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英語発音のカタカナ表記法(小学生向け)で、現在主流のもの

突然、小学生(主に3・4年生)向けの英語の本作りに関わることになりました(普段は、英語・学校教育とも無関係です)。

発音を表すカタカナ(場合によっては“ひらがな”混在)ルビを付けたいのですが、何を基準に付けるか、検討中です。
ちなみに、出てくる単語はI、have、mapといったごく易しい単語で、数も多くはありません。

書店でいくつか見比べたところ、入門用の英和辞典にはカナ発音が併記されているモノも多く、巻頭に「この辞書での発音の表記について」といった形で数ページにわたって説明されているようでした。
また、単語が載っているだけの幼児向け絵本に「発音は○○辞書での表記を基準にしています」といった注意書きだけが書かれているモノもありました。

カナによる発音表記法に公的に定められたモノはなく、各出版社が独自の表記法を定めて使っているのだと思いますが、現在、
「初心者向け(特に小学生向け)の英語教材等で主流のカタカナ表記法」
といったモノがありましたら、教えてください。

「そもそもカタカナで発音を教えるべきではない!」という意見があることは承知しております。
小学生が英語を学ぶ時、カタカナの読み方をつけない方がいいの?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3332238.html

今回の本では発音について詳しく説明する予定はありません(他で学習してもらう、ということで…)。ですが、発音を一切書かないワケにもいかないので、妥協としてカナを付ける必要があるかな、と考えています。
この質問では、是非は別として「現状してメジャーな表記法があるか、あるとしたらどのようなモノか」を主に知りたいと思っています。

…もっとも、いくつか立ち読みした印象では
「各出版社に共通してなんとなく『こういう感じ』というモノはあるけれど、『ドコの会社のモノが一番!』というほどのモノはない」
ような気がしているのですが…。
詳しい方からの「ない!」というご回答も歓迎します。諦めがつきますので(笑)。

また「メジャーかはともかく、この表記法が個人的にオススメ」というモノがありましたら、併せて教えていただけると幸いです。

よろしくお願いします。

なお、↓の質問は見ました。

発音が日本語で書いてある辞書
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5363263.html

A 回答 (2件)

発音のカタカナ表記に「詳しい方」ではありませんが、「ない!」というのが私の回答です。

以前はほとんどの辞書が国際音声記号を使っていましたが、最近はフォネティクスの理論等を反映して新しい表記法を採用した辞書も出てきました(研究社 ライトハウス英和辞典等)。それでも以前から中学生などの初学者向きの辞書にはカタカナ表記も併用されていました。先生の中にはカタカナはダメとおっしゃる方も大勢居られましたが、いわゆる「発音記号」を正確に発音できるかどうかは別問題です。発音記号をカタカナ読みしていたら正確な発音とはいえませんから。もちろん発音記号の方がカタカナよりも日本語にない特有の音を表記するのに向いていることは確かです。今は電子メディアの普及に伴って、教科書の新出単語にも発音記号が付けられていない場合があります。NHKの基礎英語のシリーズなどでも発音記号が付けられていないことが多くなりました。学習者は自分の耳から聞こえた音を頼りに発音を覚えることを大切にしているからでしょう。しかし中学で発音記号をあまりうるさく言わなくなった為に、高校生になって辞書を引いても発音が判らない生徒が出てきたのか、学研から高校生向きの辞書にカタカナの発音表記のついた辞書が出ているのを以前本屋さんで見かけました。皮肉な話です。だからこれから作られる「英語の本」には適当にカタカナのルビを付けてあげて下さい。もし音声教材としてCD等をお使いになる予定があるのでしたら、生徒自身がルビを付ける練習問題などを載せてみるのも面白いかもしれません。以前NHKの「ラジオ英語会話」の講師をされていた早稲田大学の東後勝明先生が中学生時代にご自身が使われていた古い「英語会話」のテキストにfriendshipの発音に「フレンシェ」とご自身でルビを打ってあるのが見つかったそうです。また発音はきれいに越したことはありませんが、アメリカは移民による多民族国家ですから、キッシンジャー博士等はポーランドなまりがありthatの発音がdatの様になっているそうです。この手の発音は物理学者にアメリカではドイツ系の人が多く皆さん優秀なので、非ドイツ系の物理学者もthis, that を dis, dat の様に発音される方が多いとも聞きました。また以前の宗主国イギリスのQueen's English(or King's English)に憧れがあるのか、アメリカ人女性はイギリス英語を話す俳優の方が好きだと言う人が多いらしいです。またそのイギリス英語ですが、王室を頂点とする階級社会の面が結構残っていて、出身地や学んだ学校によって発音が違うそうです。例えばイートン、ハローといった全寮制のパブリックスクール(私立)からオックスフォード、ケンブリッジといったエリートコースでどの学校に行ったかも発音から推測できると聞きます。少し古い映画ですが『マイ・フェア・レディ』等はコックニーと呼ばれる下町英語等のよい勉強になります。もう一度カタカナ表記に戻りますが、little の最初の l (clear l) は「リ」、後の l (dark l) は「ウ」の様に違って聞こえます。「リトル」ではなく「レロ」のように聞こえます。old の l (dark l) も「オールド」よりも「オゥウド」の様に聞こえるのではないですか。また better の t は「ベター」ではなく「べラー」、water も「ウオーター」ではなく「ワラ」の様に聞こえる時があります。江戸末期に漂流してアメリカに渡ったジョン万次郎が、What time is it now? に「ほったいもいじるな?」のルビを付けたのは有名です。だから質問者様も生徒さん向けに一応ルビを打ってあげて、いくつか授業中に生徒自身にルビを打たせてあげて下さい。みんなで「ああでもない、こうでもない」と言ってルビを打てば授業も盛り上がるのではないですか。長くなりましたが以上です。「本づくり」の成功をお祈りします。

