性格いい人が優勝

三十代、既婚、一児あり、です。母との関係で心の整理が
つかず、悩んでいます。

具体的には、先日泊りがけで子供と3,4日里帰りした時、
私の言動に気に入らないことがあったらしく、母は丸2日ほど
むすっとしているのです。
そうすると、そういえば小さいときからお母さんはこの手で
私を翻弄してくれたなぁ、と思い出して苦しいのです。
私が10歳にもならない頃だったと思うのですが、やはり母を
怒らせて一ヶ月ほども口を聞いてもらえず、胸がはりさけそうに
なった私は「お母さん、ごめんね。お願いだからおしゃべりして」と
母にすがりついたのに、母に無言で立ち去られたことが
ありました。

思春期の頃は異常なほど密着した母子関係で、私は26歳で一人暮らし
をするまで、母の好みにあった服しか着ることができませんでした。
(ピンクでフリルやレースがあるような)兄が二人いますが、頼りに
ならない兄たちで、父が私が十代の頃に亡くなってからは、
私は母の時には精神的な父であり、夫であり、
着飾って楽しむ娘であり、といった感じのところもありました。
私自身の弱さもあったのですが、2年前に子供を生んでからようやく、
ずっとずっと母の強い束縛の下にあり、母に精神的に翻弄されてきた
のだということに気づきました。とはいえ、表面上は淡々と仲良く接して
いますが・・。

子供もいて、いい年なのにお恥ずかしい限りですが
ふとした時に母に対する処理しきれない思いが、心に浮かんできて
辛いです。どのように考えたらよいのでしょうか。

A 回答 (6件)

 貴方はもう立派な大人です。

お母さんへの複雑な思いに気ずかれたのですから。気ずかないまま子育てをするより100倍もましだと思います。

きっとお母さんは、子供は生んでも精神的に未熟なところがあって、母になりきれなかったのでしょう。それはそれでお母さんなりの理由があるだろうし、責められませんが、だからといって貴方が悪いわけでもなく、むしろ貴方は子供なりにお母さんの事を思って出来るだけの努力をしてきた、親思いの人と言う事でしょう。

私も同じ思いをしています。私の場合は、母から一歩引かれた育てられ方をした事によって、自分の子供にどうしたら愛情のこもった接し方をしたらいいのか分からず、教科書的な押し付け育児をしたあげく、3年もカウンセリングに通うはめになってしまいました。
 3年間のカウンセリング通いで気がついたことがありました。それは、「私は母が大嫌い」ということでした。okutamarinさんのように、母に気に入られようと、子供時代を良い子ですごし、母との葛藤の中で自己を確立していくと言う事が出来ず、いろいろな事が未消化のまま大人になってしまいました。
 自分が実は母が嫌いなのだと気ずいてからは、物事の意味がわかるようになり、胸のうちがすっきりしました。もっと母がちゃんと私の事を育てていてくれたら、こんな思いはしなかったのにと思ったこともありましたが、しかし母のそんなありようにも母なりの訳がありました。それは母が1歳のときに、母の母、つまり私の祖母がなくなっていたということです。
 母もやはり、ちゃんと自分の母親に愛情を注いでもらってはいなかったのです。だから自分の子供と一線を引くような接し方しか出来なかったのです。
 カウンセリングを受け自分の気持ちが整理できてから、私は自分の母が嫌いだけれども、それは性格の違いからくる事と認識し、その奥にある母の苦悩を理解する事が出来るようになりました。
 もう母は75歳、私は46歳です。今更このことを母に伝えようとは思っていません。これからは母としてでなく、一人の大人として接していこうと思っています。そこに新たに愛情を感じています。
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この回答へのお礼

ご回答を読んで、私も母のことが嫌いなんだ、と改めてといいますか
初めて思いました。ずいぶん、心の中がすっきりいたしました。
母に私の思いを受け止めてもらいたい、考えていたところが
あったようで、自分の幼稚さに改めて気づきました。
ご回答者様のように、これからは私も母とは母でなく、一人の
人として付き合って行こうと思います。大分精神的に楽に
なれそうです。ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/21 22:48

自分が生み出したものが自分とは別の意思を持つことを許さないというのは普通の人が日常やっていることです。

料理を作るにしても自分が考えていないものが出来上がったら、その存在を無視するほうが当然だと思います。特に料理に自信がある人はそうだと思います。結論的にはお母さんは誤っていなかったのだと思います。貴方が問題にしているような「冷酷な」な仕打ちをする必要がないほど自分の意思を殺されてしまった結果悲惨な状態に陥っている子供はたくさんいるはずです。貴方が幸運だったのかもしれませんが、貴方のお子さんに対して結構似たようなことをやっているということはありませんか。そう考えるとお母さんに対する評価も少し変わるのではないかと思うのですが・・・
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この回答へのお礼

