妻が乳がんになり、医師からはなんとか温存手術可能と説明を受けています。
ただ温存について懸念も持っており、あえて全摘再建を選ぼうと考えていますが
医師からも全摘までしなくてもいいのでは??とも言われています。
とても信頼できる主治医であり、勿論最終的には主治医と話して決断しますがその前に幅広い幅広いご意見、経験談を頂ければと思います。
状況
● 腫瘍はギリギリ2センチを切るくらい
● グレードは1
●乳頭腺管癌、わりと乳頭に近め
● 年齢は37
● 医師からは温存、放射線(ブースト追加)、ホルモン治療
● 元々胸が非常に小さい
温存への懸念、考え
● 年齢若い事もあり、局所再発率が気になる。40歳以下の局所再発率は高いのでは?
一部には三割近い局所再発率とも?
● 局所再発してもすぐに全摘すれば良いとの考え方もあるようだが、局所再発がかなり進行した段階で発見された場合の予後が悪いとも聞く。その時の後悔。
● 局所再発をいち早く発見し、再度温存ということが可能なのか?
● 局所再発して全摘となった場合、放射線で傷ついた皮膚のため再建が難しいのでは、だったら今から再建したほうがよいのでないか?
● 元々胸がかなり小さいので変形が大きいのではないか。
● 温存出来るのに勿体無いとの感覚も捨てきれない
A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
医師から温存手術を勧められながら切除術(全摘出)を選択した、私の経験が参考になれば幸いです。
1.切除してよかったこと
・局所再発に怯えなくてよい。(心配するのは残った片方の乳房だけですむこと)
・今後、遠隔転移も含めて再発した時、後悔しないと思う。(温存だったら「全摘していたら再発しなかったかもしれないのに・・・」という後悔の気持ちがやってくると思う)
2.切除してよくなかったこと
・今まであったものを失ってしまった、深い悲しみ。温存を選択したほうがよかったのではないかという後悔の念(時々鬱っぽくなる)
・リンパ節への転移はなかったので腋窩廓清しなかったにも関わらず、上腕の調子が悪い。(術後半年以上になりますが・・)術側の手が伸ばしにくかったり、上げにくかったり、多少の不自由がある。(徐々に改善傾向にはある)これは事前に医師から説明も受けなかったことなので、ショックが大きかった。
・かなり大きな傷になったため、脇の下がいつまでも腫れたり、リンパ液が溜まって、退院後辛くて何度も抜いてもらいに病院へ行った。(傷は今でも時々痛む、洋服の袖の縫い目が脇にふれ、とてもそれが気になる)
・ブラジャーをするべきか否か、困る。(傷にあたると不快なのでできればノーブラで過ごしたい)
3.切除術を選択した理由
・術前は腫瘍径1.2センチ、非浸潤部分も入れれば2.6センチと言われたから。(手術をしてみたら腫瘍径は0.4センチ、非浸潤部分も含めて0.5センチでした)胸がもともと小さいのでこの大きさではかなり乳房の形が崩れると思ったから。
・術前はグレード3でKI67は50%で非常に悪性度が高いと言われたから。(術後の病理結果は手術をした病院ではやはり核グレード3。病理のセカンドオピニオンに出した結果、核グレード1、KI67は15%と言われた)術前に「非常に悪性度の高いやんちゃな癌で今まさにあなたの体の中で悪さをしようとしています」と医師から言われ、かなり不安と恐怖が強く、一つでもがん細胞を取り除きたかった。
・術前、悪性度が高いため、「温存なら放射線治療、化学療法、ホルモン治療、もしかするとハーセプチンも・・フルコース治療で・・・」と医師から言われていたため、このうち一つだけ(放射線治療)でも逃れたかった。(術後の病理結果が腫瘍径も含めて変わったため、結果的にはホルモン治療だけですんだ)
・医師から温存の場合の局所再発率を聞いて、高いと思ったから。
・検診では発見してもらず、自分で発見して病院に行ったため、局所再発した場合も見つけてもらえないのではないか、という医療に対する不審感。(次も自分で早期に見つけられる確信はないから)
・夫が「おっぱいなんかよりお前の命の方が大事だ。そんなにおっぱいがほしければ再建すればいいじゃないか」と言ったため。(温存だと再建できない、と医師から言われた)
・再建した方が温存よりきれいな胸を獲得できる、と聞いたため。(今はもう再建する気持ちはないです。)
私も5月に悩みに悩んで、泣きながら出した決断でした。結果的に言われていた腫瘍径よりかなり小さく、正直に言うと、腹立たしかったです。5ミリだとわかっていたら温存を選択していたと思います。
日本の乳がん治療は遅れているのではないか、と不審感を今でも抱いています。(日本では症例数で3本の指に入る病院です)
でも結果として、温存手術よりアドバンテージを得たことは確かだったと思っています。
奥様に全摘出をお勧めする気持ちはありませんが、参考になれば幸いです。
優しい旦那さまを持って奥様はお幸せですね。どうぞお大事になさってください。
No.3
- 回答日時:
分かる範囲で書きますが、記憶が曖昧なので再度病院で確認してみてください。
一昔前は年齢に関係するといわれていたが今は関係ないと言われている。→ ● 年齢若い事もあり、局所再発率が気にな る。40歳以下の局所再発率は高いのでは?
