プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 重量鉄骨、へーベルにタイル貼りの家です。

 築13年を過ぎて、雨漏りをするようになりました。
 建築をお願いした建設会社は残念ながら、倒産しています。

 知り合いの木造大工さんに見てもらったところ、タイルにヒビ割れがあったようです。
 また、ところどころ目地にもヒビ割れがありました。

 ヒビ割れが思ったより多く、もしや・・・と思い、損害保険会社に連絡したところ、やはり地震の揺れによるものではないかということでした。(目視できたヒビの量では、地震保険の対象にはなりませんでしたが)
 まさかへーベルを交換するわけにいかず(費用・時間・仮住まいの問題)、大変悩んでおります。

 目地の再コーキングと、表面塗装を考えれば良いのでしょうか?

 それとも、無理をしてでもへーベルの交換?のような大かかりな修理をしなければならないのでしょうか?

 保険会社の査定の方には、へーベルにタイルを貼るような工法は信じられないと言われて、驚いています。建築当時は、汚れも目立たず、耐火性もあってよいということで、少々無理してもとタイル貼りにしたのです。

 できましたら、今後どのようなメンテナンスが必要なのか、あわせてご指導いただけると大変助かります。

 どうぞよろしくお願いいたします。

 
 
 

A 回答 (6件)

質問者のご自宅の現状が解らないので、あくまで参考程度として


申し上げます。

A)「雨漏り」の箇所の特定、原因究明が必要だと思います。

 1)お話から、先ず屋上(屋根)の状態の確認が必要です。
   屋根が「防水屋根」(現状は説明がありません。)の陸(水平)屋根であれば
   築13年では、防水保証(10年間)が切れており、屋根の補修時期を迎えて
   いる可能性があります。(重量鉄骨造から陸屋根の可能性が高いと推測しました。)

 2)サッシ周りからの漏水の可能性があります。
   サッシ取り付け箇所の四周にシール(コーキング)を打っていると思いますが
   そのシールの耐用年数は、大体4~5年です。それを過ぎますと、硬化して
   亀裂が入ってきます。13年であれば、一部から水が浸入している可能性が
   高いと思われます。

 3)ALCの目地部分からの漏水の可能性があります。
   本来、ALCにタイル貼りは、条件を満たさないと好ましくありません。
   ALCは、堅固に固定されているように見えますが、実は地震時には動くように
   設計された材料です。幅60センチの材料を連続して取り付け、壁を構成
   していますが、地震時に各パネルに働くひずみを逃がすために、各々
   独立して動くようになっています。
   この上にタイルを貼ると、単純に貼った場合、タイルが隣り合ったALCを
   またいで貼られる状態となります。
   この点を考慮すると、外壁に60センチ間隔で、シールが出てきます。
   それが無ければ(見た目シールがそれ程うるさく感じなければ、ALCの
   動きを無視して施工している可能性があります。)
   この場合、目地と思われる部分のタイルに亀裂が直線状に確認されることが
   多いと思われます。
   また、ALCにタイル貼りは、タイルの剥離、落下の危険性もあります。
   現状タイルが浮いているか、の確認は、割合簡単です。
   固い小さなもの(100円ライターの底、風邪薬のガラス瓶の底)で
   軽くタイルをたたくと、時々違う音がするタイルが確認できます。
   これが浮いているタイルです。(これを打診検査といいます。)

1)、2)、3)に付いては、その一部かも知れませんし、その全部かもしれません。
或いは、設備用開口の部分からの漏水も可能性としてあります。

これらの事をここでは判定出来ません。

対策として、地場の信用のある施行店(可能なら大きめの施工店)に見て頂く
ことをお勧めします。
(大工さんでは、失礼ながら、荷が重いと思います。)

まず、診断をしてもらい、原因を突き止めて、対策をとることが必要です。
ALCに関しては、可能なら、ALCを生かした解決方法が無いか?
必要以上にお金を掛けないで、改善する方法が無いか、ご相談された方が
良い、と思います。
(ALCの目地毎のタイルに60センチ毎の目地を許す、とか、最悪
今の外壁の外に外壁層を構成するとか、いろいろな知恵を出して下さい、と
相談されたら、と思います。このためには、技術力があるところが好ましいです。)

