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ジーノイズもしくはハムノイズについてはQ&Aを参考にさせて頂いたのですが、表記のノイズについて質問させてください。
1年半程前に中国製アンプMC-10Lを購入、回路は http://nice.kaze.com/mc-10l_12.pdf を参考にさせて頂き3結化しました。中国製EL34-Bが高熱を発する(管壁温度190℃)のでMullard EL34に交換(同170℃)、さらに空冷化しほぼ納得できる音質で聴いていました。
半年程前から、左チャンネルに「ガサゴソ・ブツブツ」といった極微量のノイスが断続的に聞こえ始めました。ノイズは電源ON後10~20分程で発生するようでハムノイズではありません。
SP・出力管・プリ管をそれぞれ左右入れ換えてみましたが、ノイズはボリュームにも関係なく左からのみ出ます。出力管のみ抜いて電源を入れても無音です。
最近急にノイズの音量がSPから3m離れた位置でも聞こえる程に大きくなり、また電源ON後数分で発生するようになったので現在使用を中止しています。

ノイズの原因はどのようなことが考えられるでしょうか。

どなたかご指導の程よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

schematics(回路図)

http://nice.kaze.com/mc-10l_12.pdf 見てみました。
V1,V2関連のC・Rを1個ずつ交換して行って特定してください。
VRをMinにして出ているので100Kのグリッド抵抗は除外して良い。(VR-Minで短絡されても出ているので無関係)
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この回答へのお礼

私も同じ結論に達していました。

プラス、ハンダの当て直しを含めて時間をかけてトライしてみます。

今回はじめての投稿でしたが、ご回答いただいた皆様に心よりお礼申し上げます。
どうも有り難うございました。

お礼日時:2010/12/06 11:56

もとに戻す理由は原因では無い(ノイズ不変はともかく音量半減がおかしい)からです。

(国産品に交換等は本来の原因特定作業終了後に行う)
先述も下如く原因特定を明確にする為「効果無き処置は元に戻しておく」基本行動です。
以上、理解して下さい。

12AX7なら裏面から見て時計回り2と7がグリッドです。
グリッド抵抗等のリード線とグランドラインの短絡テストはクズ線等で簡単に出来ます。

短絡しても止まるブロックのグリッド抵抗、前段からのカップリングコンデンサー、前段プレート抵抗前段カソード抵抗・電解コンデンサー、前段グリッド抵抗等に原因があります。
また基板裏面で何かが起きている可能性もあります。

簡単なことから処置して行き、必要なら面倒なことも復元時等にも気を配りながら(メモ、マーキング)根気よく進めます。

熱・時間要素もある症状なので環境等も定性化する等工夫します。(場合によっては加温)
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元に戻してみてください。


状態が戻ったことを確認しその球のグリッドをグランドしてノイズが消えれば前段からのものです。
最初はこの様に先ず発生ブロックの特定を行ってから手を掛けて行きます。
まだブロックの特定が無いまま開始しますと作業自体に覚醒し結果的に無駄、余計なダメージを副産してしまいます。

Googleで [amp mc10l-2]キーイン、出てきた関連記事:http://amp8.com/vv-amp/foreign/mc-10l.htm

他にもありますのでチェックして下さい。

基板裏面の確認も必要、トラブルシューティングは原因は何でもありで臨む必要があります。そんな事は等、除外してしまうと回り道をしてしまうのでチェックの連続で詰めて行きます。

今回の報告は結果もおかしく元に戻して以上を参考に先ずブロックの特定を急いで下さい。
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この回答へのお礼

早速のご回答有り難うございます。いくつか不明な点がありますのでお教えください。

元に戻す理由は何でしょうか。購入後1年弱でトラブルが発生する製品なので、デバイスの一部を国産の信頼できるパーツに交換した上で原因が当該箇所にないことが分かった場合、製品の信頼性がより向上したと考えるのが妥当ではないでしょうか。
そうだとすれば元に戻す理由が理解できません。

