2024年のうちにやっておきたいこと、ここで宣言しませんか?

スクーターのウエィトローラーについて質問です。

ウェウトローラーが

1:軽いほうが低速では強いけど高速になるには重さが足りずなかなか最高速まで行くのに時間がかかる

2:重いと低速ではすぐ中速ギアになりやすく、低速域での加速がイマイチになる。
そのかわり重い分プーリーを押し出す力が強く、より高速ギアになれるので高速が伸びる

で合ってるでしょうか?

A 回答 (2件)

簡単な例示的なモデルで説明してみます。


某50ccスクーター:最高出力回転数8000rpmで60km/h出るとします。
無段変速機の変速中の回転数は一定とします。

ノーマル状態では、30km/hで変速は終了し、その時の回転数(変速中も同様)は4000rpmで、変速終了後は回転数の上昇に従って増速して行きます(30~60km/h・4000~8000rpm)。

ウェイトローラー(WR)を軽くすると、変速中の回転数が4000rpmより高くなり、例えば、変速域の回転数を6000rpmになるようにWRをセットすると、変速終了が45km/hになり、その後は回転数の上昇に従って増速して行きます(45~60km/h・6000~8000rpm)。

さらにWRを軽くして、変速域の回転数を8000rpmギリギリにして、なおかつ変速終了とトップスピード到達を同じにすることも出来ます。

さらにさらにWRを軽くすれば、8000rpmでは変速終了までプーリーを押し広げることが出来なくなる(最終変速比にならない)ため、はじめの加速は良くても8000rpmでは60km/hに到達できなくなります、軽すぎると最高速が落ちるのはこういう原理です。

※実際には、変速終了の最後のところが厳しいため、理論よりも重いWRが必要なことが殆どです。

先の回答者の補足のような内容になりますが、エンジンの性能にもよりますが、4000rpmで加速するのと6000rpm以上で加速するのと、どちらの方が力強く加速ができそうかだいたいイメージできますよね?
ちまたで言われる「伸び」というものが、変速速度域を言うのか、変速終了後の速度上昇を言うのか、どちらであっても上記に書いて有るとおりです。

最後に、加速性能や最高速にはWRが転がるスロープの形などプーリーの構造やトルクカム働きなどのほかエンジンのパワーバンドも相乗的に影響するため、上記のとおり機械的に設定したからといって実際にはこのようなキレイな数値化できませんが、原理的にはこのような働きとなります。
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この回答へのお礼

とてもよくわかりました。あまり高回転で回し続けるのはエンジンに負担がかかっていそうで好きじゃないので加速はゆったりでもあまり回しすぎないのが好みかなと思います。低回転でゆっくり加速ゆったり走行がいいです。でもWRを重くしすぎると坂道などの減速がネックになりますね。要はトルクは同じなのでそれをどういう好みで振り分けるかの調節がWRの重さの調節って感じですね。やはり車種によっても色々違うという事で何度も違う重さで試して一番いい値を根気よく探すしかなさそうですね。ご回答誠に有難うございました。

お礼日時:2011/01/10 01:47

だいたい合ってます。

でもちょっと違います。

1番は『ウエイトローラーが軽いと低速では強い』という表現より『エンジン回転数が高回転まで回る』という感じです。極端に軽くした場合、ミッション車で言うと『1速でずっと走ってる』感じになります。そして遠心力(重さ)が足りずに変速しません。

2番は『より高速ギアになれるので高速が伸びる』という感じではありません。いくら重くしてもギア比の上限がありますから延々と加速するわけではありません。極端に重くした場合、遠心力が強く働いてすぐに変速してしまい加速が悪くなります。ミッション車で言うと『エンジン回転数が低いうちにシフトアップしていく』感じです。

適正な重さの範囲があるのでそこから外れてしまうと上記のような現象になってしまいます。
適正な範囲で軽くするとパワーバンドをきっちり使ったキビキビした走りで燃費も悪くなります。
適正な範囲で重くするとのんびりしたトロトロした走りになって燃費も良くなります。

文章のニュアンスですがちょっと修正させて頂きました。
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この回答へのお礼

凄くよくわかりました。感謝します。有難うございました。

お礼日時:2011/01/10 01:40

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