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辛い料理があまりないのは何故ですか。
激辛料理などは何故海を渡って浸透しなかったのですか。
日本のどこかに代々伝わる激辛料理ってないんでしょうか。
とても気になったのでどなたか教えて下さい。

A 回答 (3件)

 それは、日本に肉食文化が無かったからです。

唐辛子や胡椒などの香辛料は肉食文化と切っても切り離せない関係にあるのです。
 
 たとえば、お隣の韓国は肉食文化の国ですが、現在は「唐辛子」をよく多用しています。
 しかし、唐辛子が朝鮮半島に入ってくる以前は、唐辛子のほかにも「にんにく」を多用していましたし、香辛料としては「胡椒」も使っていました。
 韓国に肉食文化が広まったのは、チンギスハーンが朝鮮半島を侵略したときに広まったといわれています。
 そして、インドや中近東、そしてヨーロッパから中国半島を経由して香辛料が朝鮮半島に伝わってきたのですが、それまでに朝鮮半島に定着していた肉食文化にこれら香辛料が広まっていくのは当然でした。
 肉はそれだけだと生臭いものですが、香辛料を使うとおいしくなるのですから、香辛料が広まるのも当然でした。
 もちろん、朝鮮半島も仏教が広まることはありましたが、当時の朝鮮半島の肉食文化は根深く、仏教そのものも肉食については日本よりも寛容でしたし、その後広まった儒教にいたっては、肉食についてはなんら制限はありませんでした。
 ですから、朝鮮半島には香辛料を使った劇辛料理があり、肉食文化を背景とした食文化で激辛料理が生まれたのは当然でしょう。

 それと比較して、日本は平安時代から仏教の影響で肉食が禁忌されてきました。
 肉に比べて、魚や野菜は香辛料を使わないほうが、おいしいので、香辛料は使う料理は発展しませんでした。
 もし、モンゴルが日本に攻め込んできていたら、日本に肉食文化が定着して、日本にも激辛料理が発展していたかもしれません。

 まぁ、日本の激辛料理といえば、わさび漬けや新潟県の唐辛子を熟成させた調味料「かんずり」、沖縄の島唐辛子を泡盛に漬け込んだ「コーレグース」くらいでしょう。
 
 
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この回答へのお礼

なるほど。肉料理ですか。
とても参考になりました。
どうも有り難うございました。

お礼日時:2005/09/24 01:15

おっしゃっているのは唐辛子がポピュラーにならなかった理由ということですよね?



唐辛子は、ジャガイモやトマトと同じように南米から南ヨーロッパに伝わりました。
日本に入ってきた後に、韓国に伝わりました。

一応日本でも唐辛子を使う料理はあります。

決定的な違いは、日本が肉を食べなかった事ではないかと思います。
野菜だけの料理に唐辛子を入れるというのはちょっとイメージ湧きません。やはり肉系の料理に入れたいですよね。

あとは、冬の寒さ。極度に寒い寒波に覆われる中国や韓国では唐辛子で血液の循環をよくする必要があると思います。
同時に冬場のビタミンC不足も補えます。
中国でも山間部で冬場寒い四川料理に特に唐辛子が使われ、日本と血縁が深い上海ではあまり使われません。

あと、韓国では宮廷料理は日本と同じように薄味です。
非常に貧しい国でしたから、庶民が米と少しの辛い漬け物で食事をしていたと言う感じです。いまでも普通の人の食事は質素です。
ご飯と数種類の赤い漬け物類と、汁が一品という感じです。
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この回答へのお礼

有り難うございます。
とても参考になりました。

お礼日時:2005/09/24 01:17

激辛料理として唐辛子が伝わってきたのではなく


元々食以外に薬(薬効)として使われる事が多かったので
余りに辛い唐辛子は必要無かったのです
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この回答へのお礼

有り難うございました。
参考になりました。

お礼日時:2005/09/24 01:13

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