10年ぐらい前に本で見たパラドックスなのですがいまだに解答が分かりません。教えてもらえないでしょうか?

あるところにA(通貨ルナー)とB(通貨ファラ)という2つの国がありました。この国はとても仲がよく双方の国で通貨レートを100ルナー=100ファラと定めていました。ところがある日この2カ国は急に仲が悪くなりました。A国の王様は
「わが国では今後通貨レートを100ファラ=90ルナーとする」
と宣言しました。B国の王も負けずに
「わが国では今後通貨レートを100ルナー=90ファラとする」
といいました。
ここでこれに目をつけた一人の旅商人がいました。彼は100ルナーを持ってA国に行き10ルナーのパンを買ってお釣りを100ファラ札で受け取りました。そのままB国に行き、100ファラ札で10ファラのバターを買ってお釣りを100ルナー札で受けとりそのまま旅を続けました。
さて、ここでこのやり取りをよく見ると旅商人は初めのお金を持ったままパンとバターを手に入れています。また双方の店の帳簿上も正常につけられています。
ということは、誰がパンとバターのお金を払ったのでしょうか?

明らかにおかしいのは分かるのですが・・・何処がおかしいのかが分からないのです。

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A 回答 (9件)

 


  どうも分からない方がいるようなので、補足説明します。
 
  >通貨レートが2重になってしまっているところがおかしいんです。
 
  そうではないのです。通貨レートは普通変動します。通貨の交換が、変動にも拘わらず、基本的に無制限に可能である場合、変動のタイミングを合わせて、有価証券などを二つの国で、通貨をその場その場で変えて、売ったり買ったりすると、結果的に、巧妙な取引人は莫大な利益を手にします。
 
  この利益はどこから来ているのかというと、直接目に見える処では、損した、側の有価証券の売買者たちであるという風にも言えます。しかし、本当に損をしたのは、通貨レートが変動して、それに付け入れられた二つの国なのです。1997年か98年頃に起こったアジア通過危機がその典型です。
 
  このAとBでは、通貨レートの変動が、時間的にではなく、空間的に起こっているのです。そういうことがあっても、別におかしくないのですが、通貨レートに変動があれば、時間タイミングで儲けることができるように、この場合は、空間を移動することで、儲けることができたということです。Aで取り引きし、Bで取り引きし、という空間的な二つの取引が必要になるのです。そして、両通貨のあいだの交換が、その場のレートに応じて、制限なく行われるというのが条件で、そういう条件ができているのです。
 
  時間的なレート変動で、儲けた場合は、過程があるので、おかしく思えないと言うか、そういうことが起こるのが普通だとみんな思うので、おかしく思えないのです。同時的にレートが二重にある場合は、儲けが空間的に起こり、そんな例は普通ないので、奇妙に思えるというだけです。
 
  損をしているのは、A、B二つの国です。一人の旅商人ではなく、何万人ものこういう商人が往復して儲けを手に入れ、通貨ではなく、他の処でも価値ある、金銀とか、宝石とか、商品の形で、別の国に持って行ってしまうと、両国の経済の実質において、損がはっきりと出てきます。100万ルナー損をしたので、200万ルナー、通貨を発行すれば、100ルナー、国は儲かるというのは、国全体としての実質的な損得で言えば、何も変化がありません。「実質的な損得」というのは、レートが変化する通貨とは別にあるのです。
 
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この回答へのお礼

えらい古い回答のお礼かと思われますが・・・
回答ありがとうございます。

ありがとうございます。完全に理解できました。

お礼日時:2002/07/10 21:46

フォローです。



この話、面白いですねぇ~。
No.2の僕の回答は、あくまで、数学的に問題を見たときの回答です。
定義の認識を混乱させて答えを不思議に見せる手法のお話、に対してということで。

ところが経済の世界では、これがありえない話ではないとのこと!
ひょっとして、この話題の一番のパラドクスは「こういう事でも世界中で経済が支障なく動いてる」事だったりして...(^^ゞ
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この回答へのお礼

えらい古い回答のお礼かと思われますが・・・
回答ありがとうございます。

いや、一番のパラドクスはこんなことを考えている私たちかも^^;

お礼日時:2002/07/10 21:55

これは論理的なパラドックスではなく、経済学の問題ですね。



さて、王様達が実際にレートをこのように設定すると、なにが起こる
でしょうか。もし、AB両国の間を苦労無く行き来することができると
したら、次のような作業をすると儲けることができます。

