「平成」を感じるもの

「まだ、申し込みがお済みでない方は、手続きをしてください。」
「まだ、申し込みがお済みでない人は、手続きをしてください。」

どちらも、申し込みをしていない第三者を対象としている文章ですが、「方」と「人」の使い分けは国語的には決まっているのでしょうか?

A 回答 (4件)

「人」は直接的ですよね?


一方の「方」と言うのは間接的であり、直接表現するコトを憚った、遠慮した呼び方なんですよ。

例えば「奥方」は、「奥向きのことをなされる方」と言う、すごく婉曲・遠回しな表現で、「夫人」を表しているんです。

従い「人」より「方」の方が敬意が高い表現です。

因みに「方」は「其方(そなた)」「此方(こなた)」などと「なた」とも読み、これらは廃れましたが、「貴方・彼方(あなた)」「何方(どなた)」などは生き残ってますね。

「誰?」って言うより「どなた?」の方が、丁寧でしょ?
「人」と「方」も同じ様な感じかと思います。

とは言え「お済みでない人」も、国語的には間違いではありませんよ。
「お済みでない」場合は「人」はダメ!って言う、決まりがあるワケではないです。

でもNo.2さんが言われる様に「お済みでない方」の方が、バランスは良いと感じますし、一般的でしょうね。
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前者は柔らかくて依頼的な感じで、


後者はかなり命令的なかんじがします。
後者のような言い方は学校の校内放送や業務連絡のような
場合に限られそうです。
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「方」は人を敬意をっもていう言葉「お済みでない」は済んでないの敬語ですから、


方の方が適切です。
人を使うのでしたら、「済んでない人は」になります。
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「ひと」よりも「かた」の方が、尊敬度が高いと思います。

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