見学に行くとしたら【天国】と【地獄】どっち?

修士論文は審査基準:不合格はありえますか?

私は生物系の国公立の大学院生で、修士課程2年です。

私は学部四年から今の研究室にいて、就活中以外は平日は毎日研究室にきて、真面目に実験に取り組んできました。しかし、就活に苦戦し、今年の夏ごろまで就活に没頭していて、今年に入ってからはなかなか研究に時間を割くことができませんでした。

私の実験の結果は先行研究と少し違っていたり、「こうなるはず」という予想からはほど遠いものばかりです。

私のテーマは博士課程の人が割り当てられてもよいような難しいテーマで、研究がなかなか進まないのは、それが原因かもしれません。

私は実験をしてもしても、よくわからない結果ばかりで、「~ということが分かった」みたいな研究ではなく、今のままだと「~かもしれないけど、よく分からない。ただし、-ではないうことが分かった。」みたいな研究になりそうです。

修士課程1年の時には学会発表もしていて、全く成果がないという訳ではありません。その発表も、「~ではない」という内容で、正直言ってあまりたいそうなものではありません。

私の実験の結果は、ほとんどが「~ではない」という結果で、「~~を明らかにした」というような研究ではありません。

ちなみに、就職は分野外のIT企業に決まっています。
そのため、研究をするのは人生で修士課程の今が最後です。

私のこのような実験結果でも修士課程修了することはできるのでしょうか?
よく「修士はとにかく修士論文提出すればOK」と聞くのですが、本当でしょうか?

私より簡単な研究テーマの同期や後輩が、〇〇というジャーナルに論文を出すとかちらほら言っていて、焦りしか感じていません。

修士なんて研究テーマ次第と聞くので、成果がない自分はテーマの問題かなと思っています、この考えは甘いのでしょうか?

就職先は決まっているので、なんとかして修了したいです。

ご回答のほど、よろしくお願いします。

修士論文合格のコツはありますか?

A 回答 (4件)

就職先が決まっていようと,審査会の主査と副査の3名くらいが合格点をくれなければ留年になるだけのことです。

なんだかんだ書いてありますが,大事なのは主査つまり指導教員との「ほうれんそう」です。毎週一回あるいは二週に一回は進捗状況を見せて打ち合わせをしなければ修論は完成しません。僕らは,卒論はそこまで期待はしませんが,修論は確実に学会論文集に投稿して受理されるレベルのテーマを設定して学生に研究をしてもらっています。相談しながら必ず完成するように,教員と一緒に努力するのが研究スタッフの一員である院生の仕事。まずは指導教員と相談をすべきです。ここでなんだかんだ書いても何も解決しません。
 実際に,修論で落ちた学生は30年間で一人いました。目標達成の努力を審査員が誰も評価しなかったからです。僕は,博士課程の論文博士ですが,一人だけ否にしたことがあります。達成度が50%未満だったから。また,論文博士で最初に論文を審査会に提出してから4年かかった人もいました。やはり中身のレベルと論文そのものの表現上の問題でした。大学院の審査会は厳しいのが原則です。
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>修士なんて研究テーマ次第と聞くので、成果がない自分はテーマの問題かなと思っています、この考えは甘いのでしょうか?



甘いとかいう話ではなくて、筋違いなだけです。

>私のテーマは博士課程の人が割り当てられてもよいような難しいテーマで、研究がなかなか進まないのは、それが原因かもしれません。

この考えが全く理解できません。

自分はMCもDCも同じ研究テーマを継続して行っていましたが、研究そのものの難易度は何も変わらず、違うことは自力でやるのか兵隊を使ってやるのかぐらいです(MC時代は研究室内の新規研究プロジェクトだったため上はいなかったので「自力」と書きましたが、たいていのMCの学生には上がいるので境遇はもうちょっと楽なはずです)。つまり、DCの学生はミニ研究チームのリーダー格としてリーダーシップを発揮することが求められるものなのであって、難易度の高いテーマに取り組むわけではないということです。会社で言えば主任や係長の仕事ですね。

これに対してMCの学生は、研究を管理する者の意図を汲み、状況を的確に報告し、時には自分の考えを述べるというメンバーシップを発揮することが求められます。会社で言えばエース級の平社員の仕事です。

>修士論文合格のコツはありますか?

No.2の方もおっしゃっていますが、要するにエース級の平社員の仕事ができれば学位をもらえるということです。ただ、質問文だけを見ると、このまま行動を何も変えないのであればかなり困難と言わざるを得ません。最低限、教授なり指導教員なりと今すぐ相談し、着地点を定めることです。
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No.2 です。

他研究室ですが,内定先が許してくれたからですけど,修論がまとまりそうもないので中退して,内定したところに就職した院生が1名いました。
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あなたの考えが甘いかどうかはなんとも言えません。

あなたの自己評価が妥当かどうかわからないからです。難しい研究というのも、あなたにとって難しいだけで、一般的にはそうでないかもしれません。就活中以外とか、平日は毎日とか言われても、就活の期間もわからないし、毎日と言っても何時間なのかもわからなければ、それが修士の学生として十分なのかどうかも評価できませんし、真面目にというのも曲者で、他人から見ればただ単にその場にいるだけで、中身のあることはしていないとか、まともなデータを出せずに、同じことを繰り返し、何も進展していないこともあります。もちろん、あながそうであると主張する気はありませんけど、最悪、そういうケースもあるので判断できないということです。

仮に、あなたの書いていることを真に受けるのであれば多くの教員は学位を出すでしょう。しかし、真に受けて良いかどうかは分かりませんし、あなたの実労時間もわからないし、その中身も分かりませんし、あなたの指導教員がその「多くの教員」に該当するかも分かりません。

まあ、現実問題として修士論文を提出すれば多くの場合、それでOKでしょうけど、指導教員が修士論文を出すことを認めないこともありますし、その意向に反して勝手に修士論文を出したのであれば審査に落ちるでしょう。もちろん、修士の学位を取る人が大部分でしょうけど、最近は取れない人も増えているように思います。いずれにせよ、あなたの疑問にある程度正確な回答を出せるのはあなたの研究室の人、特に指導教員ぐらいでしょう。
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