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はじめまして、私は先日意匠設計事務所を4年ほど勤め退職したものです。以前から少しずつ感じていたのですが、意匠設計での業務は専門的とは言いながらも、そこまで難解なものではなく、2~3年働けば十分対応でき、また意匠設計希望者は多いため、代わりの人材も多いと思ってました。もちろんまとめ上げる力量というのは大変極まりないとも思います、ただ何が差別化要因かというと、やはりデザインや創造力ではないかと思っています。
そんな時に、構造設計という数字的根拠があり、建物の構造の力の流れを考え、設計するという仕事に興味が移ってきました。
私自身学生の課題や実務においても、外観やデザインを決めるときに、一からではなく、やはり何か作品を参考にして真似をしたり、考え方を取り入れたりという作業を無意識にしていました、でもそれは何か違うんじゃないかと思いました。なにか経験をつんでいるようで、浪費してるようなジレンマがここ一年あたりは特にあり、将来的にはやはり構造設計のような、地に足のついた仕事の方が自分にはむいているのではと生意気ながら感じていました。
そこでお聞きしたいのは、意匠設計では設計事務所から独立というパターンが多いと思うのですが、構造設計の世界は、独立もあると思いますが、定年まで勤められる事務所や会社は多いのでしょうか?他にどのようなパターンが多いのでしょうか?
また、残業は意匠も構造も多いとは思うのですが、やはりどこも激務というほどのものなのでしょうか?
最後に、構造設計の醍醐味ややりがいなどありましたら、ぜひ聞かせてください。長くなりましてすいません、よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

お礼の中の補足について


>その課題を解く知識と経験があれば作業スピードはかなり上げられるような気がします。浅はかな考えですが、意匠設計よりは自分のペースでやれる場合もあるのではと思うのですが、いかがでしょう?
二足草鞋になる事によって、施主から設計・監理を直接依頼され業務を行う場合、急な設計変更に、構造屋さんに一々問い合わせたり意見を聞いたりしないで、作業が進められますので作業は、早く処理出来ます。
工事現場でも構造的な質問や問題点に対して、いち早く対応する事が出来ます。
最初の計画から設計変更が一度も無い物件は、まずありえません。
また、独立して設計事務所をやる場合は、施主の日程希望を聞いた上で、自分の決めた日程に合わせて意匠、構造設計を行う事となります。
自分で考え編み出した構造と意匠デザインの建物を設計出来る醍醐味は、両方とも出来なくては分からない事です。
貴方も目標、夢に向かって頑張ってください。
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初めて、お目にかかりました。

無垢の木材で、純粋古典継ぎ手工法の、木造構造設計士さんに。。。自分が施主の場合、ほとんど自分が設計して、設計士さんのはんこをもらっただけですから、設備設計、基礎設計、土壌改良もプランニングしました。その中で、1番大変だったのが、木造の無垢材の構造計算で、すべての加工材の絵を描いて、ヒノキ芯さりとか、書きまして、材質によって、強度が違うので書いてって、そこで、全体をコンピューターに入れて、壁構造とか、柱一体とか、書き出して、排煙、採光計算もして、消防の設備設計もして、意匠設計もして、はんこもらいました。
だって、木造の集成材やプレハブの構造計算屋さんは、居たけど。。。

そんな人も居るんだね。。でも、意匠設計士って、ポーリングデータから、基礎くい、地中梁、設備設計、などなど、本来は、積算設計まで、全部知ってるはずでしょ。まあ、デザインだけの漫画屋さんが8割かもしれないけどね。実際、漫画意匠設計士が存在することがおかしいのでしょ。

言ってる意味、解かりますか?大学で、木造在来建築の授業がなくても、枡組工法や追っかけ梁工法とか、舟ひじきとか、貫通横ぬきとか、当然、プロなんで、ご存知なのが当たり前なんですがね。屋根だって、てり屋根、むくり屋根は、当たり前でしょ。。

施主が、基本プランの時点で、書いてくるんだから。。。。

知識として、監修、意匠、外観、内装、構造、積算、など、すべての分野が、実際できるのが、設計士グループのボスとしては、当たり前のことですが、それだと、1棟の注文に2年くらい付き合う訳で、設計料が、合わないと思いますが。。。
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この回答へのお礼