<その球のグリッドをグランドしてノイズが消えれば前段からのものです。>とのご指摘は一般論としてはその通りだと思いますが、当該機種の場合具体的にはどのようすればよいでしょうか。
プリ管部の基板を外すには5箇所のコネクターを外す必要があります。その上でプリ管を挿したまま裏面を操作することは物理的に無理があります。グリッドをグランドするという目的を達成するためにはコネクター及びヒーター配線や電源部からのラインを一旦外さなければなりません。そうやってプリ管を挿し裏面を上向きにできたとしてもコネクターが接続できなくなりますし、外した配線を延長して再接続しなければなりません。前述しましたように普通のシャーシに組み立てられていればこんな面倒は一切ないのですが、うまくやる方法があるでしょうか。

http://amp8.com/vv-amp/foreign/mc-10l.htm は半年前に既に繰り返し拝見しました。今回コンデンサーを交換の際に、グランドラインの浮かせについても参考にさせて頂きました。ここに投稿させて頂く前に数多くのサイトを訪ね参考になるアイデアはピックアップしたつもりです。

<今回の報告は結果もおかしく>とのご指摘は何を意味するのでしょうか。報告の内容に疑義があると言うことでしょうか。それとも報告した現象自体に問題があると言うことでしょうか。
私が最も知りたいことは、「ガサゴソ、ブツブツもしくはフツフツ」といったノイズはどのような原因で発生するのか、ということです。経験豊富な先輩方に教えを請えば解決策を得られるのでは、と思った次第です。

どうぞ引き続きご教示頂きますよう、よろしくお願い致します。

お礼日時:2010/12/04 13:30

切り分け処置で特定します。


L-ChのVR以降で発生、球入れ替えでも不変なので発生箇所は抵抗かコンデンサー。
前段の方からグリッドをグランドして止まればその直前のCRを1個ずつ交換し特定して下さい。
(総取替えで無く特定する方が知識を得ます)

この回答への補足

遅くなりましたが、皆様のアドバイスによりまして以下の作業をしてみました。

1)ドライバー管を抜くと、ノイズはぴたりと止まる。
一番心配したのはトランスの半断線でした。これが原因なら廃棄処分しかないと思っていました。

2)コネクターの抜き差しで、原因は回路図の「MC10L-2」ブロック内と判明
コネクターは数回つなぎ直してみましたが接触不良とは考えられません。
当てずっぽうですが、0.22と0.1μF当たりが原因かと思い交換してみました。電源ON直後一瞬治ったか、と思ったのですがノイズが出ました。但し音量が半減しています。最初にノイズが出始めた頃の感じです。
このことから何が推察できるでしょうか。

アンプの構造は普通のシャーシに組み立てではなく、天板カバーを外し底板にスペーサーでネジ止めされた基板を取り外さなければならず、おまけにハンダごての調子が悪くハンダの吸い取りや当て直しもままならぬ状態に加え私のハンダ技術の未熟さも相まっておいそれと手が出せない状況です。

次回また時間がとれるときに弄ってみたいのですが、上記のご報告で何かおわかりの方がおられましたらご教示よろしくお願いいたします。

補足日時:2010/12/03 07:46
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この回答へのお礼

adenakさま e_Chikamaさま yamame17gouさま

的確なご教示有り難うございました。
それぞれお示し頂いた方法、誠に理にかなったものと感心致しました。
実は、私こと50年程前に真空管アンプを自ら設計し製作していたのですが、40年ほどの間オーディオとは縁なき生活をし10数年前から再び音楽を聴き始めたのですが、棺桶入りが近くなるにつけ再度真空管を弄りたくなって購入したのがこのアンプでした。
この間すっかりアンプ製作に関する知識を喪失し、加えて脳内回路のショート(?)等も加わって、コネクターの左右入れ替えや接触不良の確認さえをも思い起こせない程に思考能力が衰退しておりました。
折角ご教示頂きましたのに、この数日アンプに向き合う時間がとれず,12月の初旬に時間がとれそうですので腰を落ち着けてアンプを開腹しご教示頂いた方法でチェックしてみるつもりです。
結果報告をさせて頂きますが、可能であればさらなるサポートをお願いできればと,厚かましくも期待しております。
「何でも相談室」には初めての投稿ですが、これほど迅速かつ親切に応答頂けるとは想像していませんでした。

