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親族が入居している有料老人ホームで、隣室の入居者が居室内で転倒し
両大腿骨を骨折、即寝たきり状態になりました。
気をつけないといけないねと言っていた矢先、今度は本人がふらついて
冷蔵庫につかまったとたん冷蔵庫と共に転倒、両足を冷蔵庫に挟まれて
動けなくなり、やっとの思いで抜け出して電話で事務所に助けを求める
間かなりの時間を要したということです。
今後の対策として、施設に手すりと居室センサーの設置を求めましたが
手すりについては、廊下には全面的に設置しているものの、居室内では
押入れやトイレ等が邪魔になるため、自費で柱に簡易手すりをつける程
度のことしかできないとのこと。居室センサーは、新しい建物には設置
済みであるが、古い居室には後付けできないとのことでした。
考えてみると、高齢者の決定的な終末は転倒による骨折の場合が多く、
何とかそれを防ぐことが高齢者を支える施設と家族の使命と思います。
施設が自主的に設備の改善をしにくいのであれば、行政による規制で必
要な設備を整えさせることはできないのでしょうか。

A 回答 (2件)

これは難しい問題ですね。



転倒防止を徹底すれば身体拘束になりかねません
センサーや監視カメラを設置すればプライバシーの問題にまで発展する恐れもあります
常に管理されている…。
でも、言葉を変えれば監視されてる…

施設の基準で廊下幅も片側居室1.8m、両側居室2.7m以上
これだって、廊下を横断するのが危険なんですよね

部屋もバリアフリーで転倒防止していますが、バリアフリーに慣れると足を上げないで摺り足で歩かれます
敷物の数ミリ段差で転倒されます

更に高齢者は気持ちだけは「まだ自分の事は自分で出来る」と考えられます。

皆さんも同じでしょうが、子供には
「自分の事は自分でしなさい」
「人の世話にならないで、迷惑かけないようにしなさい」

こんな言葉で育ってきました。
高齢になっても自分の事は自分で…と、考えるのは普通でしょう。

施設だから転倒して、在宅だったら転倒しないのか
ヒントは空間ですね
狭い廊下の自宅
荷物があって通路も狭い自宅
転倒しそうになってふらついても手で支えることが出来た
寄りかかる事が出来た家から車いすでも通れる施設に移れば…

居室内の転倒防止の方策に家具を設置する方法があります
ただし、車椅子生活の方には不向きですが
歩くことが出来る方には検討の余地はあります

*介護職員の行動スペースを考え、緊急時の対応も含めて検討すると問題点は多いですが…
その上で家具の転倒防止も必要なので安易に出来ないことです。

矛盾が多い事は承知ですが
職員配置も限度があり、巡回を少しでも頻回に行うこと…

認知症が進行して、ご自分を失っていく中でどこまで出来るか、これからも考えて行こうと思っています。

施設から住まいへ
入所から入居の施設へ
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この回答へのお礼

丁寧なご回答有り難うございました。
<センサーや監視カメラを設置すればプライバシーの問題にまで
発展する恐れもあります>
→これはそのとおりで、実は肝心の本人も嫌がっています。
<更に高齢者は気持ちだけは「まだ自分の事は自分で出来る」と
考えられます>
→これは全くそのとおりです。ついこの間まで、あまり来なくて
 良いと言っていたくらいです。今では、いろいろ小さな用事を
 頼まれますが、これも本当は自分でできるという前提です。
<荷物があって通路も狭い自宅転倒しそうになってふらついても
 手で支えることが出来た>
→これもそのとおりで、今でも扉や下駄箱を手すりと同じように
 考えています。下駄箱はさすがに危ないので、やめるようにと
 言いました。しかし冷蔵庫は想定外で、現在固定する工事を手
 配しています。
<施設から住まいへ 入所から入居の施設へ>
→私は、この考えに賛成です。今までの住まいと同じように、家
 族や知人が行き来する住まい同様にできたらと思うのですが、
 何とも遠すぎるので、当面私一人で通っています。

お礼日時:2009/07/24 11:48

行政は無理ですね、施工されるまで何十年と掛かりますから

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