実際はもっと単純な話かもしれませんが、漏水状況、箇所も解らないので、
現状で懸念される内容を書かせていただきました。

心配していても物事が改善するわけでは有りませんので、先ず、漏水の
正体を把握することが重要だと思います。

頑張ってください。

  

この回答への補足

 ありがとうございました。

 いろいろ塗装業者さんに質問したので、最終的には塗料メーカーの担当者まで説明に来ました。(苦笑)
 塗装後は、メーカーのHPに写真掲載の承諾もしました。
 施工不良が出ないことを祈るばかりです。
 

補足日時:2013/10/02 07:48
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この回答へのお礼

 説明不足で申し訳ございませんでした。

 陸屋根で、数年前に再防水しております(10年保証つき)
 こちらは、建築したときと同じ業者さんです。建築時の10年保証の保証書から業者さんがわかりました。
 しかしながら、外壁の補修・塗装はしていないとのことでした。

 自宅近くのリフォーム会社では、水漏れの原因究明だけでも足場が必要で、2~30万はかかる(敷地面積20坪の3階建て述べ床55坪)とのことでしたので、とりあえず、大工さんとも相談し、家のどの部分に水をかけたら漏水するかある程度確認をしてから、施工業者さんを探すことになりました。
 
>この上にタイルを貼ると、単純に貼った場合、タイルが隣り合ったALCをまたいで貼られる状態となります。

 タイルと、ALCの目地(継ぎ目?)は同じ位置にありました。
 漏水した壁紙をはずして確認しました。それにしても、ALCの隙間(コーキングの幅)ってずいぶんあるのですね。裏から見てびっくりしました。

 サッシ周りといわれると、そのような気もいたします。
 (窓付近が特に雨漏りがひどいので)

>地場の信用のある施行店(可能なら大きめの施工店)に見て頂く
ことをお勧めします。

 この信用ある施工店がなかなか見つからなくて・・・(ため息)
 今のところ、大工さんから材料屋さんに連絡を取ってもらい、個人の貸しアパートの塗装などを得意とする業者さんを紹介していただく予定にはなっております。

 大手さんでは我が家のような小規模ではなかなか相手にしてもらえないようです。

お礼日時:2013/09/18 15:37

塗装屋です。



屋上の床面は再防水工事をされたとのことですが、

屋上の笠木のツナギ目などは、再コーキングされましたでしょうか。

先日、3階建てのALC陸屋根の家で、2階窓の廻りが雨漏りすると言うことで、

調査に行き、屋上の笠木ツナギ目をコーキングして、雨漏りが止まったことがありました。

雨漏りは、普通の雨でもしますか?

それとも、台風など風をともなった雨の日だけ漏れますか?

それにより、ある程度の判断が出来ると思われます。

この回答への補足

 皆様、大変ありがとうございました。

 最終的に、セブンSでの施工になりました。
 思ったより、足場などの費用がかさみ、なかなか決断することができませんでしたが、やはり雨漏りは放置しておくことはできないので、思い切ってお願いをいたしました。

 相見積もりも考えたのですが、掛かる日数や塗料の金額をネットで調べたところ、順当な金額ではないかと思いましたので、そのままお願いすることにいたしました。
 契約後、再度現場確認で、最初の見積もりになかった箇所も塗装したほうが良い(玄関前の床タイル)場所も出てきましたが、塗料に余裕があるとのことで、そちらも含めての施工(見積もりはかわらず)となりました。
 
 皆様からのアドバイスにより、塗装屋さんにいろいろと質問することができて、安心して施工をお願いすることができました。 
 まとめてではございますが、お礼を申し上げます。

補足日時:2013/10/02 07:38
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この回答へのお礼

 お礼がおそくなりました。

 大工さんに、ALCやタイル施工の外壁経験のある塗装やさんを紹介していただきました。
 ALCにタイルが直張りなためか、目地が薄いこともあって、「セブンS」(S-T工法)での全面塗装で検討しております。

 我が家も3階建て陸屋根ですが、総面積(タイル張り)が300平方メートルぐらいありそうなので、見積もりが出てくるまで、ハラハラドキドキです。
 相場は、どのぐらいなのでしょうね・・・。

