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ɑの発音は『日本語のアよりも下の位置がやや後ろで、口の開きも大きい』と音声学の本に書いてありましたが、
これは、疲れてる時に言うダルい感じの「あ~」と似てますか?
(自分は日本人なのに日本語のアってなんだ? という感覚に陥っています。)
ɑは聞き取れるのですが発音の仕方が分かりません。

ʌに関しては、発音も聞き取りも何となく理解したのですが、cub rubなど後ろに有声音が来て、少し長めに発音されると、ʌは短いという法則が使えず、ʌとɑの区別が出来なくなります。

教えて下さい。宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

>[ɑ]の発音は『日本語のアよりも下の位置がやや後ろで、口の開きも大きい』と音声学の本に書いてありましたが、 これは、疲れてる時に言うダルい感じの「あ~」と似てますか?



●大体いいと思いますが、「疲れてる時に言うダルい感じ」の「あ~」ではなくて、「目の前で知っている誰かが溺れていて」その時に驚いて出す「あ~っ!!」に似ていると思います。普通の日本語の「あ」よりも口は大きく開けますよね。(例)hot; cot; mom

>[ʌ]に関しては、発音も聞き取りも何となく理解したのですが、cub rubなど後ろに有声音が来て、少し長めに発音されると、[ʌ]は短いという法則が使えず、[ʌ]と[ɑ]の区別が出来なくなります。
(例)hut; cut; mum

●これはほとんど日本語の「あ」と同じと見ていいのではないでしょうか。あえて付け加えれば、昔、ハナ肇という喜劇役者が「アっとおどろくため五郎~~!」というギャグをはやらせましたが、この短い「アっ」に似ています。

★両者とも「おどろき」が入ってしまいましたが、それは[ɑ]も[ʌ]もアクセント(強勢)があるからかなと思っています。
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この回答へのお礼

回答有り難うございます。

>これはほとんど日本語の「あ」と同じと見ていいのではないでしょうか。
日本語の「ア」とイギリス英語の「ʌ」はかなり近いと書いてありました。
ただ、米音だと日本語の「ア」よりも舌がやや高めで後ろよりと書いてあります。
よかったらそちらの方も教えて下さい。