(1)自分の国において、手持ちの自国通貨をすべて相手国の通貨に両替する。
(2)相手国に行き、再び自国通貨に両替して、自国に持ち帰る。

(1)(2)をひたすら繰り返せば、際限無く儲けることができるので、これに
気づいた人が皆行うようになります。(1)(2)とも現地の通貨を売って他国の
通貨を買う動きですから、それぞれの国で相手国の通貨は手に入りずらく
なり、王様の宣言を無視して相手国通貨の「実勢レート」は値上がりします。
そして、(1)(2)の作業をしても儲からなくなるようなある種の均衡状態に
速やかに到達することでしょう。両国とも「100ルナー=100ファラ」
といったレートになりましょうか。

こうしてみると、実勢レートを無視して(あるいは気づかずに)王様の
宣言通りのレートで取引してしまったパン屋とバター屋がそれぞれ損を
していることになります。王様がなんと言おうと、町中では実勢レート
しか通用しないのですから。
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この回答へのお礼

えらい古い回答のお礼かと思われますが・・・
回答ありがとうございます。

実際けんかしていますので行き来はどうなるかは不明ですがほっておくとレートは元に戻りますね。結局正直者は馬鹿を見る・・・

お礼日時:2002/07/10 21:54

皆さんの回答でほぼ理解されていると思いますが、ひとつ視点が抜けている様なので付け加えておきます。



「TK0318」さんの取引では、それぞれの国で外国のお金でおつりを貰っています。つまり、もともと有った外貨を売買による取引で清算しているわけです。本来お店の人が為替市場で相手国のレートによる清算をすれば良かったものを、自国のレートで清算したために、為替差益が旅商人に渡ってしまった訳です。従って、両国のお店の人が損をしたと考えるべきでしょう。

また、マクロに考えると、両国の外貨準備高が減っていますので、その補填をするとすれば、最終的に国庫が損をすることになるかも知れません。
つまり、見た目では誰も損をしていない様に見えますが、もともとの状態(外貨準備高を合わせた状態)に戻す時点で、為替差損が発生します。

「無限に儲けられるわけではないのです。」

以上
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この回答へのお礼

えらい古い回答のお礼かと思われますが・・・
回答ありがとうございます。

そういえばそれぞれの国には相手国の通貨が無限にあるわけではないのですよね。ということはそのうち相場のほうもおかしくなりますね。

お礼日時:2002/07/10 21:51

そもそも、


通貨レートが2重になってしまっているところがおかしいんです。
最初に持っていた100ルナーは
B国では90ファラですが、A国ではおよそ111ファラです。
この差額が「21ファラ」がパンとバターの値段です。

>誰がパンとバターのお金を払ったのでしょうか?
というのは、
「この差額は誰が払っているのか?」ということです。
誰も払っていませんから、答えは無いです。

基準がずれていたらおかしなことになる、ということの例ですね。
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この回答へのお礼

えらい古い回答のお礼かと思われますが・・・
回答ありがとうございます。

これは・・・ちょっとおかしいようです。
理由は6で語っていらっしゃいますので。

お礼日時:2002/07/10 21:45

 


  これは面白いので笑いが出てきました。
 
  これは、「パラドックス」というので、そう思えるので、パラソックスでも何でもありません。通貨と物価に差があると、必ず起こる普通のことです。つまり、AとBでは、10ファラにせよ、10ルナーにせよ、そのお金で買える商品の量が違うのです。通貨に対する、物価の違いと言っていいです。
 
  Aで10ファラで変えるパンの量と、Bで10ファラで変えるパンの量は違うのです。逆もまた言えます。そこで、この物価の差を利用して、旅商人は「儲けた」のです。誰が支払ったという問題ではありません。AとBで、国としての実質的な損得を計算すると、多分、両国で、損をしています。(最初の100ルナーをどうやって手に入れたかによって、損をした国が分かれる可能性があります)。
 
  もっと簡単な例で言いますと、A地域では、100円でパンが1キロ買える。B地域では物価が高く、パン1キロは200円する。そこで、Aで100円でパン1キロを買い、Bで売ると、200円になる、差額の100円はどこから出てきたのでしょうか? がパラドックスにならないと同様です。
 