 それに足場と、コーキング・・・・。業者さんから日数も、乾燥期間を十分とりたいとの話があり、冬の寒さも施工に影響があるということでした。

 雨漏りは、ゲリラ豪雨のように、降雨量が多く、雨が屋根よりも、壁面にかかるようなときです。
 

お礼日時:2013/09/24 06:10

ALCパネルは、厚さ75ミリ以上をALCパネルと呼びそれ以下の場合をヘーベルと呼ぶことが多いです。



ここでは、100ミリ厚のALCパネルとしてお答えします。

ALCパネルは、耐火材としてはすぐれていますが、その反面、水分を吸収しやすい材料です。

よって、ALCパネルの外壁には、塗装工事をしたり、タイル等をはったりして施工する場合が多いです。

ALCパネルは、古くなってくると、つなぎ目のコーキングの劣化や、ALCパネルの劣化により、亀裂等が発生する場合があります。

このような状態になるとその部分から雨水が侵入して、鉄骨部分をつたって雨漏りが発生します。

とくに外壁面をタイル等で施工がしてある場合、散水検査を行っても、雨漏りの侵入箇所を見つけることは難しくなります。

タイル面の場合は、タイル面とタイル面のつなぎのコーキングやタイル面の割れから、雨漏りが侵入する場合が多いです。

現在住んでいる場所のALC板の取り替えなどしなくても、地震に強い外壁材のリフォームをおすすめします。

このような場合の、外壁工事のリフォームとしておすすめなのが、ガルバリウムのリフォームです。

現在のALCの外壁に、下地等を取り付けて、透湿シートを張って、ガルバリウムの外壁材で仕上げます。

ガルバリウムの外壁材は、4山角波、8山の角波、金属サイディング等で施工をします。

ガルバリウムの外壁材は、窯業系サイデイング材に比べて軽く、既設の外壁材にも負担がかかりません。

下地の木は、30×60ミリ程度のものを使用し、必ず、ALC専用下地ビス、長さが90ミリ程度で施工をします。

そのようにすることで、下地がしっかり取り付けられます。

外壁材の、角波、8山の角波、金属サイディングの材料は、必ずビス留め及びパッキン付きの化粧ビス留めで施工をします。

そのようにすることで、建物が倒壊する場合などの地震は別ですが、多少の地震の場合でも、ガルバリウムの外壁は、地震の揺れに対して追随することにより、たとえ、内部のALCパネルに新しく亀裂が発生しても、その外部に張ってある、透湿シート、ガルバリウムの外壁の二重の壁によって、雨漏りから守ることができます。

新しいガルバリウムの材料には、汚れがつきにくい材料や、セルフクリーニング作用を持ち合わせた材料もでてきています。

このような材料を使用することにより、メンテ費用も軽減されます。

このような方法もご参考にしてみてはいかかでしょうか。

ご参考になりましたでしょうか。
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この回答へのお礼

 お礼が遅くなり、申し訳ありません。
 家族が、タイルの外観を気に入っているために、今回は、塗装の方向で検討することになりました。
 
 今後、ALC本体の劣化が目立つようになったときには、塗り替えだけではなく、外壁のリフォームという選択肢もあるとわかって参考のなりました。ありがとうございます。

お礼日時:2013/09/24 05:37

タイルを施工する者に言わせると、ALCとタイル張りの相性は良くないんだそうです。


それが、雨漏りとは違い接着の方にあります。ALCは鉄骨に上下固定じゃないので、動くからです。
ALCには目地が多く、その目地に合わせた張り方をすればいいんですが、そうもいかない。

でも、ALCにタイルを張る工法は信じられないとは、言い過ぎです。
ALC自体不燃材料ですが、大凡で後々の再塗装の経費節減や意匠のために使うことが多い。

「そのクラックの程度がわからない」ので修繕としての経験で、

補修には、一度部分的にタイルを剥がすようになります。
ALC部分での補修を実施後にタイルを復旧することになりますが、周囲とは若干以上の色の差が出てしまいます。

塗装箇所でのクラックは、補修用の目地キリを行いシール後に再塗装を施すことが良いと考えます。
ALC自体、中には軸となる太いメッシュ筋が入っています。変な加工を施したALCの使い方をしていない限りそう簡単には欠落しないと考えます。