うーん、料理と子育てが同列ですか?。
私が子育てをしていて日々感じるのは、
これほど愛しく弱い存在を自分の感情で
傷つけることは絶対に戒めねばならない、ということですね。
ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/24 14:17

お母さんは、子供のまま母親になってしまった女性です。



自我が確立しきれない内に親になってしまった為、子供に対して一定の愛情は注ぐことができても、
すぐに「愛情ダム」からの放水がストップしてしまう。
まだ水はたっぷり残っていますが、それは自我を確立しきれていない自分の精神を潤す為に、
取っておかなくてはならないのです。
お母さんは、今でも自我を確立できずに煩悶する1人の女性なのでしょう。

ちょっとした事で(多分)あなたに口をきかなくなる、
その狭量さを自分ではどうしようもないのです。
だからといって、それが正当化されるわけでは無論ありません。
そのような姿勢は、特に幼い子供に対して、
自分は親に気に入られなければ存在する価値のない人間だという、
後にトラウマを生じさせるほどの刷り込みをしてしまいます。

成長した子供が、そのトラウマを克服して「私は存在しているだけで価値がある」、
「私は誰にも支配されない一個の人格である」という認識を本当に取り戻す為には、
事実を事実として認めるという作業が不可欠になります。
「お母さんは私を憎んでいた」という事実です。

好き好んで憎んでいた、という意味ではありません。
お母さんは、間違いなくあなたを愛していたでしょう。
しかし、自我を確立しきれていなかったお母さんは自分に自信が持てず、
あなたからも愛情の見返りを求めていたのです。
自分に従順であるということが、その証明になると考え、
あなたは、それにずっと答え続けてきたわけです。

そして、たまに「それが証明できないと(従順でないと)、裏切られたと判断して、
愛情が憎しみに変質する」
という根本的な構図は未修正のようです。

もういいんじゃないですか?

「お母さんはあなたを憎んでいた」
理由はどうでもいいのです。
お母さんが、お母さんのご両親から受け継いだ、あるいは背負わされた何かを解決していない、
ということに問題があるのです。
しかし、それはあなたのせいではありません。

無力なあなたに対して、その代理をさせたり、従順さを求めることによって
自らのトラウマを克服しようとしたことが誤りだったのです。
憎まれても仕方がないのです。

この事実を顕在化させることによって、あなたは、あなた自身の問題を解決できます。
無意識の内にお子さんに問題解決の肩代わりをさせたりしないように、
これは乗り越えておくべき課題です。

お母さんを、
庇護してもらうべき対象としてではなく、
愛情を注いでもらう存在としてではなく、
認識し直す作業が必要です。

その後、一個の独立した対等の人間として、理にかなった関係を要求し、
たまには、寂しい不完全な人間でありながら育ててくれた事に対する愛着を思い起す、
といったところがバランスのとれた姿勢と言えるのかもしれません。
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この回答へのお礼

そうですね。母に不機嫌な対応をされて動揺してしまうのは、
まだ母に愛情や庇護を求めているところがあるのかもしれません。
私もまだ母離れできていないところがあるのかも・・。
昔はどうかわかりませんが、最近は母に大分嫌われちゃって
いるのは確かですね。ぜんぜん、いうことを聞かなくなりましたので・・。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/24 14:20

子供って母親を選んで生まれてくるとよく言われます。


ですからあなたもそういう母を選んで来たのだから、それなりに何か意味があると思います。
そして親は反面教師の存在にもなる訳ですから、こういう母にはならないようにしようと思うはずです。
自分が子育てしてみると自分が思ってた以上に大変なことと分かりますよね?
あなたのお母様はそんな大変な子育てを3人も育ててきた尊敬に値する存在でもあります。
それに旦那様を亡くして辛い日々を過ごされ、少し子供への愛情が歪んでしまったのでしょう。

家には私の一つ上に姉がいたのですが、5歳の時病気で亡くしました。
そのことが原因で家の親は異常に心配症になりました。
そのことで何度もぶつかりましたが、今人の親になってみて心配する気持ちも分かりました。

どの母親も親である前に人間ですから、100%良い親になることはまず不可能です。
子供と一緒に成長していくんですから。
誰にだって欠点もありますし、未完成です。
そして誰でも人間は死ぬまで成長していくものですからね。

子供を愛するということは自分より子供のことを考えることですよね。
極端な話母子共に飢えて死に掛けている時、1本のバナナがあったら自分より子供に与えるはずです。
子供の命を限りなく守ろうとするそれは本能ですよね。
それを今の時代欠けているような気がします。

長くなりましたがあなたも母親になったのだし親から巣立ったのだから、子供を守って自分の母を遠くで見守る。
そんな親子が理想だと私は思います。
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この回答へのお礼