  これをパラドックスと言っていると、株式で儲ける人や、商品売買で儲ける商人の儲けは、みなパラドックスだとなります。誰が損をするかが、比較的よく分かるので、おかしく思えないだけです。
 
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この回答へのお礼

えらい古い回答のお礼かと思われますが・・・
回答ありがとうございます。

そういえば物価の話はここには出てきていませんね。

お礼日時:2002/07/10 21:42

 実際にこういうことが日本国内で起こったと仮定すると、これは「有価証券で払った」ことになります。


 まあ、実際には両替できない問題なんかが発生して、実現不可能ですが。

 たとえば、店Aが店Bに対して「100円を払います」という約束証書を渡します。すると経済の世界では、実際には100円というお金はまだ店Aにあったとしても、この証書自体が100円の価値を持つことになってしまうんです。
 ですんで、店Bは店Cに、この証書自体を「お金の代わりとして」支払うことができます。
 当然、この時点で、本来100円であるべき流通額が、200円になってしまっています。

 こうして、存在しないお金がどんどん膨れていってしまったのが、先の「バブル経済」なわけです。
 実際には、中身のない有価証券が、実金銭の流通額の5倍にも跳ね上がっていたそうです。
 そんな経済状況だったんだから、これを思うとはじけてしまったのが当然であると納得できます(笑)

(←高校で経済学を少し習ったので経験者)
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この回答へのお礼

えらい古い回答のお礼かと思われますが・・・
回答ありがとうございます。

なるほど・・・
この場合も実際存在しないお金が店に・・・
みんなやると両方の国もえらいことに。

お礼日時:2002/07/10 21:41

設定条件の


> 「わが国では今後通貨レートを100ファラ=90ルナーとする」
> 「わが国では今後通貨レートを100ルナー=90ファラとする」
で、等号が成り立っていないからじゃないですか?
100ファラ=90ルナー=81ファラ
#逆でもいいけど
って数学的に成り立ちませんよね?それを成り立ったという前提で話を進めるからパラドックスになるんでは?

ちなみに、ホントにこういう制度になったら、パンとバターはそれぞれの国庫から外貨で支払った、ってのがオチなんでしょうかね(^^ゞ

すきだなぁ、こういう頭の体操。
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この回答へのお礼

えらい古い回答のお礼かと思われますが・・・
回答ありがとうございます。

相場でいくとそうなりますよね。

>国庫から外貨で・・・
そういう考えがありましたね。

お礼日時:2002/07/10 21:38

両替所でしょうが、そもそも両替出来ませんね。

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この回答へのお礼

えらい古い回答のお礼かと思われますが・・・
回答ありがとうございます。

いや両替できると仮定してです^^;

お礼日時:2002/07/10 21:37

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(3) 事実に反する結論であるにもかかわらず、それを導く論理的過程のうちに、その結論に反対する論拠を容易に示しがたい論法。

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Aベストアンサー

こんにちは、どうも。あんまりないんですけど、いくつか・・・


●「アキレスと亀」と同じく、Zenonのパラドクスですが

  飛ぶ矢のパラドクス:飛ぶ矢は、ある分割できない瞬間では移動できない。つまり静止している。

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●14世紀に、ルネッサンスの先鞭をつけたパリ派哲学者の一人、ビュリタン(Buridan)のパラドクスで

  ビュリタンのロバのパラドクス:2つの干し草の全く中央におかれたロバは、(迷って)どちらへも行けず餓死してしまう

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・・・・まともすぎて、パラドクスって感じがしないのが、ちょっとツマラナイですね。


●「悪魔」系だと
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 ・ラプラスの悪魔
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・・・・などなど、沢山あります。
 そして、ゼノンのパラドクスは、量子ゼノンパラドクス(効果)として、現実のものとして証明されることになる
・・・このあたりが、歴史の面白いところです。

こんにちは、どうも。あんまりないんですけど、いくつか・・・


●「アキレスと亀」と同じく、Zenonのパラドクスですが

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・・・・というのも、無限小を扱ったパラドクスです


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対して、平行ねじは好きな位置で止められる。
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ま、水道は圧力がさほど高くないので、何とかなる。

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プロは液体シールとシールテープを併用するとか?

理想は、テーパーねじですが、
恐らく、大昔から平行ねじなので、
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