電子書籍の厳選無料作品が豊富!

クレアールの択一六法の不動産登記法・商業登記法て、規則・令・準則まで完全には載ってないですよね?

A 回答 (1件)

ないですね。



あれは「六法」と銘打ちながらその実は逐条解説型の受験用テキストです。たとえば不動産登記法は全164条,不動産登記令(政令)は条文自体は27条と少ないものの別表が75項,不動産登記規則(法務省令)は全246条+別表+別記13号まで,不動産登記事務取扱手続準則(平成17年の通達)は全146条ですが別記様式が104号まであり,法律,政令,省令には施行に際しての注意情報のような附則がそれぞれに付きます。けっこうボリュームがあるのですが,この半分以上は受験に関係しないものなので,受験生はそんなものまで勉強する必要はありません。

たとえばオンライン申請の際に必要な電子署名については不動産登記規則42条に規定がありますが,法務局職員にこれについての説明を求めてもこれを正確に説明できる人はほぼいないと思いますし,そんなことを知らなくても登記申請はできるようになっています。受験生であれば,いくら出題範囲に含まれるとはいえそんなことまでも知っている必要はないので,当然勉強する必要もないということになります。

ただどうしても準則までも掲載されているものが欲しいというのであれば,きんざいから出ている『詳細 登記六法』がお勧めです。実務家向けの六法なので,準則も当然掲載されています。同様の六法である桂林書院の『登記小六法』は毎年発行はされなくなってしまいましたが,『詳細 登記六法』は毎年新しいものが出ます(僕は毎年購入しています)。基本法である民法等には参考判例も添えられていますし,法務局の入札情報にもこの六法が出てくるような,実務家の使用にも十分対応できるものです。

定価が6000円程度になっていますが,きんざいオンラインストアでのキャンペーンや,追録(年度中に改正のあった条文などを掲載した小冊子。六法を購入すると追録請求はがきが付いてくる)とともに送られてくる申込書を使うと5000円程度で購入できるようになっています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答有難うございます。
ということは逆に言えばクレアールの択一六法は受験に関係するのだけ抜粋して掲載
されているということでしょうか?

お礼日時:2019/09/23 11:35

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!