牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?

私は今、工学系の大学院に通っていて、研究室で研究を行っている修士2年です。大学院には進学したのですが、もともと研究がしたくて進学したわけではなく、大学院のほうが就職の際の選択肢が拡がるということや、工学部だとほとんどの人が大学院に進学するということで私もその流れで進学しました。それが原因かどうかわからないのですが、自分の研究に対して全く意欲が沸かず、1年半前から今までずっと我慢の日々でした。また、就職先に関しても、自分の専攻とは全く関係のない、学部卒でも入れるような会社への就職が決まりました。当然、研究室の准教授からも「大学院に来てまで、なんで専攻と関係のないところに入るんだ!!」と怒られました。私自身、研究はあまり興味がなく、准教授はあまり好きじゃなかったため『うるさいなあ、自分の進路だから関係ないじゃん』と内心では思いつつ、すいませんと謝りました。(一応その准教授は他の学生からはかなり人気があります。)
最近私の研究室の周りの学生を見ていると、みんな遅くまで残って実験していたり土日も学校に来ているというのを聞くと、よくこんなにも頑張れるなあと思います。私なんて遅くまで残ってまで勉強しようとしても全く頭が働かず、土日は学校を見るだけで憂鬱な気分になるので、土日に出かけるときはなるべく学校に近づかないようにしています。ちなみに私の研究室は例えば修論のノルマが他の研究室よりも2倍以上書かされたり、すごい形相で怒られた挙げ句、高い頻度でやり直しをさせられるなど他の研究室と比べてもかなり忙しく准教授も厳しいため、他の研究室がうらやましくなります。他の研究室から見ても私の研究室はかなり厳しいみたいです。

話はだいぶそれましたが、大学院に進学した人は、自分の研究に興味を持っているから、遅くまで残ったり、土日休みも惜しまずに実験を行うことができるのでしょうか?そして私のような考えをもっている人は稀なケースなんでしょうか?

A 回答 (10件)

 卒論などの研究を始める前から本当にそのテーマに興味を持っている人はおそらくほとんどいません。

研究を進める中で、興味がわいてくるものです。その結果(又は結果を期待して)、夜遅くまで実験をするのではないでしょうか。そのような人たちにつられたり、先生の厳しい指導(雰囲気?)により、夜も土日も研究している人も実際には非常に多く、彼らは苦痛を感じていると思います。何故なら、本質的に興味を持つことができていない状態の人だからです。自分に自信があれば、他の人が夜遅くまでやることは特に気にならないでしょう。
 昔は、たとえ興味がなくても、それなりに興味を持つべく努力すれば卒論や修論をこなせる人だけしか大学院にはいませんでしたが、この10-20年では興味を持つことさえ知らずに(ただただ就職のために)大学院に入り、その結果、苦痛を感じ耐えられない人が急増しています。その結果、鬱になったり、不登校になる人も急増しています。これは日本の大学院生があまりにも増えたため当然のことですが、せっかく大学院に入ったのだから興味がもてなくてもそれなりに修了する力だけは持ってほしいですね。その努力は企業に入ってからも、仕事をやれる人として評価される源になるのではないでしょうか。挫折は簡単です。でも将来のことを考えると、今与えられたことに挑戦してください。たった二年間ですから。ニートにならないためにもね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
まさに自分に当てはまるのが多くて驚きでした。

>せっかく大学院に入ったのだから興味がもてなくてもそれなりに修了する力だけは持ってほしいですね

そうですね。それが最もだと感じていてもなかなかやる気を出すのが大変です。私は以前までは研究に興味がなくても夜遅くまで残って勉強したり実験したりできていました。ただ最近は、卒業も近づいてきて、本格的にやらないと卒業できないって不安を抱えているのにもかかわらず、ちょっとしたことに取り組むだけでもかなりのエネルギーを使い、疲れが全く取れない状態が続いています。我慢の糸が切れてしまったのでしょうかね?
まあ、単に自分が甘えていて、これじゃあ社会に出てもやっていけないというのはわかっているんですけどねぇ・・・。本当に不安です。