お礼日時:2011/09/28 22:19

>>>ɑの発音は『日本語のアよりも下の位置がやや後ろで、口の開きも大きい』と音声学の本に書いてありましたが、これ



は、疲れてる時に言うダルい感じの「あ~」と似てますか?<<<


疲れてる時に言うダルい感じの「あ~」は、アイマイ母音(schwa)[ə]に近いと思います。


>>>ɑは聞き取れるのですが発音の仕方が分かりません。<<<


ɑの発音の仕方は口を卵を立てたように大きく開きノドの奥から発声します。一般に良く解説されているように、アクビをしたと

きの口の形か、医者から“口を大きく開けて「アー」と言いなさい”の時のように口を最高に縦に開けて発音します。

このように口を日本語のアよりも最高にあけると、舌は自ずと少し後ろにさがります。

ですから、舌の位置に気を使う必要はありません。


>>>ʌに関しては、発音も聞き取りも何となく理解したのですが、cub rubなど後ろに有声音が来て、少し長めに発音される

と、ʌは短いという法則が使えず、ʌとɑの区別が出来なくなります。<<<


有声子音で終わる単語は無声子音(cut rushなど)より少し長めに発音されるとのこと、良くご存知ですね。このことを知って

いる日本人は、わりかし少ないと思います。

上記のʌとɑの区別はʌよりɑの方が何倍も口を大きく開けるので,その響きがより鋭くなります。


ʌの発音方法を説明します。


先ず上下の前歯を小指を噛んだ時のように口を少し開ける程度で、ノドの奥から発音します。

その時アイマイ母音の発音と同じように、くちびるや舌の筋肉の力がぬけています。


>>>これはほとんど日本語の「あ」と同じと見ていいのではないでしょうか。


日本語の「ア」とイギリス英語の「ʌ」はかなり近いと書いてありました。

ただ、米音だと日本語の「ア」よりも舌がやや高めで後ろよりと書いてあります。

よかったらそちらの方も教えて下さい。<<<


そうです。日本語の母音の中では「ア」と「ʌ」が一番近く聞えるでしょう。


>>>米音だと日本語の「ア」よりも舌がやや高めで後ろよりと書いてあります。<<<


上記に関しては、私はそうと思えません。何故ならば「ʌ」の方が「ア」より口の開け方が小さいからです。舌の位置はほぼ同

じと考えれば良いと思います。
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この回答へのお礼

回答有り難うございます。
本には載っていない、分かりやすい解説でした。
練習しようともいます。

お礼日時:2011/09/29 21:13

>日本語の「ア」とイギリス英語の「ʌ」はかなり近いと書いてありました。


ただ、米音だと日本語の「ア」よりも舌がやや高めで後ろよりと書いてあります。
よかったらそちらの方も教えて下さい。

●ご自分の耳で実際に英米人の発音を聞いてみてそういう風に聞こえるならばそう発音されるべきであろうと思います。ただし実際には区別できないと思います。これは音韻と言って、ここからここまでの発音の幅は「ʌ」と聞こうという音の文化と言うものが各言語によって出来上がっているのです。

●たとえば"shut"の「ʌ」と"hut"の「ʌ」と"cut"の「ʌ」はそれぞれ微妙に違うのです。これを音素と呼びます。しかし皆これを「ʌ」という発音記号で表し、皆ネイティブも「ʌ」と聞いているわけです。これが音韻という世界なのです。英語を聞く際に、ネイティブでない我々日本人は聞き間違いをしますね。いくら理想的に正しい発音することができても、聞き取る際には聞き間違うことがあるのです。これはなぜかというと、その発音を聞いて英語の音を日本語の音韻の世界で聞いてしまうからなんです。つまり英米人の発音を日本人の発音に言わば「翻訳」してしまっているのです。これははっきり言って、どうしようもないことなのです。これを防ぐにはできるだけ多くのネイティブの英語を聞くことしかありません。よくバイリングアルと言いますよね。これはそのバイリングアルの人たちが2つの音韻の世界を構築しているということなのです。

●ですからまず英発音の「ʌ」と米発音の「ʌ」とを実際に英米人のそれぞれのサイトで聞いてみてそのように区別できれば、sfsf4さんの聞き取り能力はすばらしいものだと言うことになります。実際にそのようにやってみてください。前の話に戻りますが、「ʌ」を取り囲む子音の発音も英米人によってかなり異なる場合もあります。たとえば"rub"などの[r]の発音は米人の方が滑らかに聞こえます。そうすると音素という考え方を入れると「ʌ」の発音は異なるということになります。しかしそれぞれ英米人同士が、その発音を聞いていも単語を聞き間違えることはないのです。これを音韻の世界に彼らが入り込んでいるからなのです。

★sfsf4さんのおっしゃられていることはすでに音素の世界に入り込んでいるのです。耳でそこまで区別してしまって、聞き取りができれば実際問題としてどの単語にしようかと迷ってしまうことになると思います。同じ単語の発音を英米人の発音をそれぞれ聞いてみて異なる単語に聞こえるということの方が、まさに大問題なわけです。結論から言えば、そこまで気にされる必要はないと思います。正確に発話することはもちろん大切ですが、聞き分けて正確にどの単語か特定できる方がもっと大切なのです。
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この回答へのお礼

回答有り難うございます。
音韻学の分かりやすい概説有り難うございます。
リスニングの勉強をしていて、音韻が大事だとは分かっていたのですが、具体的にどのように大事なのかが分かりました。
正しい発音をするのには、音韻学が必要だと感じていましたが、聞き取りに関しても音韻学はすごい効果を発揮するんですね。

具体的にどのように勉強したら良いか教えて頂けませんか?
おすすめの英語発音サイトもあったら教えて下さい。

宜しくお願いします。

お礼日時:2011/09/29 21:33

>音韻学の分かりやすい概説有り難うございます。


音韻学というよりは「音韻論」でしょうね。

>具体的にどのように勉強したら良いか教えて頂けませんか?

