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眠剤でクアゼパムとニトラゼパム飲んでいますが強いですか?

A 回答 (2件)

①ドラール(クアゼパム)



ドラールは、ベンゾジアゼピン系睡眠薬に分類されていますが、ドラール自体はω1選択性が高く、催眠作用に特化しています。そのため催眠作用が強く、また半減期は36.6時間、最高血中濃度到達時間は3.4時間と、作用時間が長いため、入眠障害だけでなく、中途覚醒や早朝覚醒にもしっかりとした効果を期待できます。

さらにドラールは体の中で分解されて抗不安作用の強い物質に変化していきます。ちょうど、長時間型抗不安薬のメイラックスと同じような成分となります。ですから作用時間は長いですが、催眠作用自体は8~12時間ほどになります。抗不安作用や筋弛緩作用は日中を通して持続します。このため、8~12時間ほどの睡眠薬+長時間型の抗不安薬といったイメージの薬となり、頑固な不眠と不安が強い場合に使われます。従って、ドラールは入眠困難+熟眠困難+不安感+イライラ感=ドラールといったイメージになり、睡眠薬+安定剤的作用を期待できます。

ドラールは比較的軽い薬といわれており、高齢者にも使いやすい薬ですが、眠気の持ち越しとふらつきに注意する必要があります。 睡眠作用が翌朝に続いてしまって眠気が残ってしまったり、日中に眠気が出てしまうことがあります。

またドラールの代謝産物には、筋弛緩作用があります。このため、ふらつきや転倒にも注意が必要です。特に睡眠時無呼吸症候群が悪化する可能性があるため、イビキがひどいなど、睡眠時無呼吸症候群が疑われる人にはドラールは禁忌となっています。

ドラールはまた脂に溶けやすいため、食後すぐに服用すると食事中の脂肪とともに3倍も吸収され、薬が効きすぎてしまいます。特に牛乳などで服用することは避けてください。そのため、必ず就寝前に服用することが大切です。

ドラールは作用時間が非常に長く、離脱症状は起こしにくく、依存性は少ないとされています。しかし漫然と服用していると精神的な依存によって薬をやめられなくなってしまうことが多いとされています。そのため、漫然とした長期的な使用は避けなければなりません。

依存性の対策としては、

・睡眠に良い生活習慣を意識する

・できるだけ少量・短期間で使う

・アルコールと一緒に服用しない

ドラールは15mg錠、20mg錠の2種類が販売されています。就寝前に15mgあるいは20mgから開始し、最高用量は30mgとなっています。




ベンザリン(一般名:ニトラゼパム)は、ベンゾジアゼピン系に分類される睡眠薬になります。

ベンザリンは作用時間が比較的長いお薬になり、寝付きやすい土台を作るようなお薬になります。このような睡眠薬は、「なかなか寝つけない」という入眠障害だけでなく、中途覚醒や早朝覚醒に効果が期待できます。

このようにベンザリンは、

入眠障害
中途覚醒
早朝覚醒
など、さまざまな睡眠障害で効果が期待できます。

ベンザリン錠は、同じ先発品としてネルボン錠が発売されています。また、ベンザリン錠は発売からしばらくたっており、ジェネリック医薬品としてニトラゼパム錠が発売となっています。

ベンザリンの睡眠薬での位置づけ
ベンザリンの睡眠薬の中での位置づけをみていきましょう。

睡眠薬は、その作用メカニズムの違いから2つに分けることができます。

脳の機能を低下させる睡眠薬
自然な眠気を強くする睡眠薬
ベンザリンは、脳の機能を低下させる睡眠薬になります。

覚醒に働いている神経活動を抑えることで、眠気を促していきます。「疲れきって眠ってしまうとき」に近い状態を作り出していきます。

一方で、自然な眠気を強くする睡眠薬も発売されています。私たちの睡眠・覚醒の周期に関係する生理的な物質の働きを調整し、睡眠状態に仕向けていくお薬です。本来の眠気を強める形ですので、効果が人によっても異なります。

ベンザリンなどの脳の機能を低下させるタイプのお薬は、ある程度の効果や副作用が計算できるというメリットがあります。このため、

作用時間
強さ
から睡眠薬を選んでいきます。

ベンザリンは作用時間は中間型になり、即効性も期待できますが、服用を続けていくうちに薬が体に蓄積していき、寝付きやすい土台を作るようなお薬になります。

効果の強さは標準的にはなりますが、中途覚醒や早朝覚醒が認められている方には効果が期待しやすいです。また、抗不安効果も日中に持続するため、不安や緊張が強くて眠れない方には使いやすい睡眠薬になります。
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この回答へのお礼

寝付きはいいのですが3時間くらいで目が覚めます。今回プロチゾラムからクアゼパムに変えました。今日から飲む薬はクアゼパム1錠、ニトラゼパム1錠、リスベリドン2錠です。

お礼日時:2022/01/08 18:48

あまり勧められるような処方ではありませんが、中度からやや強い部類になりますね。

まあ、服用しても何回も目が覚めてしまう方によく用いられる処方です。

また、2種類の睡眠導入剤が出されているのは、今後、症状が良くなって、薬を抜くときに比較的、楽に抜けるようにしているためなので、そこは安心できますけどね。

さらに薬が合わない時も変えやすいですから、じっくりと治療に取り組んでください。
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この回答へのお礼

寝付きはいいのですが3時間くらいで目が覚めます。今回プロチゾラムからクアゼパムに変えました。今日から飲む薬はクアゼパム1錠、ニトラゼパム1錠、リスベリドン2錠です。

お礼日時:2022/01/08 18:47

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