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1・たとえば極端な話、雷に撃たれた人や、もう少し身近なところで言うと、スタンガンをくらって
失神、痙攣状態になってしまった人が近くにいた場合、その場でできる応急処置ってなんでしょうか?
「安静にさせる」とか「水をかける」とか、教えてください。

2・以前テレビで、「雷に撃たれたが、体に貴金属をつけていたため、そちらに電流が流れて助かった」
という人がいましたが、それはスタンガンでも言えることでしょうか?
スタンガンも、貴金属を体につけていれば効果が和らぐ、ということはありえますでしょうか?

2の質問は少し医療とは離れた質問ですので、1だけわかるというかたも、回答お願いします。

A 回答 (2件)

>スタンガンをくらって失神、痙攣状態になってしまった人が


>近くにいた場合、その場でできる応急処置

一般のCPR(心肺蘇生法)をしてください。
感電の場合は、まず傷病者を電撃から離します。
(素手で触れて二次感電しそうな場合は、絶縁物を介して触れる、蹴る、引き剥がす)
その後、CPRです。

他回答で「AEDの適用はありません」とありますが、必ず持ってきてください。
【心停止】とは心静止(脈が触れない、心電図は平坦な状態)のほかに、無脈性心室頻拍と心室細動(脈は触れないが心電図は解析可)という状態があり、後者2つは除細動のみが有効です。
電気工事の現場にいる方は医療者よりもよくご存知ですが、感電初期ではこの「心室細動」状態になる率が高いのです。そのままほっておくと心静止に移行してしまいますので、見つけたらすぐにCPRを開始しなくてはなりません。

>スタンガンも、貴金属を体につけていれば効果が和らぐ、ということはありえますでしょうか?

スタンガンは雷と比べて流れる電流がごく小さいので、金属の有無が大きな差になることはないと思います。
そもそも貴金属を身につけることで雷のショックを抑えられたのはごくごくまれなケースなので、これは最初から期待しないほうがよいです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2007/05/28 21:45

こんにちは。



電流被害で最初にしなければいけないのは通電の確認・除去です。
雷やスタンガンならいいのですが、電線や家庭内電気器具での感電ではこれが不可欠です。

その次に、心拍と呼吸の確認です。
心拍が確認できなければ直ちに人工呼吸&心マッサージを開始します。
この判断は秒を要する事ですので、ためらってはいけません。
なお、近頃、AEDという蘇生機材が普及してますが、この場合はAEDの適用はありません。直ちに人工呼吸&心マッサージです。
スタンガン被害も同じです。


心停止では心電図が現れないので解析できずAEDは原理的に使えませんから。
先日も学校の部活で、ボールを胸に直撃して心肺蘇生をやらずに死亡したニュースが流れてましたが、AEDの普及により、用手法心肺蘇生が軽視されているのは大変な問題です。


心拍・呼吸が確認できれば、嘔吐による窒息を避ける為の体位(横臥位で上の足を前に持ってくる)で救急車を待ちます。

意識がある場合は、嘔吐に気をつけて一番楽な体位を取らせます。

・・・とまあ、普通のけが人や病人と変わるところはないです。
唯一、厳重注意なのが、先のAEDの使用はありえない事ですね。

スタンガンが金属の着用で…ですが、電流がスタンガンの電極の間を走るので、その金属まで回り道をする事はあり得ません。
スタンガンの正面に金属があってショートさせる場合以外は全く効果はないでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2007/05/28 21:44

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