「平成」を感じるもの

通例、まとめて「助動詞」として扱われている、
[ be going to ]についてなのですが。

Next year we are going to get married.
という英文について。

このような英文の場合、
Next year we are going [to get married.]
という風に、
goingは自動詞goの進行形であり、
それに副詞的な不定詞が続いている、
と考えるべきなんでしょうか、

それとも、
Next year we are [going to get married.]
という風に、
形容詞goingに副詞的な不定詞が続いている、
と考えるべきなんでしょうか。

私はなんとなく、
Next year we are gonna get married.
と書き換えられることから、
形容詞っぽいと思っていたのですが・・
是非ご教授ください。

A 回答 (4件)

Gです。

 こんにちは!! 私なりに書いてみますね。

まず、文法とは「誰でも持っている解釈権利であり、文法学者さんだけのものではない」と言う事実をちゃんとお持ちであるように感じましたので書きやすいと感じました。

つまり、文章の解釈は「理屈さえ合えば」誰でも唱える事ができるものだ、と言うであり、文法学者さんたちが洗脳しようとする絶対的なものでは決してない、と言う事なのです。 

参考書にそう書いてあったから、ネットでそう言っている、自称文法学者だから、一般的知られている解釈だから、と言うようなものは絶対的なものではないと言うことですね。

>Next year we are going [to get married.]という風に、goingは自動詞goの進行形であり、それに副詞的な不定詞が続いている、と考えるべきなんでしょうか、それとも、Next year we are [going to get married.]という風に形容詞goingに副詞的な不定詞が続いている、と考えるべきなんでしょうか。

going nutsなどの表現で使われている「~になる」と言うフィーリング表現を応用したもの、つまり、

1)to get marriedと言う状況になる、と言う解釈もできるわけですし、

2)have to, ought to, BE to be about toと同じように、be going toと言う「助動詞(と呼ぶように誰かが決めようとしている)」に動詞の原形がきたもの、とする解釈も出来ますし、

we go to get married と言う表現をしないことからこのgoingが形容詞になっていると解釈も出来ますし、(we are happy to get marriedと同じ構文で、goingがなりつつある、と言う意味の形容詞)だとしても言い訳です。 辞書にそんな意味が書かれていない、といっても理由にならないですね)

おっしゃるとおりの解釈も出来るわけです。 解釈に過ぎないのです。

現実的には、どう解釈しようと、この文章の意味合いは変わらないのです。

品詞分けしようとするのは、解釈を「文法的に」「見せる」為の「方便」に過ぎないと言うことでもあるのです。

だからといって自分なりの解釈を持つ事が悪いと言うことでは決してありません。 そして、ある程度きちんとした解釈を持っていれば誰もそれが間違いだとはいえないでしょう。

今までの文法は「誰も批判しなかった時代に出来たもの」なのです。 それを普遍的に正しいものととしてこだわるか、違う視点から見たより科学的な再観察による結論として新しい学説とするか、または私のように「こだわるな」と言うのか、などの観念の持ち方にもよるでしょうね。

しかし、ここまで英語に接する人が多くなると、今までの学校文法的解釈に「突っ込める隙間がたくさん」ある事に気が付く時代になってきたのです。

助動詞とは、と言う一つの用語でさえ「一つの単語」と言う観念が崩れてきているわけですね。

そして、このbe going toが助動詞とすると今度は、じゃ他の状況変化を示している進行形はすべて助動詞と考えてもいいじゃんか、と言う突っ込みも出来るようになってしまいます。 つまり、不定詞の動詞が主題となってしまう、と言うことになるわけです。

そして、この進行形の他に、前置詞と呼ばれてきた単語とのつながりを重要視して、be at to, be off to, be on to, be out to, be in to、be about to(さすがbe to toは違いますが)などの表現が文法社会に大きな波紋を散らす事にもなるわけです。 これらの前置詞を副詞とするか、形容詞とするか、それとも一塊にして助動詞とするか、それとも、今までどうり熟語・イディオムとしてしまって文法外に入れてしまうのか、人それぞれに解釈が出来る英語力を持った日本人が増えれば増えるほど学校文法に疑問の念を持つようになってしまうわけです。 (既になっていると私は感じていますし、それを促進している私がいる事もわかっているつもりです)

品詞わけ作業の価値がどんどん下がってきているのも事実だと言われるのは仕方ない事だと思います。 事実、文章の意味がわかるから品詞わけが出来、意味がわからない文章であれば品詞分けは出来ないと言う事実を説明できる文法学者さんたちはいないのです。 文章の意味がわからない初学者が一生懸命英語を身につけようとしているところに、つまり、意味の難しい単語が出てきて文章の意味を理解できない文法学者さんと同じレベルで、どうやって品詞分けが出来るのでしょうか。 そして、その価値は? となってしまうわけです。