恐れいります^^;。
つまり意匠設計は構造もできてあたりまえというニュアンスでしょうか。たしかに分業とはいえ、専門家としては当然のご意見だと思います。
おっしゃるとおりで意匠はやることがかなり多岐に渡って、まさにゼネラリストになるべき職種だとおもいます。構造設計はどちらかというとスペシャリストだと思うんですね、ですから意匠設計業務についている方のなかでも、その業務内容に満足していない設計者はかなり多いのではないでしょうか?
ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/26 09:43

大変良いお考えです。


将来独立をお考えなら意匠設計と構造設計の出来る二足草鞋になって損はありません。
意匠設計と比べると構造設計の場合、小さい所が多いです。
仕事も締め切りに追われてかなりハードです。
徹夜は、あたりまえです。
意匠設計と構造設計の出来る強みは、いくつもありますが、一番は他の設計事務所さんと設計見積もりの競争をする時に優位に立ちます。
意匠設計屋さんの場合は、構造計算する建物は全て外注となるから、その分固定金額となって、設計料の値引きに応じ切れなくなるからです。
設計する時の考え方も変わってきます。
自分で構造を考え、あみ出しながら意匠をデザインしていくことができます。
意匠しか出来ない場合は、構造屋さんから無理と言われるとデザイン変更を余儀なくされます。
特に意匠設計屋さんの場合、三階建ての物件で通し柱の位置を無視した設計で泣かされています。
喧嘩になる事しょっちゅうです。
最後は、意匠設計屋さんが折れますけどねぇ~~
と言っている私は、意匠設計と構造設計の出来る二足草鞋です。
不得意の構造はありません。
木造、鉄骨、RC、SRCなんでもこなします。
その中で一番得意なのは、木造です。
大スパンもなんのその・・・
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この回答へのお礼

すごいですね、木造だけならというのは聞いたことがありますが、すべての構造で二足とは、尊敬します。
すごく単純な発想であえて聞きたいのですが、私の知ってる構造事務所は所員も6人程で徹夜というのはほぼ無いそうです。そこで思うのは、意匠設計を経験して思うのは作業時間もそうですが、考える時間(生みの苦しみとでもいうのでしょうか)も多かったです。
構造設計はどちらかといと(構造デザインというと違ってくるとは思いますが)ある課題にたいして思考するイメージがあります。つまり、その課題を解く知識と経験があれば作業スピードはかなり上げられるような気がします。浅はかな考えですが、意匠設計よりは自分のペースでやれる場合もあるのではと思うのですが、いかがでしょう?

お礼日時:2008/05/26 09:36

私は、建築の専門家ではありませんが、あなたの希望する業務で、それに見合う報酬を得ることは、現在の日本では、不可能でしょう。

ですから、構造設計士が、直接、顧客を持ち、自分の構造設計に、自分で、利益が出る価格が付けられるなら、よろしいのでしょうが、外国は、そうなってますが、日本では、意匠設計士の下請けでしかない、構造設計士、設備設計士、などなど、これだけの予算で、いつまでに、建築確認を取ってこい。って言う無理難題に、いつまでつき合えますか?

あなたが、特許でも取って、こういう構造は、特許料がもらえると言うなら、別でしょうけど。。

施主が、急に、ここの柱を抜いて、広いリビングにしたいって言ったって、全部、やり直し計算なんて、期限までには無理でしょうね。そういう予想をして、柱や梁を太くすれば、意匠設計士から、もっと安く設計しろって言われるでしょうしね。

構造設計士の単価が、意匠設計士より安いのに、なぜ?って感じは受けます。ただ、下請け設計システムは、日本独特なので、構造で頑張りたいなら、欧米で、事務所を持たれるかですが、その国の法令を覚えないと駄目ですので、大変でしょうね。

なお、ユニークな構造に、顧客が付かないと言う日本人の体質もありますよね。

お客の居ない優秀な構造設計士って、食べていけませんよ。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます。
わかります、ただ私はあまり独立志向ではないので、意匠だろうと構造だろうと、一所員であれば給与は能力次第になると思います。もちろん会社の利益として、元請の方が一件あたりの設計料は多いでしょうが、構造の場合、継続して契約している場合が多いので、年単位の利益では一概にどちらがというのは無いと思います。
欧米はさすがに厳しいですね^^;日本を離れたくないのかも^^

お礼日時:2008/05/26 09:28

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