乳頭だけを残すと一割、他を残すとそれ以上。しかし、乳がんをちゃんととれれば、放射線をかけるので三割はいかないかなとも思う。→一部には三割近い局所再発率とも?
全摘がいやなのは乳頭がなくなるからと思うので乳頭だけのこし乳腺は全てとるという方法もある。胸が大きい人は皮があまりシワっぽくなるけど、小さい人はめだたない。その際は局所再発率が一割残る。万が一、がんが残っていても放射線でやっつけられる。でも乳腺とったので放射線はやらなくていいと言われるかもしれない。私とすると放射線は受けたほうがいいかと思う。この場合、再建したいならシリコンいれる場合は放射線で皮が伸びなくなるので難しくなる。有名な南雲先生に相談してみるのも良いかも。
自分のお腹や肩の組織を持ってくる方法なら放射線の後でもできると思う。個人的には局所再発後に全摘出でも良いと思う。遠隔転移してくるのは、もう今の段階で飛んでいるものが出てくる。手術の後でホルモン療法、抗がん剤でやっつけるしかない。温存の後に温存は聞かない。なぜなら放射線は2度かけられない。→● 局所再発してもすぐに全摘すれば良いと の考え方もあるようだが、局所再発がかな り進行した段階で発見された場合の予後が 悪いとも聞く。その時の後悔。
術後はマンモグラフィやエコーで確認する。→● 局所再発をいち早く発見し、再度温存と いうことが可能なのか?
シリコンで再建した場合は10年ごとに入れ換えなければならない。また、取ったところに別のものをいれる方法もある。これは次第に自家組織となる。千葉の亀田、東京の日大でやってるらしい。ただ、その後に通えるかが問題。ちなみに日大は内視鏡手術もやってるので傷があまりわからなくできる。他もやってるところあるかも。自家組織の場合は、胸だけでなく、お腹や肩も痛い。特にお腹は筋肉を切り取るから年とってから筋肉ないと辛いらしい。聞いた話だとおなかがぽこっとでちゃうらしい。後は、再建は乳腺外科ではないから、連携が心配。ちゃんと連携できる病院でないと。→● 局所再発して全摘となった場合、放射線 で傷ついた皮膚のため再建が難しいのでは 、だったら今から再建したほうがよいので ないか?
切除したところを平らになるように寄せてくれるんじゃないかな。胸が小さいと反対側との差があまりないのでいいかも。寄せてもらえないと変形が目立つかも。切り方が扇形の方が目立つ。乳頭腺管がんはこのように切る。→ ● 元々胸がかなり小さいので変形が大きい のではないか。
切除が上側の方がめだたない。下側のカーブが大切。→● 温存出来るのに勿体無いとの感覚も捨てきれない
温存か全摘出かですが、全摘に耐えうる性格かによりますね。
ステージ1で温存できない人は何ヵ所も腫瘍がある人、乳頭に近い人です。
乳がんは手術より後が大切です。
でもだんなさんが色々考えてくれるのは心強いと思います。
No.2
- 回答日時:
がんは怖いから一気に大きく取る・・・この考え方を超拡大手術と云い、20年前までは乳がんにおいてハルステッド手術が主流でした。乳房・大胸筋・小胸筋・リンパ節郭清を行い、それこそ抉りとるような手術でした。
その後、乳房全摘から乳房温存手術へと移り変わり、5センチ以下の乳がんだったら半数がこの温存手術になっているようです。
そして、大きくとっても小さくとっても、その生存率・再発率に変化はない、と発表されています。一番の違いは、温存手術は患者自身に掛かる心的、並びに、身体的負担が少ないので、患者本人である奥様とよくお話して決められるのが良いと思います。
温存手術では、断端検索と言って手術しながら5mm単位で切り広げて、染色液で確かめ、かつ、手術室でレントゲンを撮りながら、がん病巣を取り去るのが普通です。
私の家内は、浸潤性乳管癌 ステージIIa グレード3で温存手術、リンパ郭清、乳房同時再建術をしました。局所再発はありませんが、術後4年経った今年、リンパ節転移があり治療を受けました。
その様子を、http://ameblo.jp/vitamin-receptor/entry-11627421 … 私のブログ、プライバシーを公表しないサイトなので、この場にご紹介できると思います。お読みください。
妻が癌になると苦悩するものですね。貴方様の気持ち、お察しいたします。
No.1
- 回答日時:
ざっくりやってください。
生きていてもらわなければ困るのでしょ?
いくら何%と言っても過去の事例の話。他人の話。
100万人に0人でも、最初の例になる可能性だってあるわけだし。
若いんだからがん細胞は元気ですよ。どんどん増殖します。
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