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agree to <物> agree with <人> と教わりました。しかし、英作文用の暗記例文では、agree with the idea of~、agree with that などの表現が頻出しています。to と with の使い分けについて説明が頂ければ幸いです。

A 回答 (4件)

 agree にある2つの意味を混同していることにより,たびたび生じる疑問です。



 まず,agree には「(決定権があって)同意する,承諾する」という意味があります。これは accept と言い換えることができ,agree to +「提案」という形になります。この意味の場合,「承諾する」という日本語同様,人が続くことはなく,「提案」などしかきません。これは広い意味で「もの」ですので,agree to 物と教わることにつながります。

 もう一つの意味は,「意見が一致する」という意味であり,この場合は agree with 人で「人と意見が一致する」の他,agree with the idea, agree with the opinion, agree with what he said などの言い方が可能です。この場合の agree with 物というのは,上の agree to ~のような「承諾」の意味ではなく,「同じ意見である」という意味です(日本語で「同意」と言った場合,どちらの意味になるかは微妙ですが)。

 このように,agree to 物,agree with 人という教え方に誤りはありませんが,agree to 提案,agree with 意見のように区別することが必要でしょう。

 あと,agree on this point「この点で賛成である」のように on がくることも多いです。
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この回答へのお礼

納得です!本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/01/06 22:26

学校では,同意するの意味で,agree to <物> agree with <人>と覚えてもよいでしょう.



しかし補足としては,次のようなことがあります.
1. agree に不定詞が続く場合,I agree to let him go. のように,agree to <動詞>になったりします.
2. I agree that ~~. と,that 節が続くこともあります.
3. <物>の場合でも,proposal/plan/suggestion/terms などには agree to (決定権のあるなしに無関係です)を使いますが,opinion/view/idea/analysis/explanation などには agree with を使います.eg) I cannot agree with your opinion. I agree with your view. これらはより人格に強く結びついている感覚があるためのようです.
4. agree with は「一致する」,「符号する」などの意味でも使われます.すなわち,agree with <物>ですね.eg) My calculation does not agree with yours.
5. その他,agree on <結論,決定>,agree about <議論のテーマ>,
などもあります.

どうですか,混乱しないように!
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この回答へのお礼

そんなにたくさんの意味があったなんて、非常にためになりました!
辞書の訳ではわかりづらいニュアンスまで説明していただき本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/01/08 12:35

#1、#2の方が既に素晴らしい御回答をしておられますのでそれ以上のものは何もないのですが、別の角度からという意味で述べます。



agreeの直後に来る前置詞をその前置詞の後に来る名詞の種類によって覚えようとするとたいへんたくさんのケースを覚えなければなりません。おそらく、覚えても覚えても、こんな場合はどうするのだろうと迷うようなケースが出てくると思います。

そこで、
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#3です。

すみません。操作ミスのため書きかけで投稿してしまいました。続きを書きます。

そこで、前置詞の意味で使い分けるようにすると、このような紛らわしさがなくなると思います。例えば、toの中心となる意味は目的地を表す「~へ」という意味なので、agree to~は「主語が~へ至るように同視する」「主語が自らの位置、立場、意見を一方的に変えて、~へ歩み寄って同意する」「主語が~に従う」という感じを表します。したがって、例えば次の(1)は()内のような意味になります。
(1)He agreed to her.(彼は彼女の考えに同意した/従った。)

同じように、withの中心となる意味は「~と一緒に」なので、agree with~は「主語が~と一緒に同意する」「主語も~もいずれもが自らの位置、立場、意見を少しずつ変えて、お互いに歩み寄るように同意する」という感じを表します。したがって、例えば次の(2)は()内のような意味になります
(2)He agreed with her.(彼と彼女はお互いに歩み寄って同意した。/彼は彼女と意見が一致した。)

(1)、(2)の両方とも、主語(he)が歩み寄った量は、ゼロから∞までのいろいろな場合が考えられ、量がいくらなのかは前後関係から判断するしかありません。ただ、感じとしては(1)、(2)の ( ) 内のような感じを表します。

agreeの後には、上記のほかに、about、as to、at、based on、for、..... など、およそ考えられるありとあらゆる前置詞が来ますが、上のようにそれぞれの前置詞の「中心となる意味」によってその意味やニュアンスを判断して用いれば、どの前置詞を用いるかについて悩むことが少なくなるのではないかと思います。
蛇足を申し述べました。
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この回答へのお礼

目から鱗です!応用のきく考え方を教えていただき本当にありがとうございました。
こんなにたくさんの方々から回答をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。これで自由英作文はバッチリ、合格、ふふふふふふ!!!

お礼日時:2007/01/08 12:41

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