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公認会計士の論文試験の会計学と税理士試験の法人税法だとどちらが難しいですか?
また短答式の財務と管理と日商簿記一級の差はどれくらいのものでしょうか。


回答よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

私は、2011年度の論文式試験を受験した者です。


質問者様のお役に立てるか分かりませんが、以下私見を述べさせていただきます。

1.論文式試験(会計学)と税理士試験(法人税法)について
両者を単純比較することはできないと思います。
その理由は、試験の性質にあります。税理士試験は1科目ずつ受験できるのに対し、論文式試験は事実上一括合格しなければなりません※1。会計学は5科目(実質7科目あります)の中の1科目にすぎないのです。多科目を同時に勉強して合格しなければならないのですから、当然ながら会計学に割ける時間は限られてしまいます。勉強時間に制約がある点も含めて難易度を議論しないと、本当の難易度は分からないのではないかと感じます。個人的には、それぞれの試験科目から1科目ずつ抜き出してきて、単純比較する方法はあまり当てにならないのではないかと思います。よく受験経験のない方が伝聞や想像だけで意見を述べているのを聞きますが、的外れなことが多いように感じます。

※1 正確に言うと論文式試験にも『科目合格制度』はあります。2006年度の制度改正により設けられました。しかし、有効期間は2年間であるため、永久に認められる税理士試験とは異なっています。なので、あえて「事実上一括合格しなければなりません」という表現を用いました。ご了承ください。

2.短答式(財務・管理)と日商簿記1級の差について
私は、日商簿記1級・全経簿記上級を取得した後に、短答式試験に合格しています。
求められる知識に大差はありません。事実、出題範囲については両者にほとんど違いはありません。しかし、出題される問題の量と質はまるで違います。以下では、二つに分けてご説明致します。

(1)量
短答式>>>日商簿記1級、です。

これは間違いありません。短答式の財務は3時間で32問、管理も監査と合わせて2時間で20問ずつ解かなければならないので、圧倒的に時間が足りません。それに対し、日商簿記1級は90分で大問を2つ解くスタイルですので、むしろ問題量は少なく感じます。また、短答式の場合、財務と管理とを問わず理論問題がたくさん出題されます。例えば、管理は問題の半分が理論です。理論をマスターするための勉強時間も半端ではありませんので、穴埋めや〇(チェック)しかでない日商簿記1級(会計学)とは訳が違うと思います。

(2)質
短答式>>>日商簿記1級、です。

全体的にみればやはり短答式の方難しいです。特に企業結合や事業分離の問題は非常に難易度が高いです。しかし、個別的にみれば、ごく稀に短答式よりも難しい問題が出題されることがありますので一概には言えません。受験される年度によってかわってくると思います。

以上です。質問者様のご参考になれば幸いです。
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結論からいうと「比べることができるものではない」です。



税理士試験合格後、公認会計士に合格し、その後司法試験に合格した現役の弁護士、公認会計士、税理士という先生がおられます。その方の言葉です。
「3つとも受験して合格した私がいうので、間違いないです。
 税理士試験が一番難しいです。
 どうして、医師、公認会計士、弁護士が日本の最難関試験の3つというんでしょう。
 おそらく3つという数字が日本人が好きだからでしょうね。
 4つにして、税理士もいれるか、公認会計士の代わりに税理士にしても良いと私は思います。
 公認会計士になると、登録して税理士が出来ます。だから税理士試験の方が楽だという人がまま居ますが、うそですから。
 税理士になりたいなら、税理士試験などうけるより、公認会計士試験を受けたほうが楽してなれます。
 私は公認会計士試験受かってから、そう思いましたから。損したって思いました(笑)」

聞いてた方から笑いを取ろうという意図があっての発言かもしれませんが本当の話です。
この発言からだと「法人税法の方が難しい」となるかもしれません。
しかし、各科目と受験者の相性がありますし、論文式と計算問題とでは問題で要求されるものが違いますから、比べようがないが私の意見です。
数学でも単純計算の繰り返しが得意な人と、応用問題を考え込んで解くのが好きだという方がいるようなものです。
応用問題を考え込むことを許さずに解答を求められ、下手をすると時間内に全部解くことができないというのが法人税法です。
ちなみに相続税問題を講師として解説されてる最中に「このような難しい問題は司法試験では出ない」という話から、上記の話に発展しております。
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今の試験制度になるまえ、ずいぶん昔ですが税理士試験2回受験で簿財法相事に受かった後翌々年の会計士2次試験に1回で受かりました。


その当時でしたら、会計士試験の会計学論文と税理士法人税法は同じくらいの難易度かなという印象です。
現在の試験問題を見ると、税理士試験の法人税法のほうが間違いなく難しいですね。
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税理士です。


また、公認会計士試験受験生です。

私は税法より簿財の方が得意でしたので、税理士試験の法人税法よりも、公認会計士の会計学の方が簡単だと感じました。
やはり、法人税法は覚える量が多いのがネックだと思います。
暗記の方が得意であれば、法人税法の方が簡単に感じるかもしれませんが、最近の法人税法は、暗記だけではとても太刀打ちができないので、こればかりはその人の素質にもよるかもしれません。

短答式の財務、管理と日商簿記1級ですが、財務はどちらも簡単だと思います。
なお、友人(税理士受験経験者ではないですが、簿記1級資格保持者で、公認会計士)曰く、財務は圧倒的に短答式の方が難しいとのことです。

管理会計に関しては、私も友人も意見は同じで、圧倒的に公認会計士の短答式の方が難しいと思います。

いずれにせよ、何が得意かによると思います。
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異なる目的の試験の差を比較することは出来ないでしょうし、人それぞれの能力や得意分野も違いますから、その差も人それぞれでしょう。



単純に比較するとしたら、通信教育や専門学校などのカリキュラムでどの程度の時間や機関が必要かを比較するしかないと思います。

公認会計士試験と税理士試験では、資格取得後の仕事が異なることからも、両方の試験の経験者は少ないと思いますよ。
公認会計士試験の受験者が日商1級を受けるとは限りませんが、日商1級は2級の知識があれば数ヶ月で合格できる試験です。事実私は合格できました。しかし、公認会計士の短答式は国家試験ですから、倍以上は難しいのではないですかね。ただ、新試験の状況がわかりませんので想像ですがね。
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