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こんばんは。初めて質問させていただきます。

大学受験の本からです:

The average observer misses the subtle differences between cultures that are less striking than those of language, clothing, and food, and he tends to assume that these differences do not exist. Unless he has had special trainning or has special insight, he will not understand that the differences are not merely matters of specific items, such as a particular way to prepare rice or bury the dead, but that those items are shaped into different patterns in an over-all system.

解説によると、後半部分の not merely matters.... but that those.... は not only (merely) but (also)の構文になっています。ところが but は that の前に置かれているのに not merely の部分は最初の that節の中に入り込んでいます。

not only...but (also)の構文は等位接続詞と同じなので but が(二回目の)that節の前に来ているのであれば、not merely も一回目の that節の前になければいけないと思うのですがどうなのでしょうか?またこのような書き方をしてしまうと誤読してしまう可能性があるように思うのですが...?

解説は単に、「not merely の部分を(一回目の)that 節の前に出して解釈すること」とあります。しかしわざわざそんなことをしなくてはこの文はきちんと解釈できないものなのでしょうか?

高校生なのでまだまだ文法歴が浅いです。どうかよろしくお願いします。本当は和訳も載せたかったのですが、文字数がオーバーしてしまいました。ですので必要であれば和訳を補足として載せさせていただきます。

A 回答 (4件)

この2つのTHATは(not only but also)構文とは関係がありません。

両方ともTHAT節のTHATですが、1つ目のTHATは彼の理解する内容、(特別な経験でもつんでいない限り彼はTHAT(1)以下の事を理解する事はないでしょう。)二つ目のTHATは、彼の理解する内容が(相違点は、調理法や死者の埋葬の仕方等の特定の問題ダケデハナクTHAT以下の問題でもあるのです)というこの部分のTHATになります。二つのTHATは違うレベルで使われているのです。not onlyの後に名詞(matters of specific items)が続いていますので、but alsoの後にも同じく名詞(that~)が続く必要があります。そこでTHATを使って節を続けた文章です。分かりにくいかもしれませんが、レベルが違う、という事を示すために下のように書いてみました。もしまだ分からなければご質問下さい。

参考URL:http://www.geocities.jp/mousy2002jp/bunpou.bmp
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この回答へのお礼

chengjianさんどうもありがとうございます!わざわざ構文解釈図まで書いていただいて・・。

同じ that でも同レヴェルのものではないということ、よくわかりました。僕は but の後ろに that を見た時点で understand that の that に目が行ってしまいました。勉強不足ですね。

失礼致します。

お礼日時:2005/07/12 01:27

質問を見ると、少し混乱しているだけだと思います。



文の構造を見てみましょう。
最初のthatは、understandの目的語の節として、文末までがひとつの節となります。

…he will not understand 【that the differences are not merely matters of specific items… but that those items are shaped into different patterns in an over-all system】.

二つ目のthatは、matters of specific itemsの対となる、文末までの節を導いています。

… the differences are NOT MERELY 【matters of specific items…】 BUT 【that those items are shaped into different patterns in an over-all system】.

こうしてみれば、すっきりと見通せると思います。
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この回答へのお礼

Hornblowerさん、どうもありがとうございます!対になる部分を大文字で書いて下さっているのでわかりやすいです。

他の回答者の方へのコメントにも書きましたが、not merely ~ but を発見した瞬間に、「but の後ろは that節 だからこれは前の that節と繋がっているな」と単純に考えてしまいました。「等位接続詞は常に同じ形の語句を繋ぐ」と習っていましたので・・・。

失礼致します。

お礼日時:2005/07/12 21:35

not merely の部分を(一回目の)that 節の前に出して解釈すること」ということは、どういうことでしょうか?文章の流れと

して not merely... を最初の that の前に持ってくる事は出来ませんが・・・

この回答への補足

等位接続詞は文法上同類のものを繋ぐので but の後ろにthat 節があるのなら not merely は同じthat 節の前に本来は来る、という主旨の説明がなされております。

ただそれですと・・

he will not not merely that.....but that という形になり、どうやって訳を出せばよいのかわからなくなってしまうのです。ただどういうわけかその参考書の訳はきちんと他の回答者さんが出して下さった訳とほぼ同じになっています。ううむ不思議です。

失礼致します。

補足日時:2005/07/12 21:40
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まず、高校生で等位接続詞の重要性にお気づきになっていること、感心いたしました。

さぞかし良い先生におつきになっていらっしゃるんでしょう。
等位接続詞は、比較におけるthanも含めて、同じもの動詞を結ぶのが原則です。その多くは動名詞同士、that節同士、名詞同士など、おなじ品詞、または「名詞プラス前置詞プラス名詞」同士など、同じ文構造を結ぶのが基本です。
今回の文はそういう意味で、少し特殊と言ってよいでしょう。普通ならばnot merely specific itemsというふうにnot merely の後ろに名詞句がきているので、but の後ろも何がしかの名詞句が来るのが普通のパターンです。
(butが等位接続詞なのに、merely の後ろに注目してどうするんだ?と今お思いになったかもしれません。しかし、not A but Bの構文や比較の構文など「比べるものと比べられるものは同じ形」であるのが原則で、それは「前に出てきたもの」に対して後ろが同じ形を取るのが普通です。人間は文を前から読んでいるのですから、そうなるのが当然です。)
さて、ところで、but の後ろには that 節が来ていますね。おそらく名詞句では表現しきれなかった、というのが理由なんでしょうが、それでも名詞節つまり、名詞の仲間同士を持ってくることで、「同じものを結ぼう」という心理は残っています。ですから、「not merely を一回目のthat節の前にだして解釈する」必要は、ネイティブは感じていないと思います。さらにnot merely のところで出したitems がthat節の話題の中心として再び取り上げられていることもnot merely の後ろのitems との比較として考えてよいでしょう。

「その違いが、単に米を調理したり、死者を埋葬するための独特な手法といった特別な項目に関する問題にとどまるのではなく、これらの項目が全体を覆うシステム(形式)に則って、異なる形式に形を変えているのだということ(を理解することはないであろう)」

こうして和訳だけを見れば、「違い」-「異なる形式」という風にdifferences とdifferent (patterns)を比較しているようにもみえますから、「後付け」的な解説としては、たしかに「一回目の that 節の前に not merely を出して考える」というのもうなずけなくはありませんが、大事なことは、「文は前から読んで理解していく」ために書かれているのです。読んだあとから全体を俯瞰して構造を考えることは可能性としては少ないでしょう。したがって、ネイティブは名詞句と名詞節の接続と考えているでしょう。誤読の心配はありません。
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この回答へのお礼

haihohさん、どうもありがとうございます!

英語は前から読むもの・・本当におっしゃる通りですね。今まで構文把握の練習ばかりやってきたもので、一度読み終わってから全体を見渡すというやり方が身にしみてしまっていました(だからこそ not merely を前に戻して解釈するという説明に対しても、「そうかー」と思ってしまったのです)。

等位接続詞が、例えば、同じ名詞という役割なら、形はどうあれ繋ぐことができる(例えば今回のように「名詞句 but 名詞節」など)ということは知りませんでした。必ずしも同じ形(that節ならthat節という風に)でなくてはいけないというわけではないのですね。勉強になります。

失礼致します。

お礼日時:2005/07/12 01:39

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