お礼日時:2009/11/17 20:52

大学院生です。

お答えしますと、
>大学院に進学した人は、自分の研究に興味を持っているから、遅くまで残ったり、土日休みも惜しまずに実験を行うことができるのでしょうか?
興味を持って研究している人はいますが、土日をつぶしてまで熱中する人は少数だと思います。土日に実験スケジュールが被ったり、結果を急ぐ人が実験する感じでしょうか。研究は研究、土日はしっかり休むということです。

研究は辛抱の連続です。普段から楽しい訳ではなく、実験に思いっきり失敗して、今日一日なんだったんだ…と投げ出したくなることの連続の日々もあります。でもそんな中で思いがけない良い結果に恵まれると「これは世界中で自分しか知らないぞ」というものすごい感動があります。
この感動があるから止められないのが研究者です。
質問者様も修了まではがんばるという話ですが、先生の言われた通りに研究して結果を出すだけでなく、自分でふと思いついたことを少しやってみるなどして、修了されるまでにこの感動を一度は味わってみて欲しいと思います。

ノルマの件ですが、ノルマでもかけないと学生は大抵サボっちゃうので、厳しい研究室も悪いことばかりではないと思いますよ。
私の研究室は完全放置だったので当時は楽でしたが、もっと関連論文を読んどけば良かったなと後になって思いました。
たとえどんな道に進まれても、ノルマをこなすことが多いと思うので、準備運動だと思って取り組んでみてはいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
そうですね。卒論研究のときは先生がほとんど研究の方向性を示してくれたのですが、やはり最後に卒業論文を書き終えたときは感動しました。ちなみに卒業論文も他の研究室よりもかなり多く書かされました。
そして修士では先生は方向性は示さず、テーマ名などきっかけだけしか与えられなかったため、自分自身でやりたい実験を決めるといった感じでした。それでも実験につまづくと相当病みました。でもこういった苦労があるからこそ、ここであきらめずに最後まで頑張って修士論文を書き上げたときの感動は確かに大きいかもしれませんね。

お礼日時:2009/11/21 01:07

No.8です。



> はたしてこれから何十年も働いていけるのだろうか

そんなにロングスパンで考えなくてもいいと思いますよ。お金が必要なら、3年ぐらいは辛抱して勤めることができます。3年勤められれば、惰性でもう5年は行けます。計8年ちゃんと働いていると、子供ができたりします。子供がいると、もう10年ぐらいは辛抱できます。(ここまでで18年)。

18年後ともなると、そもそも会社が続いているかどうか分かりませんから、今から心配してもしょうのない事です。
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この回答へのお礼

度々ご回答ありがとうございます。
8年以内に子供どころか結婚すらできないかもというのはあります。そもそも今まで彼女がいたことがないもので。
まあそれはともかく、自分としてもなんとか大学院を修了して、会社でもできるだけ長く働けるように準備をしておきたいと思っております。

お礼日時:2009/11/21 01:00

貴方はお金が必要ですか?



大学院でくれるのは、学位です。俗に言う、「足の裏に付いた飯粒」(=「取っても喰えない」)。元々研究に興味が無いとしたら、学位なんかのためにやる気が出るわけありません。

でも、会社はお金をくれるんですよ。お金!=「貰えれば食える」! 少々興味のない仕事だって、やる気も出ようというものです。貧しきものは幸いなり。(お金持ちのご子息だったら、ごめんなさいね。)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
私は何度かアルバイト経験があるのですが、やはり報酬があるというのがわかっているとそれだけやる気は出るような気がします。ただ、社会人にもなるとそれだけ大きな責任を負うことになるため、こういった状況でそのまま社会人になったら、はたしてこれから何十年も働いていけるのだろうかと不安に感じています。

>(お金持ちのご子息だったら、ごめんなさいね。)

