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簿記3級の勉強中です。
為替手形とはどのようなものか理解出来ているんですが、為替手形の仕訳問題になると問題の意味が理解できません。
申し訳ありませんが教えてください。

例えば、

春野商店に対する売掛代金として、春野商店振り出し、秋葉商店あて(同店引き受け済み)の為替手形\250,000
を春野商店より受け取った。

答え (借)受取手形 (貸)売掛金

文章全体が理解できません!!
次に、春野商店に対する売掛代金??
春野商店に対する買掛金というならまだしも、春野商店に対する売掛代金ってイメージがわかないし、おかしくない?
春野商店からの売掛代金ってこと?

春野商店振り出しって、春野商店が振出人?
こういう言い方なの?

秋葉商店あてのあてってなに??
名宛人という場合、秋葉商店あてっていう言い方になるの?
結局、振出人、受取人、名宛人の相関図がイメージできません。


為替手形の仕訳問題はすべてにおいてこんな感じです。

結論として、相関は
受取人(???)
振出人春野商店
名宛人秋葉商店ということなんでしょうか?

問題をよんで相関図まで理解しないと問題が解けないと思うんで理解しようと思っているんですが・・・
どう理解をしたらよいのか教えてください。お願いします。

A 回答 (2件)

こんにちは


>春野商店に対する買掛金というならまだしも、春野商店に対する
>売掛代金ってイメージがわかないし、おかしくない?

『~に対する売掛代金』という言葉に違和感をもっているのでしょうか?

春野商店に対する『売掛代金の回収として』・・・
というとイメージできませんか?
文章的に正しいか間違ってるかは専門家ではないのでわかりませんが、
言わんとすることは、春野商店に対する売掛金が減るってことです。

まず、為替手形のおさらいをしましょう。

【為替手形の相関図】

  ┌─────[振出人]───┐←────┐
  ↓為替手形            ↓支払を依頼 ↑引受
[受取人(指図人)] ←支払── [名宛人(支払人・引受人)]

約束手形は、受取人に対して『金何円お支払いいたします』という
「支払を約束する証券」ですが、
為替手形は、支払人に対して、受取人に『金何円をお支払いください』
と「支払を依頼する証券」です。

一般的には、支払を依頼する相手に対して売掛金、貸付金などの債権
が存在することが前提条件です。
支払理由がないのに引き受けてくれるはずありませんので・・

振出人 ‥ 為替手形を振り出し、"支払を依頼する人"
名宛人(支払人・引受人) ‥ 支払を引き受け、"支払をする人"
受取人(指図人) ‥ "支払を受ける人"

『支払を依頼する証券』ですから、支払人が名宛人になります。
「誰宛に依頼するのか」を考えればわかりますね。

ちなみに約束手形の場合は、『支払を約束する証券』ですから
受取人が名宛人になります。
「誰宛に約束するのか」を考えればわかりますね。
ここは紛らわしいので注意しましょう。

また、受取人を指図(指定)しないと誰宛に支払をするのかわかりま
せんので、受取人を指図(指定)します。
従って受取人を指図人と呼びます。

さて、問題を振り返って見ましょう。

>春野商店に対する売掛代金として、春野商店振り出し、秋葉商店あて
>(同店引き受け済み)の為替手形\250,000を春野商店より受け取った。

上記の文章から
『春野商店より受け取った。』 → 従って、受取人は自分です。
『春野商店に対する売掛代金として』
 → 売掛金の回収として、手形を受け取った訳です。

『春野商店振り出し』 ですから振出人は春野商店です。
『秋葉商店あて』 為替手形の場合、名宛人が支払人となります。

整理すると、春野商店は当社への買掛金の支払のために、兼ねてから
秋葉商店に対する売掛金を回収せずに、当社に支払うように依頼した
訳です。

秋葉商店 支払→ 春野商店 支払→ 当社 という流れを
どのみち、当社に支払うのだから、
秋葉商店 支払→ 当社 としている訳です。

  ┌────[春野商店]───┐←────┐
  │      振出人        │        │
  ↓為替手形            ↓支払を依頼 ↑引受
[ 当 社 ] ←──支払───[秋葉商店]
受取人(指図人)      名宛人(支払人・引受人)

振出人の仕訳(春野商店)
【借】買掛金※2  250,000 /【貸】売掛金※1  250,000

支払人の仕訳(秋葉商店)
【借】買掛金※1  250,000 /【貸】支払手形※3 250,000

受取人の仕訳(当社)
【借】受取手形※3 250,000 /【貸】売掛金※2  250,000

※1 春野商店(振出人)は、当社(受取人)に対する買掛金の支払の
   ため、秋葉商店(支払人)に対して当社に支払いするように依頼
   しています。
   その代わりに春野商店は売掛金を減少し、秋葉商店は買掛金を
   減少します。
   ※春野商店は秋葉商店に売掛金があるという前提は問題には
    書かれていませんが、何も指示がなければ売掛金があると
    判断します。

※2 当社は売掛金の回収として受取手形をもらっているので
   売掛金を減少します。
   春野商店は、買掛金を減少します。

※3 ※2で述べたように、当社は受取手形をもらっているので
   受取手形を増加します。
   支払を依頼された秋葉商店は、春野商店に対する買掛金の
   支払の『代わりに』当社に手形での支払義務が発生しますので
   支払手形を増加します。

以上、長くなりましたが不明な点があれば補足してください。
ご参考まで
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
プリントアウトして読んでました。
理解できました。
感謝します。

お礼日時:2009/01/28 17:01

悪いけど、「カワイイ!」って笑ってしまいました。

わかります、わかります、み~んな通る道ですよ。焦らないで落ち着いて。

売掛金のことですが、売り上げたさいの売掛金なら、普通借方になりますよね。なぜ貸方にあるのか? そう、この売掛金は「資産の減少」、つまり売掛金の回収を表しているんですね。売掛金を受取手形で回収したわけです。
で、春野商店は為替手形を出して、秋葉商店に引き受けさせた(名宛人にした。私のかわりに支払いなさい、という意味ですね。充当する売掛金があるんでしょう)んですね。そしてその為替手形を買掛金(こちらの売掛金)の支払いに当てたわけです。
こちらは受け取るだけだから、受取手形。
ややこしいけど(わざとですね)、為替手形を発行した人と受け取った(それを回した)人が同じ(春野商店)というだけのことです。

売掛金の回収として手形を受け取った人(わたし)
為替手形を振り出して受け取り、それを買掛金の支払いに当てた人(春野商店)
為替手形の名宛人になり(引き受け)、(べつの)買掛金と相殺で手形の支払いをする人(秋葉商店)
…と、三人(店)の相関関係になりますね。
三人分の仕訳を別々に考えてみたらわかりやすいですよ。

何回か数をこなすと慣れるので、落ち着いて下さい。
為替手形はつまづきやすいところだと思いますが、何度もやってると「よしよし、そう来たか、へへんだ、ひっかからないからね~」と面白くなりますよ。頑張ってください。
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