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再受験(二浪以上と定義)で難関大学に入るってずるいですよね?大人になってから再受験して高学歴になっても全然凄さを感じられ無いのですが、この感覚は私だけですか?決められた期間で合格するからこそ価値あるもの
ですよね?受験って。
それにたかが高校レベルの入試問題に何年も時間掛けたら誰でも受かるに決まってますしね。

A 回答 (11件中11~11件)

浪人して時間を掛ければ学力が上がってどんな難関大学の問題でも解けるようになる、という前提自体が誤っています。


大学受験ではまず記憶力・情報処理能力が重要です。難関大学ではそれらの能力は大前提で、その先の思考力や応用力を問われます。そして記憶力・情報処理能力のピークは18歳前後と言われています。つまり能力的には現役時がピークで、そこから年齢を重ねるほど、大学受験(一般入試)に必要な基礎能力は落ちていくわけです。現役生よりも記憶力が衰えていく浪人生が、努力でそれを補って学力を維持するのはかなり大変なことであり、それは「ずるい」と言われるものではないでしょう。
また、難関大学の問題は単純な記憶力だけで解けるものではありませんから、何年かけて勉強したところで、根本的に理解できない・思考できない人には、何年かかっても解けません。根本を理解できなければ、他人から解説されてそのときは理解できたように思っても、別の類似問題を自力で解くことはできないのです。
ですから、「たかが高校レベルの入試問題に何年も時間掛けたら誰でも受かるに決まってます」という、成り立たない前提をもとに話をしても、ナンセンスです。

大学は、本来は就職予備校ではなく、学問の場です。学問をやることそのものに早い遅いでの優劣はありません。二十歳過ぎたらただの人になったかつての神童と、遅咲きで大器晩成の人とを比べた場合、長い目で見れば後者のほうが評価されるでしょう。
純粋に大学への合格・入学という点で言えば、現役生と同じ条件で一般入試を突破したのであれば、それは多浪生であっても現役生より上でも下でもないし、ましてや「ずるい」と言われるものではありません。(社会人入試など、一般入試と異なる条件での入試で入ったのはまた話が別です)

ただし、多浪生は、卒業後の進路で現役生よりも不利な扱いを受けることがあります。
それは年齢であったり(企業としてはより若い方が教育しやすい)、あなたがいうような「決められた期間で求められた能力に達する」ことを重視する「企業の理論」で採用が決まることが多いからです。
現役合格しても、入学後にちゃんと勉強しなくて単位を落として留年することはあり得ます。世間一般から見れば、「浪人で入って留年なし」と、「現役合格で留年あり」とでは、後者のほうが「大学の勉強についていけなかった」ということで、評価が低くなりますよ。

ちなみに、極端な話、二浪以上どころか定年を過ぎてから大学受験をして(それも社会人入試ではなく、一般入試で)若い現役生に交じって大学に通っている人は、「記憶力も相当衰えているだろうし、現役時の勉強はすっかり忘れているだろうし、体力だって衰えているだろうに、若い大学生と互角に勉強できていて、すごいな」という評価の対象になり得ます。
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