あいにく私の家庭は貧乏なほうだと思います。お小遣いも、家計がきついとかでもらったことがありません orz。それでも大学院にまで行かせてもらえているので、それくらいで不平不満なんていえる立場じゃないんですけどね。

お礼日時:2009/11/18 22:10

私の周りも質問者さんと同じです。



みんなが大学院に行くし、研究職は修士でないといけないから進学しました。周りでもそんな人が多く、純粋に研究がしたくて進学した人のほうが少数でした。
よく大学院に行くのは研究が好きだからと言われていますが、最近の就職を考えると、修士を出ないと研究職につけないから仕方なく進学する人も多いです。また、企業側も修士の人たちが会社で即戦力だなんて思っていませんから、専攻なんて関係ないです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
結構自分の考えが少数だと思っていたのですが、結構多いんですね。ただそれでも頑張っている学生が多いのを見ていると自分自身、情けなく感じています。

お礼日時:2009/11/17 20:41

#2です.


その准教授の先生は,昔ながらの「育て方」を標榜していますね.
でも,安心してください.
今は,採用する企業側に,院卒をそうやって育てられた研究者として
採用するなんてところはありません.
つまり,自分の専攻を活かせる,なんて就職内定を喜んでいても,
入社後は単なる歯車です.
結構意気込んでいても,がっかりする人が多いですよ.

あなたは専攻とは関係ないところで,一からやれるんだから,
気楽じゃないですか.
お前の専門だろ!なんて言われませんし,
がんばります!勉強します!って言っていれば,
まずは1年はやり過ごせます.

修了まであと数カ月,うまくしのいで修了してください.
精神的にまいっているからと言って,決してヤケになって
中退とかしないで下さいね.

繰り返しになりますが,自分を責めてはいけません.
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この回答へのお礼

たびたびご回答ありがとうございます。
前向きに発想転換しようと思えばできるものなんですね。私自身はいつも後ろ向きにしか物事を考えない傾向が強いので研究でも、それが災いしているのかもしれませんね。
ここまで来たからには、修了できるように頑張ります。

お礼日時:2009/11/17 01:31

>大学院に進学した人は、自分の研究に興味を持っているから、遅くまで残ったり、土日休みも惜しまずに実験を行うことができるのでしょうか?


している人もいますね、土曜日が潰れるのは結構あるみたいですが

>そして私のような考えをもっている人は稀なケースなんでしょうか?
決して稀なケースではないと思います

しかし、院に行くことはともかく、そんなにやる気がないならなんでその研究室にしたの? という気はします。まあ、色々な事情があったのかもしれませんが、本来ならば研究室を決める際に色々と情報収集をしておいて、やる気がないんだったら楽そうな研究室を選ぶべきだったと思います

とりあえず、卒業できそうなぐらいには研究しておいた方がいいかと思いますよ 


ちなみに、余計なお世話ですが就職する会社の情報は大丈夫ですか?轍を踏むようなことがないことを祈ります
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>そんなにやる気がないならなんでその研究室にしたの?

私は今までも「なんとなく雰囲気がよさそう」だとか「まあここでいいや」とか、自分の人生なのにすごくいい加減だったような気がします。今の研究室を選んだ理由も、なんとなく雰囲気がよさそうだとかいった理由です。確かに結構忙しいほうだとは聞いていたのですが、「まあそこまで忙しくないだろう」と研究室を甘く見ていたような気がします。実際研究室に入ってから、自分の研究室がいかに大変かということを思い知らされました。

>ちなみに、余計なお世話ですが就職する会社の情報は大丈夫ですか?轍を踏むようなことがないことを祈ります

それは私自身、最も心配していることであります。何か、このままだとすぐに会社を辞めそうな気がしていますし、それまでに生きていられるかどうかすらわかりません。ほんと情けない自分にうんざりしています。

