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近年のSPは当たり前のようにバイワイヤリング接続に対応していますが、
そもそもこの接続方法で、サウンドはどのように向上するのでしょうか?

ある程度の効果があるからこそ、バイワイヤリング接続対応のSPやアンプが製造されているのだとは思いますが、
他の掲示板では「音質は変わるが、上方によくなることはあまりない」との意見も目にしました。

そしてこの「音質が変わる」、ですが、具体的にどのように「変わる」のでしょうか?

一方「ノーマル接続」のままの方がサウンドの面で優れているところを教えて下さい。

A 回答 (4件)

バイワイヤリングを活かそうと思うならケーブル選びが重要になります。


まずアンプとスピーカーの特性をふまえた上でのケーブル選びになるのでかなり大変です。
そのあたりは千差万別なので割愛して、基本的には高音域用の細い導線を使ったケーブルと低音域用の太い導線を使ったケーブルを使用するのが一般的です。
ですが、これまた千差万別で自分の気に入った物に行き着くまでにはかなりの労力が必要になるでしょう。
オーディオを自作している知人に自作したケーブルを借りて聞き比べましたが、音の変化はわかるものの、比べれば比べるほど「何が正解か?」がわからなくなってきました。
私の結論としては「自分が気に入ったら他は見ないw」です。
どうしても隣の芝生は青く見えるものですし。
で、まとめると、
メリット:各機器の特性に合わせてケーブルで調整できる
デメリット:気に入ったケーブルを探すのが大変
こんなところでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
そのSPの「高域」・「低域」それぞれにあったケーブル選びですか。
確かに大変そうですね、。
しかしコアなオーディオ・ファンの方にとっては選択肢が増えて、
その分だけ楽しめそうな気がします。

お礼日時:2009/09/14 18:05

高音用のスピーカーと低音用のスピーカーを別々にならしてスピーカー同士の影響を無くすのが目的です。


スピーカーは磁石とコイルですので電気が流れて駆動するとスピーカー側で電力が発生します(逆起電力)
この電力は振幅の大きいウーハーで大きく高域用のスピーカーでは少ないです。
そうなると電力の大きいウーハーからの逆起電力に高域のスピーカーが影響を受けます。
それを解消するためにバイワイヤリングでそれぞれ別にアンプへ接続します。
そのためスピーカーの端子だけでなくネットワーク回路もそれぞれ独立しています。
アンプはA+B出力ではなくA、Bが独自のアンプ構成でバイワイヤリングに対応したアンプかスピーカーのそれぞれの入力にアンプが1台づつ必要です。
基本は同じアンプを2台構えて高域用と低域用としますが別々のアンプを使う方もいます。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
なるほど。ウーハーが大きく振動することで、余計な電気が発生する訳ですね。よく解りました。

お礼日時:2009/09/14 18:11

バイワイヤリング接続とバイアンプ接続の違いについては、以下のページを参照して下さい(たまに混同している人がいるので、念のため)。



http://www.dynavector.co.jp/lecture/biwiring.html

バイワイヤリングの効用については、手前味噌ですが、以下のQ&Aの回答No.3, 5で当方が説明しています。端的にいえば、ウーファーの逆起電力がツイーターに影響するのを少しでも防ぐ、ということです。

http://okwave.jp/qa3270275.html

>> 具体的にどのように「変わる」のでしょうか? //

音を言葉で言い表すこと自体が困難なので、「どのように」というのを説明するのは容易ではありません。敢えていうなら、明瞭さが向上するといえるでしょう。逆に、整理された音になるともいえるかもしれません。

その「他の掲示板」でも指摘されているように、その変化が必ずしも望ましいものとは受け取られないこともあります。たとえば、「明るい音」といえば聞こえは良いですが、歪みの多い音を「明るい音」だととらえることもあります。ある人にとっては「明るい音」でも、他の人にとっては「歪みの多い音」になるということです。

なお、「ある程度の効果があるからこそ、バイワイヤリング接続対応のSPやアンプが製造されている」とは限りません。ミドルクラス~ハイエンドのスピーカーでも、敢えてシングル接続しかできない構成のものも少なくありません。

これは、1つには帯域分割ネットワークの設計による差があります。上記のリンク先で描かれているように、ふつうのネットワークは低音用・高音用が別々に独立しています。これを並列型といったりしますが、対して、直列型といわれるネットワークもあり、低域用・高域用が分離できない構成になっています。

また、メーカーとしては「シングル接続で完成された音」として売っていて、バイワイヤにすることで、かえってメーカーが意図しない音になることを防ぎたい意図もあるでしょう。

ことほど左様に、「変わるには変わるが、それを言葉でどう表現するか、それを良いと判断するか悪いと判断するか」は、聞く人次第でいかようにも変わり得る、ということです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど。音の好みは個人差があり、バイワイヤリング接続を試してみないと分らない、ということですか。
再生する音楽のジャンルの好みでも違ってきそうですね。
もう一本ケーブルを購入して、実際に試してみようと思います。

お礼日時:2009/09/14 18:18

 バイワイヤリング方式は1976年に東芝社が出願した特許が事の起こりです。

ウーハーの大きな逆起電力をツイーターに影響しないよう、出力インピーダンスの小さなアンプのスピーカー端子まで、それぞれスピーカーケーブルで結ぶという発想です。
 1つのアンプでバイワイヤリング対応と言うアンプは無いと思いますが、スピーカーごとそれぞれアンプを準備するマルチアンプ方式は、上記した様な逆起電力の影響は受けなく出来ます。
 スピーカーケーブルに関しては、低音用、高音用に適したケーブルを選択する事で効果を上げる事が可能ですが、スピーカーのクロスオーバー周波数のところの繋ぎを上手くしないと、違和感のある音質に成ってしまう可能性があります。この意味ではケーブルに関する知識が必要と成りましょう。
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この回答へのお礼

hideo3さん ご回答有難うございます。
ツイーター・ケーブルの低音部分、ウーハー・ケーブルの高域部分
この交わるところに気をつけないと、ダボついて膨らみすぎたり、
隙間が空いて物足りなくなったり、とバランスがおかしくなる訳ですね。
紹介頂いたリンクでこの辺を勉強したいと思います。

お礼日時:2009/09/14 18:25

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