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経費について教えてください。旅費交通費を得意先に請求できるのですが、実際の宿泊費が6000円で、得意先とは一律10000円という契約を交わしているため、得意先には宿泊費10000円を支払っていただくことになります。

このとき、仕訳としては、
旅費交通費6000円/現金6000円
立替金6000円/旅費交通費
となり、
得意先から入金があると、
普通預金10000円/立替金6000円
・・・・・・・・・・・・・・/○○4000円
となると思うのですが、この○○の項目は何にすべきでしょうか?雑収入が適当でしょうか・・?

A 回答 (10件)

既に種々の回答が出ており、私が加わると質問者が混乱されるかもしれませんが、何かの参考になればと思い、書くことにしました。



◆会計としてはどう扱うべきか。

企業活動を素直に、自然体で表現するのが良い会計です。

この場合、契約内容から考えて、立替えた旅費の清算とするのが自然な考え方です。その差額は、立替旅費の方が多ければ雑損、少なければ雑収入です。得意先から入金の全額を雑収入にするのは不自然です。(立替旅費を御社の旅費交通費にするのも不自然です)

まして、得意先からの入金を売上にするのは無理があります。御社の定款に照らせば、得意先から頂く旅費交通費が営業収益(売上)であるはずがありません。営業外収益(雑収入など)です。

◆法人税法上は、
(1)得意先からの入金を売上、立替旅費を御社の旅費交通費にする。
(2)得意先からの入金を雑収入、立替旅費を雑損にする。
(3)得意先からの入金と立替旅費との差額を、雑収入または雑損にする。
どの方法もOKです。

◆消費税法上は、
前記の(1)、(2)、(3)の売上と雑収入を課税売上に、旅費交通費と雑損を課税仕入にすればOKです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
自分の考え方が真っ向から否定されたり、支持されたり、この世界はいろいろですね。
税理士さんも考え方が異なったり、税務調査の調査官さえも考え方が異なったりなんてこともありえそうですね。

お礼日時:2007/06/27 22:43

旅費交通費を2本の仕訳で相殺する方法は、「立替金」という勘定科目を使わないだけで、仕訳の性質は立替と変わりありませんよね。

そうであれば、同じことです。

なお、売上計上とするか否かは、税法上も非課税売上割合の問題や消費税納税義務の問題に関わってくるため、これらの問題を軽視できない状況下にあれば、きちんと選択する必要がありましょう。

また、収益とするのか否か、また収益にするとして売上になるのか雑収入等の営業外収益になるのかは、損益計算書の表示に関わってくるため、1万円の収入が頻繁にあって年間合計額が大きくなるようであれば、やはり的確に選択すべきといえます。

いずれにしても、解釈により売上処理・立替処理のいずれもあり得ると思われますので、皆さんの投稿から明らかになっている、それぞれの利点欠点やリスクを勘案してお決めになってはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
いろいろな解釈があり、今回非常に勉強になりました。
物事の性質、定款の記載、金額の大きさ、税金の問題など、総合的に複雑に絡み合っていることが分かりました。
よく吟味していきたいと思います。

お礼日時:2007/07/02 13:25

契約と定款について、若干のコメントをいたします。



tagajouさんが得意先と交わした契約は、実際に立て替えた額とは無関係に一律に支給される契約ですから、立替そのものとは異なります。したがって、これを立替処理するには、契約とは別途の理由付けが必要になろうかと思われます。

売上計上を定款の目的の範囲に限るという考え方は、現在では維持し難くなっているものと思われます。
なぜかというと、現在は、およそ会社経営に必要な事業活動が定款の目的であると解する考え方が、有力になっているからです。この場合、定款に必ずといっていいほど記載されている「その他」条項を重視することになります。
そして、現在の有力説からいえば、定款の目的は会社経営に必要なあらゆる事業活動となりますから、収入の大半を売上に計上しなければなりません。これは、簿記会計からはちょっと受け入れ難いと思われます。
そのため、定款の目的で売上を決める考え方は、現在ではちょっと難しくなっているものと考えられます。誤解を恐れずに書けば、古い考え方になりつつあるということです。

