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製造間接費配賦差異から予算差異、操業度差異、単純個別原価計算、そして部門別原価計算を勉強しました。
が、現在何がなんだかさっぱり分からない状態です。
部門別原価計算のところの問題がほとんど出来ません。
基本的なところは出来てますが、TACのトレーニング問題集の部門別原価計算の製造間接費予定配賦のページの問題が何をいってるのかさえ
まったく分かりません。
???????です。
何を習得できてないのでしょうか・・
基準操業度とか予算データの年間直接作業時間とか、実際作業時間だとか問題によって
問題の出し方が千差万別で問題の傾向が分からないので解き方コツが掴めません。
やたら問題文が長いと用語がたくさん並び、数字もなんだか似たような類のものが並び、
与えられてる情報が多すぎ何をしたらいいのかさっぱり。。。
どうやってここを乗り越えたらいいでしょうか。
何かアドバイスお願いします。

A 回答 (2件)

自分も部門別計算のところでつまずいたことがあります。



正直自分的にはそれなり理解していたつもりだったのですが、単一配賦基準や複数配賦基準、予算額や実際額、予定配賦に実際額の集計と似たような名前が出てきて似たような計算を繰り返すため大まかには理解していたのですがどこの数字を使えばいいのかなどがわからなくなり混乱しました。

この単元に限ったことではないと思うのですが、ある程度理解できある程度計算もできるようになったのになんとなくしっくりこなかったり、ひねった問題が解けないような場合には、細かい部分の理解が不足している可能性があると思います。

闇雲にたくさん問題を解くなかで解決されることもありますが、問題が解けず解答を読んでもイマイチ理解できないような場合もあると思います。そのような時はもう一度改めてテキストに戻り再度インプットを行った上で(わかってる部分は確認程度でさらっと)、考えながら問題を解いていくと今までには持てなかった視点から問題がみれるようになると思います。

補助部門の具体的な話ですが、質問者様がどのあたりが理解できていないのかはっきりとわからないので、自分のつまづいた経験をもとにいくらか書かせて頂きます。

(1)まず、すでに頭に入ってらっしゃるかもしれませんが、勘定連絡図をしっかりイメージできるようにしてください。

(2)部門別の製造間接費の予定配賦の計算問題は『予定配賦額の計算』『実際額の集計』『各部門の差異分析』が解答すべき事項になると思われます。以下のことを勘定連絡図をみながら確認してみてください。

(1)予定配賦

これは製造部門(の貸方)から仕掛品(の借方)への配賦と補助部門費(貸方)から製造部門(の借方)への配賦という二つがあります。

(2)実際発生額

これは製造部門、補助部門ともに借方に集計されます。補助部門の実際発生額は部門固有費(部門個別費+部門共通費)の実際発生額がそのまま借方に集計されるだけですが、製造部門の実際発生額は製造部門の部門固有費と補助部門(の貸方)から配賦されてきた額から構成されます。勿論部門固有費については実際額で集計されますが、補助部門(の貸方)から配賦された部分はどの配賦基準(複数配賦基準法、単一基準配賦法)もしくはどの額(実際発生額、予算額、予算許容額)を配賦するかによって金額が異なります。

(3)予定配賦(追記)

補助部門と製造部門の勘定のうち、製造部門から仕掛品への配賦以外は(1)(2)の事柄から埋めることができると思います。
先ほども触れましたが、製造部門は製造部門の部門固有費と補助部門から配賦された額で費用が構成されるため、予定配賦する場合にも補助部門費を考慮して配賦率をだします。“予定”配賦率をだすのですから使うのは製造部門固有費、補助部門費ともに予算額です。予算の製造部門費に予算の補助部門費を予定の基準で配賦した額を足して基準操業度で割ることによって求められます。

(4)差異分析

これはシュラッター=シュラッターの図が書ければ基本的にできると思います。注意点としては補助部門の場合どの額(実際額、予定額、予算許容額)を配賦するかによって残る差異が変わるということです。実際額と配賦額とを比較するため、実際額を配賦した場合は差異が残りません。許容額の場合は予算差異のみが残り、予算額の場合製造部門と同じです。図の中でどことどこを比べているのかを把握してみるといいと思います。

(5)その他

各部門ごとに基準操業度の配賦基準(機械基準や直接作業時間基準など)がちが違う場合には、間違った基準を使わないように注意してください。補助部門費の配賦方法(直接配賦法、相互配賦法など)については触れませんでしたが、上に追加して整理してみてください。

わかりにくいかもしれませんが、少しでも参考になれば幸いです。

勉強がんばってください。

この回答への補足

非常に丁寧に詳しく解答ありがとうございます。
あとでまた来ます!

補足日時:2007/05/14 09:27
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原価計算の問題の解き方としては、まず問題文をいきなり読むのではなくざっと眺めることで解き方の手順を考えます(30秒から1分ぐらい)。

このときに解き方の手順が全くイメージできなければ力技で問いていくしかなく大きな時間ロスとなります。
実際、問題を解いている最中に一体自分が何をやっているのかわからない状態になったら何回も問題文を読み返してしまってさらに混乱を招きなかなか進まなくなります。
それを避けるためには問題を見た瞬間に問題文を読まなくても資料やデータの与えられかたから大体のおおまかな流れが推測できる域に達するまで機械的でもいいのでひたすら電卓をたたいて問題を解きまくることをお勧めします。正直自分も最初のほうは予算差異、操業度差異、能率差異が何なのかよく分からないままにただひたすら早く解けるようになるために、かなり機械的に問題集を反復的に解いていました。
これは簿記とか法人税法とかの計算科目全般に言えることですが、とりあえず計算ができるようになれば理論を学ぶ際にも自然に頭に入ってくるというのが自分自身の経験からいえることです。簿記では例えば税効果会計について最初理論から入ったときは何を言っているのか、また何のために必要なのかさっぱり意味が分からなかったけど、とりあえず計算問題が解けるようになったという段階で再び理論に戻ったとき頭の中が自然と整理されていったという経験もありました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
諦めモードでしたが読ませていただきます。

お礼日時:2007/05/14 09:29

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