この回答への補足

締め切らず放置状態にしてしまい、申し訳ありません。
その後、担当者氏曰く
「書店で実際に辞書等を見たら、『ナイ』という意味が理解できた。見る迄は(私が)何を言っているのか全く理解できなかった」
だそうで。
で、現在売上げ上位の某辞書の表記法がお気に召したらしく、その辞書の表記法を真似る(要するに「パクる」ってことですが…)ことで一応決着しました。

ヒトの言うことを聞く気がないなら、先にご自分で確認してくれれば、お互いムダな話しなくて済んだのですが…。
ギャラに反映されない電話に費やした時間と肉体的・精神的疲労がアホみたいでした…。

でも、ココで質問して親切なご回答をいただけたおかげで、気持ちがラクになった上、勉強にもなったので、その点はよかったと思うことにします。
本当に助かりました。ありがとうございました。

ちなみに、その後は「強勢の絶対的正解をオマエが決めろ!」って言って来ました。
…いやぁ、「絶対的正解はないから著者が決める」って話にしたっしょ…(疲)。

英語絡みの仕事は受けない方がいい気がしてきました。ギャラがいいワケでもない(むしろ悪い)のに、要求が際限ない…。

補足日時:2010/10/07 17:16
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この回答へのお礼

詳しくてアツイご回答、ありがとうございます。

確かに音声教材が豊富にある昨今、「カタカナ発音を体系的に学ぶ」こと自体がナンセンスでしょう。早期英語教育の目的の一つが「より正しい発音を身につけさせる」ことにあるのでしょうから、「カタカナ英語に汚染される前に」音声教材やフォニックスを教え込むほうが、現代的な考え方に適っていると思います。

そもそも、tableを「テーブル」と発音すればカタカナ語になってしまいますが、「テイブル」と表記したからといって正しいワケではない。個人的には「テイブゥ」の方がより近い気がするけれど、かといって「tableはテイブゥと発音します」と教えるベキか?というと、適切ではない気がします。

しかし、今や発音記号までもが「時代遅れ」と化しているとは、不勉強で知りませんでした。
そういえば、私は発音記号をなかなか覚えられず、「基礎英語」のテキストに辞書で調べたカタカナ発音を一生懸命書き写すという、あまりに前近代的な勉強法をしておりました(恥)。もちろん、ラジオ放送は聴いていましたが…。

一方「カタカナ英語でもチャンと通じる!」といった本もあるようですが、初心者の学習に適しているかは、また別の問題のように思います。

そもそも「正しいカタカナ発音表記法」などという考え方自体がナンセンスだと個人的には思っていますし、今回の仕事も、私一人で決められることなら「誰かがテキトーに決めたらいーじゃん」と思います。
oldだったら、「オールド」「オウルド」「オゥルド」「オゥウド」、ドレでも構わない程度の話だと思うのですが、ナゼか「ドレが一番権威ある表記法なのか、プロとして責任ある回答をせよ」みたいなことを迫られ(泣…プロじゃナイのに…)、困惑しております。
幼児・児童教育や英語教育に携わっている方であれば、「なんとなく」でもトレンドをご存じかもしれないと思い、質問した次第です。

今回の本では、音声教材は付きませんし、発音の学習もありません。ただ、文型を学ぶのに「全く発音できないと学習しにくいだろう」ということで、補助的に読みがなを付けようというだけのことなのです。質問文にも書きましたが、単語数もごくわずかなので、「体系的に整っている」必要もないと思います。
(私は教師ではありませんので、生徒に教える機会もありません。)

担当者氏と根本的に話がかみ合わないので(どうも「専門家は全知全能であり、自分が思いついたことを投げつければ即座に絶対的正解が吐き出されてくるベキ(できないのは私の怠慢!)」だと思っているらしい)、スッキリ納得はしてくれないみたいですが(泣)、私自身だけでも「ない!」と納得できれば、かなり気持ちがラクになれそうです。

温かいお言葉、ありがとうございました。
「成功」するかどうかは私のあずかり知らぬところですが、せめて自分の責の及ぶ範囲には最善を尽くそうと思います…。

お礼日時:2010/09/12 16:51

>「各出版社に共通してなんとなく『こういう感じ』というモノはあるけれど、『ドコの会社のモノが一番!』というほどのモノはない」


ような気がしているのですが…。

発音記号でもそうですよね。辞書により異なり、これというのが無い気がしますが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

発音記号は、一応は標準的なものがあるようです。

Jones式
http://ja.wiktionary.org/wiki/Wiktionary:Jones%E …

IPA
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B% …

細かいところでは差異があるようですが。

>辞書により異なり、これというのが無い気がしますが。

やはり「ない」に一票ですね。
貴重なご意見、ありがとうございます。

お礼日時:2010/09/12 15:48

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