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こんにちは。

Harry Potter and the Order of Phoenix [UK, adult版]p.917 下の方のダンブルドアの会話からです。
少し長いですが、引用させていただきます。

ハリーをなぜハリーの母親の妹の家に預けたかをダンブルドアが説明している部分の一部です。

"My answer is that my priority was to keep you alive. You were in more danger than perhaps anyone but I realized. Voldemort had been vanquished hours before, but his supporters – and many of them are almost as terrible as he – were still at large, angry, desperate and violent. And I had to make my decision, too, with regard to the years ahead. Did I believe that Voldemort was gone forever? No. I knew not whether it would be ten, twenty or fifty years before he returned, but I was sure he would do so, and I was sure, too, knowing him as I have done, that he would not rest until he kill you."

質問は2点あります。

1. "You were in more danger than perhaps anyone but I realized."について
日本語訳では
"君がどんなに危険な状態にあるかを認識しておったのは、わしだけだったじゃろう。"
とあるのですが、なぜこのような日本語訳になるのでしょうか?
"You were in more danger than perhaps anyone."
だと
"君は他の人よりもっと危険な状態にあった"
となると思うんですが、そこに"but I realize"がつくとなぜ上記のような訳になるのか教えてください。

2. " I was sure, too, knowing him as I have done, that he would not rest until he kill you."について
この文の" knowing him as I have done"に関してです。
日本語訳では"あやつを知るわしとしては"となっているのですが、やはり、なぜこのような意味になるのかわかりません。
"knowing him"(あやつを知っている)、as (~のように)、I have done
と分けて考えてみたのですが、最後の I have doneはどう解釈すればよいのでしょうか?

教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

1. You were in more danger than perhaps [anyone but I] realized.



anyone but I : 私以外の人
in more dager : もっと危険な状態
全体で
「私以外の人間が認識できるよりももっと危険な状態」≒「私以外の人はその危険な状態を認識できなかった」≒「私だけがその危険な状態を認識できた」

2. I was sure, too, knowing him as I have done, that he would not rest until he kill you.

knowing him as I have done : 私が彼のことをこれまでと同じように知っている(過去からずっと彼のことを(同じように)知っている)≒「彼のことをよく知っている」
knowing him as I have done = knowing him as I have known him
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

なるほどそういうことなんですね。
まだまだ勉強不足です。

お礼日時:2014/02/08 09:46

>1. "You were in more danger than perhaps anyone but I realized."について


>"君がどんなに危険な状態にあるかを認識しておったのは、わしだけだったじゃろう。"

 このperhapsは名詞で「推測」という意味です。そのperhapsを関係代名詞を省略した"anyone but I"という主語の関係詞節が修飾しています。"no one"あるいは"anyone else"であるべきです(もしくはbutがexceptと同義の用法ならrealizeを逆の意味の語にする)。

 しかし、古風な言い方ではこのようなものもあったのかもしれません。文脈からは、「わし以外は知っていた/わしだけが知らなんだ」はあり得ず、仰る訳の意味でないと文意が通らない感じです。単なる言い間違い(作者の書き間違い)の可能性もあります。そこまでは、ちょっと私では分かりません。すみません。

>2. " I was sure, too, knowing him as I have done, that he would not rest until he kill you."について
>"あやつを知るわしとしては"

 これは(見やすいよう、tooを省いています)、

1)I was sure that he would not rest until he kill you.
 「私は、彼が君を殺すまで休まないだろうとと確信していた。」

2)I knew him as I have believed that he would not rest until he kill you.
 「私は、彼が君を殺すまで休まないような奴だと知っていた。」

の二つを合わせて、余計なものを省いた言い方になったと思われます。do(have done)がどの動詞に相当するかですが、be動詞ではないでしょうから、その前の疑問文のbelieveが適切のようです。before he returnedでは、ちょっとそぐわない感じです。

「あやつを知るわしとしては」というのは、その辺りを訳していないわけですが、そこも入れて訳そうとすると日本語の語順としては難しく、どうしても不自然になります。訳さなくてもニュアンスなどに影響は少なそうですから、教科書的ではなく小説の文章を心がけるため、訳さなかったのではないかと思います。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

なかなか難しいですね。
もっと勉強します。

お礼日時:2014/02/08 09:52

質問1の答


もし"You were in more danger than perhaps Ron realized."ならーー
→Ronが(危険だと)気づいている以上に君は危険な状態にあった。

You were in more danger than perhaps anyone realized.
→どんな人が危険だと気づいている以上に、君は危険な状態にあった。
★anyone elseとしていないので、この場合は、ハリー自身を含むからです。ハリーも含めて、誰もハリーがいかに危険か気づいていないーーという意味になります。

You were in more danger than anyone but I realized.
→私以外のどんな人が危険だと気づいている以上に、君は危険な状態にあった。
→どんな人が気づいているよりも、君が危険な状態にあったかは、私だけが気づいていた。
★この場合、ダンブルドア以外の人は、そこまで危険だと気づいていないのです。anyoneの中からダンブルドア自身を差し引いて言っています。ということは、彼だけが気づいているということになります。そして、この文にperhapsが入れば、お示しの文になるということです。

質問2の答
   その前に until he kill → until he killedでないとおかしいと思いますがーー

tooは邪魔ですから取って、分詞構文を節にし、done(代動詞)も元に置き換えますとーー
As I knew him as I had known him, I was sure that he would not rest until he killed.
ずっと彼のことを知ってきたように彼のことを知っているから、私はきっと彼が殺すまで気が休まないということを確信していた。
つまり、その時点で知っていたという知り方は、それまで(長い間)彼を知ってきたような知り方ということです。長年の経験値を表現したものと思います。

以上、ご参考になればと思います。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

なるほどそういうことなんですね。
わかりました。

お礼日時:2014/02/08 10:03


perhaps はもちろん、副詞で「たぶん」です。
realized の後に目的語が欠けていると感じるように、
目的格の関係代名詞的なものを考えることができますが、それは than です。

You have more money than you can use.
君は使うことができる以上のお金を持っている。

こういう表現で使われ、money という先行詞にかかる感じで、
「使いきれないほどのお金」のように、否定的に訳すとうまくいくことも多いです。
普通の接続詞や前置詞としての than では説明しきれず、
文法では疑似関係代名詞とされますが、実は関係代名詞とすると重大な欠陥があり、
だから、「疑似」でしかなく、一般的には接続詞の中で説明されます。

欠陥があるとはいえ、先行詞となる名詞(その前に more などの比較級がある)があり、
主語か目的語が欠けて、関係代名詞のように使われています。

anyone but I で「私以外の誰も」
否定的に訳して、「私以外の誰も気づかないほど」の危険な状態

(more) danger が先行詞となっています。
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この回答へのお礼

いつも回答いただきありがとうございます。

もっと英語に触れてすぐにわかるようにならないどダメですね。

お礼日時:2014/02/08 10:07

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