とにかく今は卒業することだけ考えたいと思います。

お礼日時:2009/11/17 01:42

研究が面白くてたまらず寝食を忘れてやっている,という人は少ないと思います。

最初は多少面白いと思っても,そのうち義務的に取り組むようになるというか,「これを外したら学位もとれず,もう将来がなくなるんじゃないか」という強迫観念でやっていることが多いでしょう。あなたは,それから逃避したということです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>「これを外したら学位もとれず,・・・・逃避したということです。

確かに私自身、逃げたいという気持ちは持っています。正直逃げられるなら逃げたいのですが、私自身かなり心配性な性格な部分があるので、passersbyさんがおっしゃられているとおり、ここで卒業できなかったら将来もなく、飢え死にするのではないかという不安を感じてしまいます。したがって何とか我慢して最低限のことはやろうと、実験も平日はほぼ毎日やっております。ただ我慢の限界が来たのかどうかわからないのですが、以前のように自分の研究に関して、進んで勉強するといった意欲がかなり落ちていて、とにかく研究室にいるだけで気疲れしてしまう状態です。
まあ、軽い気持ちで大学院に入ろうとした自分に天罰が下ったのだと感じております。

お礼日時:2009/11/16 21:30

私も25年以上前の修士→のちに博士(社会人で).


当時の大学院への進学率は今とは違って,学部生の1割以下.
自分で言うのも変だけど,エリートというか,
おおかた,実験とか議論とか好きな連中ばかりでした.
自分の課題が明確で,なんとか解明してやろうという気でいました.
つい先日,ノーベル賞を取った人たちの学生時代,
研究室のテーブルを囲んで,黒板でいろいろ議論したという光景が
ありましたが,まさにそんな風に議論ばかりしてました.
それが,大学院の「○○特論」の授業でもありました.
(でも高尚な話ではなく,なんで実験を失敗したか・・・
なんで,この論文ではうまくいっているのかとか・・・)

話を元に戻します.
今は,進学率も高く,特論の授業も教室でやります.
ですから,受け身の人が増えても仕方ないと思います.
大学がテーマパーク化していると非難されていますが,
大学院もテーマパーク化しています.
(用意されたアトラクションに乗っていればいいのです)
そういう学生も経営のために取らざるを得ないのだから,
責任は大学にあります.
あなたは,自分を責める必要はありません.
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

>大学院もテーマパーク化しています.
>責任は大学にあります.あなたは,自分を責める必要はありません.

確かにそんな気はします。ただ、私の研究室の准教授は質問でも申し上げましたように厳しいですが、単に厳しいだけではありません。その教授の授業では学生自身にあるテーマについてプレゼンをしてもらうといった形式の授業です。一応選択授業なので、他の研究室の学生はあまりその教授の授業を取ろうとしません。そういった意味では、その准教授の研究室に所属していた人たちはほとんどの人が卒業する頃にはかなり成長しているみたいです。卒業したOBの先輩でも会社を辞めた人はいないみたいです。
そういった意味では、私自身は単に甘えているのかもしれません。ただ最近はやらなければならないことがわかっているのに、なかなか脳みそが言うことを聞いてくれず、精神的にもまいっている日々です。

お礼日時:2009/11/16 21:21

まぁ25年前だ。


研究室に同期の修士の学生が三人いた。
二人は今、教授になっている。一人は下宿で、学校にいつもいる、一人は自宅生だが、学校によく宿泊していた。一人は、朝助教授のモーニングコールで目覚めて昼頃、学校に行っていた。その助教授にモーニングコールされて、文系就職したの私です。
卒業させてやるから、実験をやり直せ。
と、言われたので、3月31日まで学校に行って実験していた。
誠意だな。
そんなのは、昔から。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

私はすぐにでも卒業してしまいたいです。ただ、3月31日まで実験って言われたらかえってやる気がおきなくなってしまうような気がします。誠意ですか・・・私自身、相当頑固なところがあるので、なかなか素直に誠意を示すことが難しいです。こんな自分の性格にうんざりしているんですけどね。

お礼日時:2009/11/16 21:12

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