最近は英語漬けではありませんので、英語そのものというより内容で選ぶ傾向です。英語で生きるにはこんなことではいけないのですが、最近は年齢とともに興味をそそるものが少なくなりました。もっぱら今はCATVの映画・ニュースくらいですね。他は英語とは全く関係のない生活を送っています。ですから私なりに気づいた勉強方法を述べるくらいのことしか出来ないでしょう。

1)ここはクリアされていれば、跳ばされてもいいかと思います。最初の段階では英語の音だけに慣れる。自分の時間はその英語を聞いていようがいまいが、英語ばかりを流す。単なる"hear"の段階だと思います。
2)各サイトで気に入ったものがあれば聞いて内容を把握しようとする。レベルは自分できめてください。英語の音の世界になれた後のことですから、今度は"listen"の段階でしょうね。ここで聞いていても能動的態勢を保っておかなくてはなりません。疲れてきたら1)の段階にもどるか、気がつくと、頭の中はぼんやりと日本語でつまらぬ事を考えていたりします。つまり日本語の音韻の世界に戻ってきていることになります。
3)学校では"dictation"を課せられる場合がありますよね。これもいい方法です。点数がかかっていますから必死でやります。自分でやるときはどうしても甘えが出てきますから、自分でメモの取り方を工夫することでしょうね。昔は逐次通訳に関する方法の書籍が出ていたのですが、自分なりのメモを取ってみることです。そうすると無意識のうちに、英文の構造を探しています。ここが一番エネルギーの要る箇所でしょう。先ず逐次通訳ができるよう努力して見てください。英→日、果ては日→英。難しいのは前者です。
4)分かってきてメモをとるのが面倒になってくれば、結構なレベルになっていることでしょう。
5)別途ですが、読書の速読も同時進行されたほうがよいでしょう。文法構造を無意識のうちに見る癖がつきます。

>おすすめの英語発音サイトもあったら教えて下さい。
最近はもっぱらCATVですので、別途の質問事項で尋ねられたら、私よりもっとよく知っておられる方はたくさんおられます。一応知っているものを掲げましょう。

●アメリカ・カナダ系
★VOA Special English
http://www.voanews.com/learningenglish/home/
★ELL:English Listening Lounge(様々な年齢、性別、国籍の生の英語)
http://www.englishlistening.com/
★Wired for Books:poems, stories, plays, essays, lectures, and interviews for children and adults.
http://www.wiredforbooks.org/
★CBC Canada
http://www.cbc.ca/
★Radio Canada International
http://www.rcinet.ca/?/Scripts/default.asp?|=en
★NPR: National Public Radio(様々なトピック)
http://www.npr.org/sections/around-the-nation/
★CNN Student News(下のほう)
http://edition.cnn.com/studentnews/
★Randall's ESL Cyber Listening Lab(日常会話-様々、結構難しいものもある、音質悪い)
http://www.esl-lab.com/
★Shoe String Radio Theater
http://www.shoestring.org/listen.html#computer

●イギリス系
★BBC: 様々なジャンルのある定番放送局
http://www.bbc.co.uk/radio/

●オーストラリア系
★ABC Radio National(A, B, C, ... , X, Y, Z)から好きなものを選択。Scriptつきのものもあり、結構学問的(大学レベル?)
http://www.abc.net.au/rn/
★ABC Classic FM(様々あり、インタビュー形式から音楽まで)
http://www.abc.net.au/classic/

●その他:"CaptureStream"というフリーのソフトを使うと、NHKの語学番組14個くらい自動的にDLしてくれます。1週間に一度はDLしないとすぐNHKの方で消してしまいます。英・独・仏・伊・西・中・ハングルなど。

こういった感じですが、すべてを英語の練習に使うことは時間的に無理でしょう。とにかく暇に任せて必要な番組、自分の趣味にあったものを自分で探してください。発音だけのサイトは私は知りませんが、ご自分で検索して見てください。何といっても自分で探したものが一番ですよ。個人的にはオーストラリア系の高レベル番組が好きです。Margaret Throsbyだいぶお歳を召されてこられましたが、尊敬しております。
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この回答へのお礼

回答有り難うございます。
今後の勉強のさせて頂きます。

お礼日時:2011/09/30 21:21

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