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It seemed too cruel to be true that Beethoven should cease to hear.
ベートーベンの耳が聞こえなくなるとは、残酷すぎて本当とは思えなかった。

この文の意味は分かるのですが、この「should」は何でしょうか?
なぜ必要なのでしょうか?

A 回答 (4件)

これはいわゆる should の特別用法です。



「It is ~ that S should ...」

~ の場所に、「(1) 必要・義務・当然 (2)以外性・悲しみ・驚き (3)残念・遺憾」
などをあらわす言葉が入る場合、that 節に should が入ることがあります。
(参考: 木村 明 「詳解 英文法」p256-258)

(1)のケースで should が使われるのは理解しやすいのですが、(2)(3)のケースには気をつける必要があります。「そんなこと本来ありえないのに!ひどい!」といった文面の時に使います(実は、一種の仮定法に由来する should です)。

ちなみに、「shall の過去形の should」という解釈は成り立ちません。仮にそうだとすると
「この文の話者がベートーベンを殺す予告をしていた」
という文章になってしまいます。

つまり、平叙文で一人称以外に shall が使われるときには「意思未来」の意味が入ってしまうのです。

例)
1.I shall die. 私は死ぬだろう。
2.You shall die. お前を(私が)殺してやる。
3.He shall die. 彼を(私が)殺してやる。
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#3 の訂正です。



> この文の話者がベートーベンを殺す予告をしていた

→ この文の話者がベートーベンの耳をつぶす予告をしていた
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newtonZさん、こんにちは。



>It seemed too cruel to be true that Beethoven should cease to hear.
ベートーベンの耳が聞こえなくなるとは、残酷すぎて本当とは思えなかった。

このshouldは、shallの直説法過去形だと思います。
・・・であろう、という意味。
seemedに対応して、過去形となっています。
Beetoven shall cease to hear とは、思えなかった、ということですね。
つまり、(今はまだ耳は聞こえるのだが、これから)ベートーベンの耳が聞こえなくなるであろうとは
とても残酷すぎて、本当だと思えなかった。

という感じだと思います。

同じような例として、

I said I should be home by nine.
私は、9時までにはもどるだろうと言った。
これも、said に対応して、shallがshouldになっています。
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seemed が過去形なので時制の一致でshouldに


なっているけど、本来の形はshall。
未来形の用法ですね。

「耳が聞こえなくなるとは」と書かれていますが
これは未来のことです。
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