私自身は、BE動詞の後の形容詞としての役割をしていると言う考えは個人的に持っています。

そして、その解釈と上に述べた品詞わけについての考えは私個人のものであって誰にも間違っているとはいえないでしょう。 しかしそれを他の人に押し付けると言うことであれば私自身間違っていると思い持っていますし、明らかに間違った事(誰も使おうとしない表現を正しいものとして断言するような事)を押し付けている事も間違っていると思いますし、正しいかどうか判断できない初学者の方たちにその明らかに間違った事を教えている事はまずいと思います。

参考になりましたでしょうか。 お分かりにくいところがありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。

この回答への補足

皆さん、ご回答くださり、
ありがとうございます。
(確か、「補足」の場合は、回答者全員に届くときいたのですが・・

皆さんのご意見、
すべて勉強になりました。
自分の意見も、変わった部分もあります。

皆さんに失礼にならないよう、
少し考えを再整理してみます。
お礼はもう少し待ってください。

できれば皆さんの回答に対して、
共通する「芯」のあるようなお礼にしたいです。
勿論、その際のお礼が変な意見だったら、
ビシビシ指摘していただければ幸いです。

補足日時:2007/12/27 17:27
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この回答へのお礼

ご回答くださり、ありがとうございます。
言いたかったことがストレートに伝わったことが、
素直にうれしいです。

他の方のお礼にも同じようなことを書きましたが、
上記の英文をあくまでも統語論的に解釈すれば、
Next year we are going [to get married.]
しか正しくないということになると思います。

しかし、こういう解釈しか正しくない、といわれると、
それはやはり違うのではないかと思ってしまいます。
なんとなれば、現実の英語の使われ方には、
文法的には「間違っている」英文があまりに多いからです。

勿論専門家の方からみれば、
それらを「正しくない」というのは簡単です。
しかし、そう切り捨ててしまう前に、
一度自分たちの英語というものも見直してほしいと思います。

私は決して統語論的な解釈を否定するつもりはありません。
しかし、一つの英文に複数の解釈があるのも事実だと思います。
せめて再解釈を許すくらいの「ゆるさ」は
必要なのではないでしょうか。

お礼日時:2007/12/27 20:40

短縮形の存在(例:have to > hafta)と意味上・文法上のつながりを


密接にとらえないほうがよいでしょう。
He has gone. > He's gone.では主語+動詞が短縮形になっていますが、だからHe'sはgone の修飾語だとはいいませんね。
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この回答へのお礼

前回に引き続き回答くださり、
ありがとうございます。

>短縮形の存在(例:have to > hafta)と
意味上・文法上のつながりを
密接にとらえないほうがよいでしょう。

これがこの問題の肝だと思います。
見解が分かれるところかもしれませんが、
私自身の考えは、少し違います。

[have to ]などの解釈について
純粋に統語論的に考えれば、
She has [to finish the paper today.]
という風に考えるべきです。

これが[She hafta finish the paper today.]
という風に書き換えることは単なる短縮形ではなく、
本来目的語であったはずの不定詞句の部分が、
[have to]の一部として取り込まれ、
[hafta]と「再解釈」されたからではないでしょうか?

批判ではなく、意見としていっております。
悪意は全くありませんので、
ご了承ください。

お礼日時:2007/12/27 19:36

>goingは自動詞goの進行形であり、


ということです。
We are planning to go to Hawaii.
の planning が動詞であるのと同じです。未来への
行為の方向性を表わすことから、be going to の場合
は特別に句動詞としてセットになり、willと同じような
意味をもったものです。なので、形容詞ではありません。
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この回答へのお礼

回答いただき、ありがとうございます。
仰っておられることはよく分かります。

純粋に統語論的に考えれば、
Next year we are going [to get married.]
という切り方が最も妥当でしょう。

しかし、これがしばしば
Next year we are gonna get married.のように
[be gonna]と書き換えられるのは、
回答者様が仰っておられるように、
[be going to ]が実際上「助動詞」として
認識されているからだと思います。

突き詰めて考えれば、
この場合不定詞がどのように機能しているか、
という問題に還元できそうです。

お礼日時:2007/12/27 19:13

Next year we are going to get married.


という英文について。

【回答】
be going to do の基本的な意味は、すでにそうすると決まっていることなので、これから~するつもりだ という時に使う表現です


Next year we are going to get married.
を直訳すると、来年、私たちは結婚することに気持ちが向かっています となります。

意訳すると、来年、私たちは結婚するつもりです となります.

気持ちが go している と考えれば、この言い方も納得できます

この回答への補足

いえ、勿論英文の意味は分かります。
唯、going の扱いについて考えているところです。

>気持ちが go している と考えれば、この言い方も納得できます

と仰っているということは、
回答者様は、

goingは自動詞goの進行形であり、
それに副詞的な不定詞が続いている、
と考えておられるみたいですが・・・

こういう風に進行形である動詞も、
hafta, wanta のような形式をとるものなのでしょうか??

補足日時:2007/12/27 13:59
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