があるかどうかを確かめに行きました。つまり、再発を抑制できるかどうかを確かめにいったわけです。
本題に戻しますと、抗癌剤を術後に再発予防のために使用する場合と、再発してしまった場合に使用する場合に分けて説明します。
●再発予防の場合
簡単に言えば再発する確率を最大半分程度に下げることができます。例えば手術のみでは100人中80人が治る進行度の患者さんでは抗癌剤を使うことにより90人程度まで治るようにすることができます。しかし確率を半分に下げるという表現がくせ者で100人中50人が手術のみで治る進行度の患者さんでは抗癌剤により75人までが治るようになり、恩恵を被る人は75引く50で25人となります。これは非常に大きな数字と思われます。しかし、もし手術のみで100人中96人が治るような早期癌の患者さんの場合、抗癌剤を使うと98人が治るようになります。その差は2人です。元の96人は結局不必要な薬を投与されたことになります。患者さんが治療を開始するときに自分がどのグループ(抗癌剤を使わなくても治るグループ、使ったことにより治ったグループ、使っても治らないグループ)にいるかはわかりません。ですから、この数字をどのようにとらえるかは人それぞれで、私たちはこれらの数字を提示して、医師としての意見を伝えて、患者さんの意思決定を手助けしています。
●再発乳癌の場合
残念ながら現在使われている抗癌剤では一旦再発してしまった乳癌を治すことはなかなか困難です。抗癌剤の力で消滅させることは難しくても、増殖をくい止めたりする事は可能なことが多いので(通常6-7割の患者さんでくい止めることができます。)、薬の効果がある限り続けることになります。・・》
以上のように記されています。
お返事くださりありがとうございます。
そうですね。知識が無さすぎて医師の方針に従うしかないです。
ハスミワクチンは免疫が弱くなる事なく、癌細胞に効果があるという事ですよね…。だから完治する可能性が高い。
抗がん剤だと免疫が弱くなるから体力落ちてかえって癌に良くない事もあるって事ですよね…。難しくてなかなか理解出来なくて> <
ハスミワクチン、そんなに癌に効果あるならいつかは病院での治療に使われる様になるんですかね…。そうなって欲しいです。
抗がん剤ですが、再発予防にはなっても、再発した癌を無くす事は不可能という事ですね。
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