なお、売上計上をお勧めするのは、1万円も契約による収入であり、作業にリンクして受け取る収益、すなわち営業に密接に関わる収益と考えられるからです。

この回答への補足

ありがとうございました。定款の「その他」に該当するというのは確かに言われてみればそういう気もします。
先にも述べさせていただきましたが、
旅費交通費6000円/現金6000円
としておいて、入金があったら仕訳を逆にして、
現金6000円/旅費交通費6000円
普通預金10000円/現金6000円・・・振込入金に変換
XXXXXXXXXXXXX/雑収入4000円
というのはいかがでしょうか。
こうすると、相殺できて売上でもなく立替金でもなく、処理できると思いましたが。。。

補足日時:2007/06/28 11:32
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以前、講師を務めてくださる技術者の方への謝礼をお支払する時、


先方の仕訳を考えてみました。
技術講習のための経費は全部こちら持ちですから、
旅費は文字通り立替えて下さってる訳です。

上乗せした額について、
講師の方に直接お支払する時は源泉徴収票をお渡ししていました。
会社を通した場合、
おそらく、#2のような仕訳になっているだろうと判断しました。
(出張旅費は別途支給)

謝礼は営業(外)収益と言うには額も小さく、雑収入(課税)で受けても良いかなと。


みんなで色んな角度から検討するのも多少意義のあることと思いますが、
#1さんが大御所のmukaiyamaさんと確認せず、無邪気に応えて<(_ _)>
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
人によって判断が異なってきたりして、なかなか経理は難しいですね。
いろいろな回答をしていただくので非常に勉強になります。

お礼日時:2007/06/27 16:33

ご質問の趣旨が、税務会計なのか企業会計に関する質問かによって回答が異なる


かと思われます。

まず、企業会計の話であれば、
会社会計原則に従う事になります。会計原則がなければ簿記原則に従います。
  旅費交通費/現金 で費用処理
  現金/売上    で入金処理
     上記を別々の取引として記帳するのが妥当と思われます。
   ※売上は定款に定められた売上品目と解釈するのであれば、宿泊代を
    売上とすることに問題がある事になります。この場合は雑収入に
    計上する事になります。
    宿泊代を売上と密接な関係にあると判断するのであれば、売上が
    相当であろうと思われます。

税務会計だけの話であれば
  立替金/現金  で出金処理
  現金/立替金
    /雑収入  で入金処理
     上記で処理を行っても、純額で益金処理していますので、極端に
     問題があるとは言えません。
   ※一般的に、所得への影響が少ないものは、税務調査時に指導を受ける
    可能性は極めて低いと思われます。
    所得に占める割合が高いのであれば、税理士又は税務署にご相談
    なさいますことをお奨めします。

よって、御社が求めるものが何であるかによって、選択が異なりますので
事情によって取捨選択してください。

個人的には、前者(支払は損金、入金は益金)をお奨めします。
これは、税法でも簿記の原則からでもありません。仮払金や立替金は個別管理
をして、発生以降、消滅までを管理しなければなりません。
(処理をしなければその勘定にずーっと残ります)
それに対して、損金処理と益金処理は、都度正しい処理をすればそれで終わり
です。(万が一入金がない場合でも、帳簿上P/L勘定は次の期に繰り越しませ
んから、管理する必要がありません)
と言う横着な理由からです。
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この回答へのお礼

詳しいご説明、誠にありがとうございました。
非常に参考になりました。確かに定款には旅費交通費を売り上げには歌っていないので、もともと売り上げにすることに違和感を感じていたいのかもしれません。

皆さんの意見を聞くうちに、こんな方法もあるのかと勝手に思いました。
旅費交通費6000円/現金6000円
としておいて、入金があったら仕訳を逆にして、
現金6000円/旅費交通費6000円
普通預金10000円/現金6000円・・・振込入金に変換
XXXXXXXXXXXXX/雑収入4000円
なんていうやり方もあるのでは、と勝手に思いましたがいかがでしょうか。
こうすると、相殺できて且つ立替金のような面倒な項目も発生せず、と思ってしまったのですが。

お礼日時:2007/06/27 16:26

>得意先の仕事を請け負っており、その経費をうちが立て替えた」という観点からすると、売上ではなく立替経費ということで「立替金」という仕訳でいいのかと思ったのですが…



おかしなことを言う人ですね。
買うほうにとっての経費は、売るほうから見れば売上です。
商売のイロハです。

とにかく、泊まったのはあなたでしょう。
お客さんが泊まったのをあなたが払ったのなら、立替金で良いですけどぜんぜん違う話でしょう。

いずれにしても、3番さんへも同じですが、他人の意見に聞く耳を持たないなら、ここで質問する意味がないと思います。
自分で結論を持っていて、同意を求めたいだけなら、どうぞ好きなようにしてください。
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この回答へのお礼

