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連結修正仕訳 開始仕訳について


問題文
1、P社はS社の発行済株式の75%を所有し、連結子会社としている。
2、×1年度においてP社はS社に対し商品を70,000円で現金販売した。


この場合って、×1年度には、
売上高70,000  売上原価70,000
という連結修正仕訳が行われると思いますが、この仕訳の処理って、
×2年度においても開始仕訳としてまた同じ仕訳されますよね?

問題文が他にもあり(期末棚卸資産の未実現損益に関して)、テキストにはそのことに関しては×2年度開始仕訳を行っているんですが、説明の便宜上、上記の
売上高70,000  売上原価70,000
という仕訳処理はテキストの×2年度の開始仕訳で省かれているだけですよね?それとも何か私が誤って理解しているでしょうか?お分かりになる方がいましたら、どうか御教示願います。

よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

×1年度の売上と売上原価の相殺の仕訳は、×2年度の連結財務諸表を作成する際にはしません。

なぜなら、×2年度の親子の財務諸表には×1年度の連結会社間取引は含まれていないからです。一方、子会社の×1年度期末棚卸資産に含まれていた未実現利益は子会社の×2年度期首棚卸資産にも含まれているため、未実現利益の消去の仕訳は×2年度の連結財務諸表を作成する際に行います。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。

理解させて頂くことができました。
なるほど、×2年度の親子の財務諸表には×1年度の連結会社間取引は含まれていないんですね。
私が会計処理を間違って理解していたので正しく理解できて良かったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/09/11 22:49

1年度の連結修正仕分けの


売上高70,000 / 売上原価70,000
これは、損益計算書のみに反映される仕分けですよね。
「棚卸資産」「貸倒引当金」「減価償却累計額」など、ストックの科目のある連結修正仕分けとは、異なるものと考えてください。

「棚卸資産」「貸倒引当金」「減価償却累計額」などは、貸借対照表で、親会社および子会社の個別財務諸表上、前期の未実現項目が繰り越されてしまいます。
このため、当期で前期に計上された貸借対照表項目を修正します。

一方、「売上原価」や「売上高」などの損益項目は、前期から貸借対照表で繰り越されてくることはありませんね。
損益項目は、繰越利益剰余金で反映されますが、利益剰余金期首残高で連結修正仕分けを切るでしょうし、
利益剰余金期首残高70,000 / 利益剰余金期首残高70,000
となり、結局、仕分けはなかったものになります。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。

ストックの科目のある連結修正仕分けと損益項目は別なのですね。
損益計算書のみに反映される仕分けですので、その期だけで済んでしまうのですね。
理解させて頂くことができました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/09/11 22:52

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