お礼の返事が遅れましたことをお詫びし、心より感謝申し上げます。
皆様どうも有り難うございました。

お礼日時:2010/11/24 17:56

大変ですね。

 
今まで、一回だけ中国製の真空管アンプを修理した事があります。 
印象はデザインのみで中身の品質と回路設計はチョット?。
オシロがあれば、場所が判明し易いのですか・・・。

私なら、どのようにする提案をしますので参考にして下さい。

回路図を見ますと(現物は見た事が有りませ)、各ブロックごとにコネクター接続ですか?

まず、コネクターの接触は確実でしょうか? (正常ならば)

各ブロックを調べるため、コネクターの所で左右入れ替えてみます (出来なければコネクターを外し、リード線で仮に半田付け) 不良ブロックが判明すれば範囲が小さくなりますので調べ安くなります。

直感的に原因は、コンデンサーのリーク漏れ又は、no2番さんの指摘の
> 回路を見ますとsrppにもかかわらずヒーターバイアスがかかってません6N1PのHK耐圧は100vですのでHK間に100V以上は掛からない設計になっているとは思いますがカソード電圧も計ってみては如何でしょうか。

と思われます。 一般的には、v1,v4のプレート電圧の約1/2の電圧がかかりますので、このままですと将来も含めて不安定でしょう。 (v1,v4プレートの電圧最大で250v位です,電圧が高ければ33k2wの抵抗値を大きくする必要有ります)

* 上記真空管のヒーター回路を専用にして、50~60vの電圧をかける必要があります。

* コンデンサーのリーク漏れの場合は、ブロック内のコンデンサー1個ずつ取り換え又は、正常の物と入れ替えでしょう。


基本的に、グリッドにコネクター接続を、直接接続に変更も考慮した方が良いと思います。

最終的に発信器、オシロ、ミリボル等で調整が必要かも・・・。
 
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ノイズが出る方の出力管を挿して、ドライバー段の球を抜いた場合は如何でしょうか。

それでも出る場合0.1μのカップリングのリーク又はOPTの半断線等が考えられますがOPTの左右入れ替えは可能でしょうか、一次巻き線を正常な右CHと配線変え出来れば可能と思われます。NFBはかからなくなりますがノイズ発生の有無は確認できると思います。回路を見ますとsrppにもかかわらずヒーターバイアスがかかってません6N1PのHK耐圧は100vですのでHK間に100V以上は掛からない設計になっているとは思いますがカソード電圧も計ってみては如何でしょうか。
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はじめまして♪



ノイズの感触からしますと電源回路系かな?

回路図を拝見しますとコネクター接続も多く、そのあたりも気になりますが、出力管を抜いてもとなりますと、信号経路とそれぞれの電源に関わる部分全てが容疑者となりそうですね。

出力段は当然ですが、前段や初段のバイアス系のコンデンサーや抵抗の不良、又は接続不良も考えられます。(この手のトラブルが一番厄介です。)

自作機なら全ての接点に半田ごてを当て直してみたり、、、

本来はきちんとした測定器を準備して、超低域発信や超高域発信が無い事を最初に確認するべきでしょう。
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この回答へのお礼

早速のご回答有り難うございました。

測定器はテスター1本しかなく、ご指摘の事前調査ができないのがもどかしいです。
全ハンダのやり直しも時間があればのことで、トラブルの部位が特定できれば何とか対応できるかな、といった状況です。
前段のコンデンサー当たりかなとは思っていたのですが、コネクターを含む全てのデバイスが容疑の対象となると、時間的に私の手に負えないようです。
中国製見てくれは良いのですが、例えば入力切り替えSWなど十数回回転させただけでつまみが空回りするようになり、テグスを嵌合させてストッパーとするなど、工作精度の低さには何回か驚かされました。

修理などに時間がかけられない者には、やはり「安物買いの銭失い」なのかなと反省しております。

お礼日時:2010/11/21 22:31

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