いろいろありがとうございました。

お礼日時:2007/06/27 13:22

>得意先とは契約書を交わしており、売り上げとは別に経費に関する覚書を…



それはそれで有効ですが、税務申告とは別物です。
立替金だの仮払金だのとすると、意図的な売上隠しと取られかねません。

このようなご質問をする段階で、開業間もない方かと想像しますが、いずれ売上が伸びてくれば、消費税に関し免税事業者か課税事業者か、本則課税か簡易課税かの判断に影響します。
税務署から突っ込まれないようご注意ください。

この回答への補足

経費は、得意先と当社との経理処理を簡素化するために、実費ではなく一律○円のような覚書を交わしました。
以前いた会社でも同じような処理をしておりました。売上隠しや消費税の対策ということではなく、単に経理の簡素化と経費は得意先が持つという理由でした。
前職でもこのようなやり方をしているので、他の会社でもたくさんこのようなことが行われていると思います。
別の質問コーナーでも、「経費立替は売り上げに計上する」という回答の方もいればそうしなくてもよい回答もありました。

当社の性質としては、アウトソーシング会社なので、「得意先の仕事を請け負っており、その経費をうちが立て替えた」という観点からすると、売上ではなく立替経費ということで「立替金」という仕訳でいいのかと思ったのですが、いかがでしょう?
(いろいろ補足して申し訳ありません)

補足日時:2007/06/27 09:21
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差額のみを収入に計上するのは、ちょっと厳しいように思います。

というのも、文字通りの立替ではないからです。

一律いくら、ということは、宿泊費がその額だとみなしているのですよね。これは、仕訳上、宿泊費そのものを受け取ったということにはなりません。宿泊費という名目で受け取ったことになります。つまり、実際の宿泊費と対応しているとは言えません。

覚書の表記はあくまでも当事者どうしの合意内容に過ぎず、一般に公正妥当と認められた仕訳を求められる簿記・税務の世界に対しては、今回の覚書は参考資料でしかありません。

そうすると、実際の宿泊費とは対応関係に無いのですから、実際の宿泊費を立替金として計上するのには、無理があるように思うのです。

したがって、1万円全額を売上計上せざるを得ないのではないかと思います。

なお、実費精算であれば、自分が泊まったものでも、問題なく立替処理できます。

この回答への補足

一律10000円という契約内容なのですが、今回はたまたま6000円であっても、12000円の宿泊しか予約できなければ、そこに宿泊し、得意先には10000円の請求をすることになります。
つまり、実費ではなく、一律とした方が得意先にとって簡素化できるというメリットがあるからで、経費削減や売上をごまかすわけではないのですが、それでも立替金は難しいでしょうか?
業務上、得意先の仕事をアウトソーシングとして引き受けているので、宿泊・交通費などの経費は、得意先の仕事を代理で当社が全うするための立替経費であるという観点なのですが・・・

補足日時:2007/06/27 09:30
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以下のような仕訳をすると思います。



旅費支払時

仮払金 6,000 / 現金 6,000

入金時

普通預金 10,000 / 仮払金 6,000
xxxxxxxxxxxxxxxxxxx雑収入 4,000
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この回答へのお礼

なるほど、仮払金にするという手もありますね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/26 23:36

ご自分が泊まったのですから、立替金などではありません。


お客さんからもらえるお金はすべて売上であり、宿泊費は経費として記帳します。
宿泊費も、商品の原価を構成する一部に過ぎません。

支払ったとき、
旅費交通費6,000円/現金6,000円

お客さんから入金があったとき、
普通預金10,000円/売上 (or売掛金) 10,000円

差額の 4,000円は所得となります。
商品と密接な関わりのあるお金ですから、雑収入などではありません。

この回答への補足

すみません、得意先とは契約書を交わしており、売り上げとは別に経費に関する覚書を結んでおり、当社の経費を売り上げとは別に請求できるシステムになっております。
なので、あえて売り上げではなく、経費としての立替をしていることになっております。
よって、売り上げではなくあくまでも立替なのですが、立て替えて返金があったときに差額が発生したら、雑収入か雑損失のどちらかで処理すると思っていたのですが・・・

補足日時:2007/06/26 22:43
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