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こんにちは。

タイトルの通りで恐縮ですが、
株式交付費はなぜ費用じゃなくて資産扱いなのでしょうか?

調べてみたのですが
いまいちわかりませんでした。

どなたか解説よろしくお願い致しますm(_ _)m

A 回答 (3件)

株式交付費の会計処理



 株式交付費(新株の発行又は自己株式の処分に係る費用)は、
 原則として、支出時に費用(営業外費用)として処理する。

 ただし、企業規模の拡大のためにする資金調達などの財務活動(組織再編の対価として株式を交付する場合を含む)
 に係る株式交付費については、★繰延資産★に計上することができる。
 この場合には、株式交付のときから3年以内のその効果の及ぶ期間にわたって、定額法により償却をしなければならない。

 教えてgooでは近頃、‘ゼロから会社を立ち上げた男’という大きな宣伝広告が目につきます。
 これは謳い文句ですが、実際、会社を興したり、拡大・再編させるためには先ず、多額の資金が必要です。
 会社経営側は、事業を始める以前で未だ顧客がいない、或いは、企業の日常的な営業活動を継続させたまま、
 一方で巨額の設備投資を行なうリスクを背負います。
 利益(儲け)がない・もしくは平年通りの経営状況のまま、
 費用(投資額)だけ極端に増額したのでは、
 その期の営業成績は赤字、火の車状態となるのが通常です。
 そのような、過酷な状況を回避させる対策として、
 初めの出費時に一度、その全額を一括資産計上したのち、
 一定期間内、一定額ずつの償却(つまり、費用化)が法的に認められたのが、繰延資産の発想です。
 それが、ご質問にある、株式交付費を、資産の一部として計上させることとなった流れの根拠なのです。

 出費したその期の貸借対照表の資産項目に、一度、全額が表記されます。
 ▽
『株式交付費(繰延資産)××× / 現金預金etc×××』
 
 株式交付費は通常、3年償却ですので、出費月より36ヶ月間、三期間に渡って損益計算書に費用計上されることになります。
 ▽ (決算整理仕訳計上)
『株式交付費償却(営業外費用)××× / 株式交付費(繰延資産)×××』

 つまり、株式交付費が資産として記載されるのは、償却期間内のみです。
 出費時に費用として一括計上されなくても、
 出費当月から償却が終わる最終月のあいだにかけて、ちびちびと営業外費用に流れ込んでいく結果に、変わりはありません。
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株式交付費は繰延資産として計上する事が認められている項目の一つです。



この支出により将来にわたって収益を得ることが期待できるので、この収益と収益を得るための犠牲(費用)とを対応させるためにとりあえず資産で計上しておいて次期以降に費用として認識できるように繰り延べことが認められているのです。
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株式交付費は、”費”という文字からわかるように原則は費用処理することとなっています。

しかし、企業規模拡大のためにする資金調達などに係わるものについては、繰延資産に計上する事も認められています。
繰延資産は、
(1).すでに代価の支払いが完了または支払い義務が確定している
(2).役務の提供を受けた
(3).効果が将来にわたって発現するものと期待される
ものを言います。
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