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なぜ物質が不純であると融点範囲が大きく、かつ純物質の融点より低い温度で溶けるのでしょうか?凝固点効果ですよね?これって・・・。

A 回答 (4件)

凝固点「降下」でしょうか?


凝固点降下は純粋な溶媒に不純物が混じると凝固点が降下することをいうので物質が不純である場合はこれとは違うと思います。
この場合は純粋な物質の融点より低い不純物が先に融解するためにこのように見えるのではないでしょうか。
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凝固点降下ですよね。


私の考えでは、不純物が含まれている時は純粋なものより結合力が弱い部分があると思います。その部分は小さいエネルギーで結合が分かれるため溶けるとか蒸発するとかそういう現象が起こりやすいのではないでしょうか。
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 以前にこの質問がありましたから参考にしてみてください。



参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=674426
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> 凝固点効果ですよね?これって・・・。



 違います。あえて言えば「融点降下」です。

 「凝固点降下」は,#1 さんがされている様に,溶媒の性質です。今の場合は溶媒の性質ではありませんので,「凝固点降下」とは言いません。

 では何と言うかですが,不純物の存在によって融点が下がる現象ですので,言うなら「融点降下」です。が,こう言った専門用語は無いと思います。

> なぜ物質が不純であると融点範囲が大きく、かつ
> 純物質の融点より低い温度で溶けるのでしょうか?

 これは難しい質問だと思います。私も推測でしかないのですが,私は #2 さんがお書きの様に考えています。

 つまり,同じ化合物分子同士の分子間の力(これで分子が集まって結晶になっています)よりも,異なる分子の間の力の方が弱くなるため,不純物の存在する部分では溶け易くなる(つまり,融点が低くなる)と考えます。

 さらに,一部でも溶けた部分ができると,その部分に隣接した部分は溶け易くなり,順次溶けていきます。しかし,不純物が存在する部分から離れた部分では不純物の影響を受けませんから,純物質本来の融点で溶けると考えられます。

 結果として,溶け始めの温度は下がりますが,溶け終わりの温度は変わらない事になり,融点範囲が大きくなる結果になります。
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