本当に、こうなってはならない、という母親像を母は、
身をもって教えてくれました。それは、
「子供を自分の分身のように、自分の中に取り込むように
育てることは、子供を大変、苦しめその成長を阻害する、非常に
罪深い育て方だ」という・・。
母とも大人の付き合いをしたいのですが、今回のようにむすっとした
不機嫌な対応をされると、子供時代を思い出して、すごく
心が動揺します。母を不機嫌にしてしまった理由を必死で考えて
いる自分を見つけて、自分にもすごくいらいらしてしまうのです。
他人なら適当に機嫌を取ってほうっておけるんですけれど・・。
ご回答、ありがとうございました!

お礼日時:2005/08/22 18:47

貴方のお母さんは、或る面私の実母と似ています。


というか、現代の母親(中年以上の)像というものはどこか、内面に自己愛性人格障害のボーダーラインを抱えている人間が多く見受けられます。
自分が一番、自分が可愛い、自分が言うことは何でも正しい、だから自分のいうとおり子供をコントロールしなくては気がすまない。
子供のレールを引いて自分の人生を押し付けある種子供の人生をわが人生として生きている。
貴方を、愛しているのではなく、貴方を通して自分を愛していて、子供を愛するという感情は育っていない。
親というのは、子供を生んで育てて一緒に成長して初めて親になるといいます。
貴方は、もう子供さんがいるのだから、お母さんのことはほっぽって子供さんの事だけ考えるようにしたらどうでしょうか?
お母さんは今更治らないと思う。
だけど、自己愛性人格障害の怖いところは、子供のうちにそのような愛情のない育てられ方をすると、将来
他人を愛したり、他人の痛みのわからない自己本位な子供に育ってしまう。
今のいじめとか、パワーハラスメントの根本的な原因はそこにあるそうです。
貴方は、充分お母さんで学んできたことだから、それを反面教師として、お母さんとは距離を置くようにしたらどうでしょうか?
貴方が、正しい愛情で子供さんに接していけば、やがて貴方に子供さんから愛情が却って来ます。

もう、お母さんのことで思い悩むのはやめましょうよ!
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この回答へのお礼

私の母も、2年ほど前までの口癖が「私とお前は、本当に
(考え方や行動パターンが)同じなのよ!」でした。
何度も「私とお母さんは違うのよ」と言っているうちに
やめてくれましたが・・。
母との過去のことは考えたくないのですが、子育てを
していると、ふと思い出してしまいます。本当に
両親とも、どうしてあれほど子供の心を傷つけても
無関心だったのかなぁ、と呆れてしまうほどです。
私にできる最良のことは、おっしゃるとおり、親を
反面教師にしていきることですね。どうもありがとう
ございました!

お礼日時:2005/08/22 18:28

私は 30代 子供が一人いる既婚者です。


私も幼少の頃から 実母のことで 色々 悩み 苦しんできました。
私の母は 人一倍面倒見が良く 心配性 そして気に入らない事があると 言葉で傷つける 言ってはいけない事も平気で言う または ずっとムッとして無視。 また私が幼い頃は父と仲が悪く わざと父を無視したり罵倒したり・・ちなみに父は真面目で優しい人です。 私は いつも母の顔色を伺うようになり 早く母から離れたいと思うようになり ひとり暮らしをし 結婚もしました。
今でも時々 家族で実家に行くと 必ずイヤな思いをして帰ってきます。里帰り出産したときも面白くない事があったのかムッとしたり。 母は悪い人間ではないのですが
私の中で許せない部分が沢山あるんです。
母も また早くに母を亡くし 再婚した
義理母にヒドク いじめられたそうです。 母も また愛情に飢えていたひとりなのだと思います。
私は 自分の子は私の顔色を伺って生きていくようなことは絶対しないでおこうと思っています。自分なりの愛情で育てていきます。 相談者さんも 辛い思いを沢山してきたんですね その分 我が子には愛情たっぷりで 育てていけますね。
実母に対する処理しきれない気持ち 私も日々 感じています。完璧に処理なんて できないですよ。 でも自分には 今はひとつの かけがえのない家庭があるの それを大切に・・と思っています。
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この回答へのお礼

私の母は、回答者様のお母さんのような生い立ちの苦労は
多分ほとんどないと思われます。でもふと思いついたのが、
亡くなった私の父は、母以上にすぐ感情的になって
子供を怒ったり殴ったりする人で家中がぴりぴりしていたので、
父に対するストレスが子に向かう時があったのかなぁ、と・・。
私も今は優しい夫に恵まれましたし、両親のお陰で
人の心の痛みには敏感な人間になれました。子供を
精一杯愛して育てようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/22 18:18

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