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最近(でもないですが)「ジーニアス」や「ウィズダム」等、文法や語法に詳しく、文法書が要らないような辞書が増えていますが、そうなると、「英文法解説」や「ロイヤル英文法」などの役割は減っていきつつあるのでしょうか?また皆さんは、文法事項を調べるとき(個別の語法などは辞書でしょうが)、辞書と文法書のどちらで調べますか?両方を上手く使い分ける方法とかあったら教えて下さい。

A 回答 (3件)

私もジーニアスを使っていますが,文法事項の確認はあくまで文法書を使っています。


意味,不可算名詞か可算名詞かなどを調べるときは辞書で,文法がどうしてそうなのか調べるときは文法書で,例文を検索するときは,英辞郎や電子辞書で検索しています。
確かに辞書にも文法事項が載っていることがありますが,本当に文法事項の知識が必要な場合は,辞書では追いつかないと思われます。
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 「文法や語法に詳しく、文法書が要らないような辞書が増えています」とおっしゃいますが、それは、まったく載せていない辞書と比べての感想ではないでしょうか。

また、「英文法解説」や「ロイヤル英文法」などの役割が減っているようにみえるとしたら、それは、英語をたんなる「英会話」レベルとしてとらえている人が増えているためではないでしょうか。

 辞書に載っている説明は、あくまでも最低限の説明だけで、「副詞」とはどういう品詞なのか?を説明していません。あくまでも、その語だけの、たとえば、「hardly」と「not」との違いといった説明はしていないのです。

 英語辞書があくまでも、語の意義(意味・用法)だけ述べるもので、共通な使い方といったものを調べるには、やはり、文法書を引いて覚えた方がいいと思います。辞書の場合、ぎりぎりのスペースを使って説明しているために、わかりにくい面がありますね。

 同じ「副詞」でも、little, rarely, scarcely, seldomなどの語があり、それぞれ異なるようにみえる語を、使いこなすために、意味だけでなく、使い方といったものを調べるには、辞書では、どうしても限界があるのです。

 現在の英語辞書が本当に、文法まで述べようとしたら、2倍くらいの分量になるでしょうね。意味は英語辞書、使い方は文法書と使い分けた方がいいでしょう。

 ただ、英語をしゃべるだけの、英会話レベルの知識だけ得たい人には文法書は不要ですね。どうして、そういう語順をとるのか? を考えないで棒暗記するだけの英会話学校には、文法の説明はないはずです。
 
 まとめていえば、英語辞書は、個別的な(単語の)知識を覚えるのに使い、「副詞の使い方」といった普遍的な知識を得るために、文法書を引いてみるというやり方が望ましいと考えます。「否定の使い方」といった知識を得るには、英語辞書だけでは間に合いません。

 本当に英語の知識を得ようとする人は、文法書も読んでいるはずです。けっして、文法書がなくなることはないと思います。もっとも、30年前と同じ内容のままという、文法書もありますが。。。
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アメリカに住んで40年目になりました。

 何か私なりにお手伝いできるのではないかと思い書いています。

まず、文法と日本で呼ばれているものには、試験のために覚える必要があると感じさせるための試験文法と実際に英語を使うための(社会)文法と言うものが混じっていると言う事実を知る必要があると思います。

ここのある常連知識人の言葉を引用させていただきます。

>英語のための英語の勉強ではなく、英語は自分の考えを伝えるための
ツールにすぎません。そろそろ、英語のための英語の勉強ではなく、やり取りする中身の勉強を心がける年代では。
>(中学3年+高校3年+大学4年 = 10年!これ以上、英語のための英語の勉強は不要では?いくらなんでも!という感じです。)

とおっしゃっているように、英語教育が実際に使えるように(試験に使えると言うことではなく自分の考えを伝えるために)急速に変わってきている時代です。 ただ学校での教育方法が実際に多くの日本人が持ちたい英語力の必要性への認識が遅れているのです。

だからこそ、試験文法への批判が高まっているわけですね。 

と言うことは、文法書自体が「英語を使えるようになるための文法」を重要視する文法説明書に変わってきているわけですね。

試験自体もこれからもどんどん進化が加速度的に変わっていくでしょう。 つまり、今までの文法書自体が変わっていくと言うことであり、英語学者になるための(それならまだいいのですが)文法知識は、試験のための文法学者さんだけがかじりついていくものは、削除されていくわけですね。

英語を使えるようになるための文法者が増えると言うことであり居間までの40年(100年かもしれませんね)も変わらない知識人と認められてきた文法書著者は生き残れない(当然と私は言うわけですが)わけです。

よって、(社会)文法書は絶対に必要となるわけです。 使えるようになるための文法は「文法書」に頼ることになります。

辞書も然りですね。 意味だけを羅列してきた英和辞書は使い物にならないと言う認識も増えていますね。 ニュアンスの違いを強調していくでしょうし、すなわち使える英語単語のフィーリングを説明したものとなるはずです。

この二つは英語を母語としない日本人にとって必要なものであり、日本人の英語力向上にはなくてはならなく、そして、日本人はもっともっとこれら両方をうまく使い分けて行くと思います。

文法書は使えるようになるための文法知識とその知識の使い方や応用法を知るために使い、辞書は単語やイディオムなどそのものの使い方や応用法を調べるものとして使うわけです。

そして、それに伴い、インターネットをふんだんに使って、実際にどのように使われているのかももっともっと重要視するでしょう。

使えるようになるための文法書は実際に使われている表現をもっともっと重要視することになり、たとえば、アメリカで毎日使われている表現を決して「アメリカ人は文法を知らない」とか「アメリカ英語は文法的に間違っている」と言うとんでもないコメントは出てこなくなるでしょうね。

なぜなら、日本人自体がもっと日本語として使われている表現を現実的に見るようになり国語文法にのっとって毎日表現しているわけではない、と言うことが更に認識されてきているからです。

これでお分かりになりましたでしょうか。 ご理解しにくいところがあったり追加質問がありましたらまた書いてください。 
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