dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

いつもお世話になります。
阪大H22前期の英作文の問題の添削をお願いします。

(1)書き込みをした本を振り払ったときは,しばらくすると気になる。私の場合,きまってそうだ。
I sell my books I wrote my comments on, and after a while, I wonder if it is all right; I always do this way.

(2)今となってその書き込みが貴重に思われるとか,その本を手放したことで,取り返しのつかないことをしてしまったとか、という後悔とは違う。
I do not regret that only now the comments would seem precious after selling, or that I would have done what I could not get back for selling.

(3)過去を懐かしむ気持ちもいくらかはある。が、それよりも、見知らぬ人のもとに自分の一部を置き忘れたような落ち着かなさを感じるのだ。
Certainly, I think of my past in some degree; but rather I feel uneasy as if I left a part of mine on strangers.

(4)まさに「恥じらいと親近感の混じり合った複雑な気持ち」である。
It is the very “feeling where shame and friendship are complexly mixed.”


*辞書は使いませんでした。

A 回答 (1件)

今回は、京大の英作文より、難しいですね。

翻訳家のような発想を要求しています。時間に限りがあり最高の発想を浮かべるのはかなり難しいでしょうが、日ごろよりその訓練をしておかなくてはいけませんね。特に第2文に発想の転換が要求されています。

●本文を、マクロの目でもって「英語にしやすいような日本語(中間言語)」に(できれば頭の中で)書き直す。それから細部の表現法を短時間でやらなければならない。

(1)【原文】書き込みをした本を売り払ったときは,しばらくすると気になる。私の場合,きまってそうだ。
【usbklm さんの発想】書き込みをした本を売り払う。しばらくするとそれがOKかどうか迷う。私は、いつもこのようだ。
【発想の寸評】原文の順にそのまま英語に直した。時制は現在系に統一した。ここはそれで大体よろしいかと思います。あとは細部の語彙・アイディアです。
○I sell my books I wrote my comments on, and after a while, I wonder if it is all right; I always do this way.
【表現の選択】
・気になる=I wonder if it is all right → I remember(recall) what I did; what I did is on my mind; I had what I did on my mind (on one's mind=心にくっついて離れない、気になる;in one's mind 考えている)
・私の場合,きまってそうだ=that is always the case with me
・書き込みをする=write between the lines
・肯定表現→否定表現:「気になる」=心が離れない、忘れることができない。
・私の場合、きまってそうだ=I alwways do; which is always the case with me

(2)【原文】今となってその書き込みが貴重に思われるとか,その本を手放したことで,取り返しのつかないことをしてしまったとか、という後悔とは違う。
【usbklm さんの発想】私は(A)も(B)も後悔していない。** not (A) or (B)はよく心得ておられますね。
(A)=今しかコメントは貴重に思われないだろう(売ったあと)。
(B)=取り戻すことができないことをしただろう(売ったあと)。
【発想の寸評】「not regret that 文 or that 文」悪くはないですね。中の文をどうするかが難しいですね。
○I do not regret that only now the comments would seem precious after selling, or that I would have done what I could not get back for selling.
【表現の選択】
・今となってその書き込みが貴重に思われる→only now(「今しか~でない」になってしまう。)→「今となってはもはや~思わない」の意味で"not any longer"では?→その「売った後」を"after selling"はthat節の中の句だから、主語が"the comments"になってしまう。"after I sold them"の方が文法的
・その本を手放したことで,取り返しのつかないことをしてしまった→I might have sold what I shouldn't have. How silly of me!

(3)【原文】過去を懐かしむ気持ちもいくらかはある。が、それよりも、見知らぬ人のもとに自分の一部を置き忘れたような落ち着かなさを感じるのだ。
【usbklm さんの発想】確かに私はある程度私の過去を思い出す。しかし、それよりも自分が自分の一部を見知らぬ人に忘れてきたかのように不安になる。
○ Certainly, I think of my past in some degree; but rather I feel uneasy as if I left a part of mine on strangers.
【発想の寸評】ここはこの発想でいいと思います。
【表現の選択】
・in some degree → to some degree; to a degree; → I recall some of my past
・uneasy → restless(覚えて下さい)
・as if I left → as if I had left(過去の反対の事実は仮定法過去完了)
・a part of mine → part of myself ← partは"of"のあとの名詞が不可算名詞の場合"a"はつけない
・on strangers → behind at a stranger's (place) ← 売った本屋が一軒か複数か?

(4)【原文】まさに「恥じらいと親近感の混じり合った複雑な気持ち」である。
【usbklm さんの発想】それは、正に恥と友情が複雑に交じり合った感情である。
○It is the very “feeling where shame and friendship are complexly mixed.”
【発想の寸評】原文と同じ発想ですね。いいでしょう。
【表現の選択】
・feeling → 「感情」は普通複数形 feelings
・friendship → friendliness
・complexlyをなくして、最初にthe very "complex feelings ・・・"としてもよいかも。

●総評:Kazuo Ishiguro(日本生まれ英国人小説家)などの英文を読みますと、長い文もありますが、結構、短文・短文・短文・・・というふうに短い文がずーっとたくさん続きます。今回の日本文は、正に日本語の粘着語としての性質を表した文で、粘土のようにべったべったと次々にくっつけて日本文全体が、長くなっています。この構造のままにいくか、短文に区切ってしまうか、どちらが楽かこれからよく検証してください。最初に発想とは申しましたが、うまい具合に原文の発送でまとめ上げておられます。細部の表現にはなかなか難しいところもありますので、これからもKeep studying!
    • good
    • 0
この回答へのお礼

本当に、毎回毎回丁寧なご指摘、ありがとうございます。

やはり、冠詞がネックですね。。。
イタリア語の冠詞と英語の冠詞の範囲が違って、頭の中で完全に混ざっています。
英語だと There is the ~. のように定冠詞が来ることはほぼないと思うのですが、
イタリア語だと C'è il ~. というように、定冠詞が来るのもふつうにあるので、
ほんと、ややこしいです・・・

お礼日時:2011/06/14 14:09

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!