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レンガの材料となる土を200kgほど必要としています。
レンガを作るためでなく、あのような色合いの土を使って造形作品を作るためです(焼き固めたりはしないです)。レンガを販売しているところは探せるのですが、材料となると、個人にそんな少量を売ってくれるところがうまく見つけられず困っています。
このような希望に答えてくれそうな業者さん、あるいはなにか手だてなどあれば教えていただきたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

レンガ色の顔料で良いですね。


酸化第二鉄。多くの場合、1kgか20kg単位で陶芸材料店で販売しています。
土が磁器土ならば色が白いので何でも良いでしょう。ただし、粘土を使うとかなり重いです。造形の方ですと白い紙粘土の方が楽でしょう。

購入した酸化第二鉄を乳鉢で粉砕してください。粉砕の程度で色が変化します。電動乳鉢(らいがいき)も販売されていますが高額です。
もし、分量が少なくても良いのであれば、日本画用の泥絵の具の中に類似の色を探してください。

セロゲン、障子用糊です。を買ってきて、規定の分量で薄めて、のりにします。酸化第二鉄(乾燥絵の具)100gに対して、粉末セロゲンを0.1g混ぜて十分攪拌して(かき混ぜが不充分ですとへんな沈殿ができるので要注意。洗濯機がもっとも回っているときよりも早い流れが必要です)、均一になったらば、もう1度加えてください。
これで、セロゲンが腐るまでは糊として使えます。
このセロゲンは均一に分散させるために使うので、面倒ならば省略してください。その代わり練りに時間がかかります。

色のついた糊を(紙)粘土に入れきれいに練り上げてください(粘土か使えるという話しなので、あら練り、菊練りをするだけの技能を持っているとして答えます)。適当な大きさ(幅2cm, 奥行き10cm, 厚さ0.5cm)程度のテストピースを作って、これをオーブン(100-150度、二時間。焼かないので(水蒸気)爆発しても困らないでしょう)で乾燥して、色を確認してください。

どうしても、色が出ない場合には、レンガを砕いて泥絵の具にして使うという方法があります。
レンガを砕いて作った泥絵の具に、上記セロゲン糊を混ぜて、絵の具にして、掃け塗りするという方法です。

セロゲンは、陶磁器材料販売店で1kgか20kg単位で販売しているはずです。
水で0.1%に薄めて使うので、1kg買ったらば使いきれないで使用。

陶磁器材料店は、大手で
マルニ、シンポ、いせきゅう。
代理店で店頭販売もしています。

そのほかに、店頭で見て買いたいのであれば、栃木県益子町益子焼きょうどうくみあい。組合員以外は割増料金です。

らいがいき、を借りたいのであれば、組合の隣の試験所で貸してくれるかもしれません(料金表に載っていたような気がするのですが疑問)。
しらきよういちの本に顔料の作り方が載っていたので、炉を借りて作っても良いですが、それなりの技術が必要です。このみの色のレンガを砕くのが楽です。
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この回答へのお礼

大変くわしく書いてくださって、感謝の気持ちでいっぱいです。
実は粘土状にしては使わず、砂場で子どもが作るような、小さな山脈のようなものを作ろうとしています。道で見かけるさまざまなレンガの色合いがイメージの色にぴったりで、その材料を手にいれれば…と安易に考えた次第です。
教えていただいたように熱を加えることがポイントのようなので、酸化第二鉄を買って、家にあるシャモットをオーブンで焼く、フライパンで炒る、などで作れるかもしれないと思えてきました。ただ必要な土の量が200kgなのでやや不安なのですが。
また、ご回答を読ませて頂いて、地元の陶芸教室(東京)などで粉砕機を備えているところでレンガを砕いてもらうという手もあるのかなと思いました。
考えがまとまっていなくてごめんなさい。いろいろ教えて頂いたので、いろいろな視点をもつことができました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/19 21:23

>をオーブンで焼く、フライパンで炒る


全然温度が低くてだめです。最低でも450度、出きれば、800-900度ほしいですから。

「シャモット」ですと、荒くて色が出ません。八食を確保するためには、かなり細かい粉にする必要があるのです。
(文化功労賞作家の)某氏が40代で亡くなったのは、発色を確保するために、細かい粉を使う技法を選択しました。結果として、粉塵が肺に詰まって若くして亡くなることになりました。
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レンガといっても色々な種類がありますが、色ということならば、赤レンガでしょうか?



赤レンガは土の中に入っている成分(鉄分)が、1,000℃~1,100℃の焼成により赤く発色しているものですから、
レンガの原材料となる土だけを手に入れても、焼かないかぎりはあの色はだせません。

土も業者によって様々のようですので、レンガ業者に個別に問い合わせて、個人でも入手可能な土の種類を尋ねられてはどうでしょう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%85%89%E7%93%A6
http://www.akarenga-aichi.or.jp/ja/process.html
http://www.phoenix-c.or.jp/~santaku/web-renga/ht …

参考URL:http://www.akarenga-aichi.or.jp/ja/process.html
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この回答へのお礼

はい、赤レンガもそうなのですが、もう少し白っぽいテラコッタのような色合いのものなど、レンガにはいろいろな色合いのものがあるので、できればいろいろななかから選べればと思っています。
とはいえ焼いてこその色合いなのですね。となるとレンガを砕いたほうが自分の希望のものが手に入るのかもしれません。ただ量が量なので、粉砕機をどこかで借りるか、レンガ処理業者のようなところがあればそこで分けてもらうというのが考えられるのかもしれません。うーん、あるのだろうか。

でも、いろいろと実現への道が見えてきてうれしいです。貴重なご意見をありがとうございました。

お礼日時:2007/11/19 20:54

漆喰屋さんに相談されてはどうでしょう?


漆喰屋さんが近所になければ、壁土などを扱っている建材屋さんに
たずねてみると教えてくれるかも知れません。
増粘剤や接着剤なども、漆喰屋さんなら取り扱っているはずです。

どうしても近所に無ければ、手芸店やホームセンターなどで
陶芸材料を扱っているところに聞いてみてはどうでしょうか。
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この回答へのお礼

なるほど。漆喰屋さん、建材屋さんならば、さまざまな土を扱っているのですね。さっそく近くにある店をピックアップしてみたので、行って相談してみようと思います。
新たな視点をありがとうございました。

お礼日時:2007/11/19 20:43

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