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石灰は日本でも外国でも昔からよく使われてきた物質です。今は「せっかい」と読んでいますが元々の読み方は「いしばい」です。ある種の石を焼いて作るからです。お寺やお城の白い壁は石灰が材料です。地中海の風景写真に出てくる白い壁の家、全部石灰を使っているはずです。
石灰を辞書で引くとlimeとあります。石灰石はlimestone、生石灰はquicklime、・・・です。でもlimeは酢橘のような蜜柑科の果物です。果物ジュースの名前としても使われているので日本でも知られていると思います。どうして石灰と酢橘とが同じlimeなのでしょうか。何か歴史的な由来があるのでしょうか。たまたまなんでしょうか。
英語には石灰石を表す別のよく知られた言葉があります。Doverのchalkです。地学用語を作る時に果物と同じ名前ではなくよく知られたchalkから作ることも出来たはずです。多分石灰にはlimeでなければいけない必然性があったのでしょう。どなたかご存知の方がおられればお願いします。

A 回答 (1件)

手元のオンライン辞書 (Oxford American Dictionary) では、



石灰岩の方は、
ORIGIN Old English l?m, of Germanic origin; related to Dutch lijm, German Leim, also to loam .

果物の方は
ORIGIN mid 17th cent.: from French, from modern Proven?al limo, Spanish lima, from Arabic l?ma; compare with lemon .

となっています。まあ語源が違うけどたまたま同じスペルになった、とういことでしょうか。

蛇足ですが、この春、とある英語圏に出張にいった時、ちょど菜の花が満開だったので、現地人に名前を聞いたら Rape (seed) と言うんでちょっとびっくりしてしまいました。まあ、それに近い感じでしょうか。

この回答への補足

石灰の意味でlimeを用いる時、「いしばい」の意味は無いのでしょうね。でもイギリスでもchalkを焼いて作るのだと思います。loamは日本では関東ローム層という時のロームです。かなり石灰とは性状が異なります。間にまだかなりの距離がありそうですね。ドイツ語のleim、辞書で調べてみます。

補足日時:2006/07/28 08:33
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この回答へのお礼

語源は違うがたまたま同じ綴りになったというのも考えました。でも一番面白くない結果です。もっと理由があるのではと思って質問しました。でも片方はloamに関係し、もう一つはlemonに関係する。これは納得が行きます。有難うございました。蛇足ですが「ソーダライム」でどんなものを想像しますか。(1)ライムジュースに発泡剤としてソーダ(炭酸ナトリウム)を入れた物、(2)水酸化ナトリウムと水酸化カルシウムの混合物。こういう混乱も生じます。

お礼日時:2006/07/27 22:45

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