プロが教えるわが家の防犯対策術!

簿記2級の問題について質問です。
減価償却を「定額法」で求める場合、取得原価−残存価格を耐用年数で割ると思うのですが、耐用年数で割らずに取得原価−残存価格に償却率をかけるというものがあります。償却率を使うのは「定率法」だと思うのですが、、、
定額法なのに、何故?ですか?

A 回答 (4件)

定額法の計算方法にも「(取得価格-残存価格)×償却率」があります。


 →私は「(取得価格-残存価格)」と言うフレーズが有るのが『定額法』だと勝手に認識していましたけれどね。

いま、税法が変わったので平成19年3月31日以前取得の資産に対しては「旧定額法」、平成19年4月1日以降に取得した資産に対しては「定額法」と呼び分け、それぞれの「償却率」で存在しますし、厳密には計算方法が異なります。

「(取得価格-残存価格)×償却率」と言う計算式は「旧定額法」に対応するモノなので、「旧定額法」に対する償却率を幾つか抜き書きすると、次のようになっております。
2年→0.500
5年→0.200
8年→0.125
※この場合の償却率の算出方法は「1÷耐用年数」

仮に「取得価格100万円」「残存価格:取得価格の10%」「耐用年数:8年」で2つの計算方法で償却額が幾らになるのかを確かめてみましょう。
【取得原価−残存価格を耐用年数で割る】
 (100万円-100万円×10%)÷8
  =90万円÷8
  =11万2500円
【取得原価−残存価格に償却率をかける】
 (100万円-100万円×10%)×0.125
  =90万円×0.125
  =11万2500円

一致しますよね。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ありがとうございます!!
具体例があり、とてもわかりやすく理解することが出来ました^_^
とても簿記に詳しい方なのですね!
実践問題を解くごとに、参考書には載っていない初めてのパターンが多く、独学の為に本当に助かりました。また壁にぶつかった時には、こちらに質問させて頂きますm(__)mご縁ありましたら、また教えて頂けましたら助かりますm(__)m

お礼日時:2017/10/06 13:53

違うわ。


補足しておきます。

※定額法
旧定額法
(取得原価−残存価額)×旧定額法償却率
または
(取得原価−残存価額)÷耐用年数

新定額法(平成19年度~)
取得原価×新定額法償却率
または
取得原価÷耐用年数
    • good
    • 0

補足しておきます。



※定額法
旧定額法
(取得原価−残存価額)÷旧定額法償却率または耐用年数

新定額法(平成19年度~)
取得原価×新定額法償却率または耐用年数

※定率法
旧定率法
(取得原価−期首累計額)×旧定率法償却率

250%定率法(平成19年度~)
(取得原価−期首累計額)×250%定率法償却率

200%定率法(平成24年度~)
(取得原価−期首累計額)×200%定率法償却率

平成28年度から建物等の定率法が廃止。定額法のみ。

※生産高比例法
旧生産高比例法
(取得原価−残存価額)×当期利用量÷総利用可能量

新生産高比例法(平成19年度~)
取得原価×当期利用量÷総利用可能量

※級数法は1級から

暇だからまとめてみた。
合ってるかな?
    • good
    • 0

定額法は、「(取得原価−残存価額)÷耐用年数」でいいのですが、それだと割り切れない年が発生してしまうのです。


ですので、実際には税法で定められた「定額法償却率」を使用して各年の減価償却費を計算します。

「定額法償却率」は、問題分や別表に必ず載っているはずですよ。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

いつもお返事下さって、本当に感謝してます!!
参考書や練習問題で基礎固めはしたはずなのに、実践問題では初めて目にする問題文が多く、全く歯が立たない、、、先に進めないという感じでした。今回の定額法償却率も参考書のメイン欄には載っていませんでしたが、そういうのがある事がわかり、先に進めそうです!!ありがとうございます!!

お礼日時:2017/10/06 14:37

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!