塗装面では、10年とか頃合いを見てメンテしていくのがベストです。タイルも目視で浮いて剥離しそうに見えたり、目地材が落ちたりしてきたら打音してみるのもいいでしょう。
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この回答へのお礼

>タイルを施工する者に言わせると、ALCとタイル張りの相性は良くないんだそうです。
それが、雨漏りとは違い接着の方にあります。ALCは鉄骨に上下固定じゃないので、動くからです。

 少しだけ合点しました。
 地震保険の調査員さんが、今は、ALCにベニヤを張りその上にタイルを張るのが標準になっていると言っていたのです。
 タイルについては、建築業者から補修用として、一箱?受け取っておりますので、日焼けして色が変わってしまっていることの差がどれぐらいあるが気になるところです。
 しかしながら、シート状になっているのと十数年たっているので、接着については大問題かもしれませんね。

 タイルのクラック(ヒビ)は、北側斜線で屋根を下げたところ付近に多いようです。
 地震保険の調査員さんは、このあたりにひずみが出たのだろうと言っていました。
 
 ただ、ほかの皆様もご助言いただいておりますが、再塗装の時期でもありますので、もう一度家族で相談をしてみたいと思います。

お礼日時:2013/09/18 15:58

ヘーベル(ALC版)のタイル張りは昔は一般的でしたよ。

現在の仕様でもALC版の解説ではタイル張りの仕様が載っています。

ALC版が動く部分での目地をしっかり取っておくことと、タイルは規定のものを使えばクラックは防げたように思います。現在既に壁面から漏水している訳ですから、これらがしっかり対策されていなかったのでしょう。
勿論他の回答者が回答しているように、壁面にクラックがあっても他の部分から漏水している可能性もあるので、先ずは漏水箇所をしっかり見極めることからです。専門家に調査を依頼して下さい。(信用できる工務店、設計事務所等)

ALC版の交換などは先ず必要ないと思います。ALC版自体にクラックが入るような揺れならば、建物全体に大きな被害が及ぶはずなので。
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この回答へのお礼

 そうですか。
 今でもタイル張りの仕様があるのですね?
 ほっとしました。

 建築当時は、塗装よりもタイル張りのほうが、汚れにも強く、10年ごとの全体塗装よりも維持経費がかからないということで決めたようです。
 実際に汚れはほとんど目立ちません。
 
 正直言って、タイルとALC版の目地が重なっているから漏水したのだろうと素人考えを持っておりました。倒産してしまうような会社だからずいぶん手抜きをされたのかもしれないと・・・・。
 しかしながら、みなさまにお答えをいただいて、タイルとALC版の目地は同じ位置でよいようなのでほっとしております。

 信用できる工務店・・・どうやって探したらよいのでしょうね。
 近所の3階建てのお宅を建築した業者さんは軒並み倒産してしまっていて・・・。

お礼日時:2013/09/18 15:46

ヘーベルのALC壁構造は独特で、塗装が劣化すると軽石のように吸水すると言われています。

タイル張りは見たことがありませんし是非もわかりません。しかし、外壁が原因で雨漏りに至るとも思えず、陸屋根の防水不良とも考えられます。木造建築の知識では正確に答えられる人は少ないでしょう。建てた会社が倒産していても、ヘーベル本体に問い合わせるのが正確です。その地域の特約工務店を紹介してくれます。補修工事の相談にものってくれるでしょう。
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この回答へのお礼

早速のご回答をありがとうございます。

 義父母がずっとへーベルで建築した~~と言っておりました。
 しかしながら、へーベルでのタイル張りはみたことがないとの内容から、改めてへーベル(ハウス)ということに疑問を持ち、問い合わせしたところ、一般的なALC壁構造ではあることがわかりました。

 ALC壁構造はすべてへーベルと呼ぶと勘違いしていたようです。(苦笑)
 陸屋根の防水については、別途工事でしたので、数年前に再防水しております(10年保証あり)

 いくつかALC壁構造ができる建築業者をあたっておりますが、どうにも・・というところです。
 ほかにもなにかアドバイスがありましたらよろしくお願いいたします。

お礼日時:2013/09/18 15:13

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