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ずっと V + O + not to do と思っていたのですが、
V + O + to not do の形を使った文が洋書に出ていました。その文をメモするのを忘れてしまいましたが、
ask を使った文でしたので、教えて下さい。

(1) She asked him not to go.
(2) She asked him to not go.

どちらでもいいのでしょうか。

A 回答 (2件)

手元の日本語の文法書には、分離不定詞(toと動詞の間に副詞などが置かれる不定詞)はやむをえない場合以外は使わないのがよいとされる、とあります。

明確ではないにしろ、使わないほうに傾いています。

また、あるサイトでは、こんな説明があります。
to不定詞の否定形は「toの前にnotを置く」という文法規則は語順を誤ったが最後、否定と肯定が逆転してしまうほどの重大性をもつかのごとく強調される、といえば大仰に過ぎるが、次のような入試問題は毎年出題されており、(2)が正解とされることはまずないだろう。(注1)
He asked ___ anyone what had happened.
(2) me to not tell

ある英語の辞書の解説では、分離不定詞は14世紀以来存在しており、この使い方が正しくないといわれるようになったのは19世紀になってからである、云々と記載されています。(注2)

こういう背景があって、本題です。「ずっとV + O + not to do と思っていた」ということは学校で習ったことをよく覚えていたということです。
(1) She asked him not to go.
(2) She asked him to not go.
しかし、普通に使われる英語ではどちらの表現も正しいといえそうです。考え方としては、(1)は「行くことのないように頼んだ」であり、(2)は「行かないことを頼んだ」であり、結果としてはどちらも「行かないように頼んだ」となります。


(注1)
学校文法を検証する!(5)
URL: http://tinyurl.com/pyulm

(注2)
The split infinitive has been present in English ever since the 14th century, but it was not until the 19th century that grammarians labeled and condemned the usage.
The American Heritage Dictionary of the English Language
URL: http://tinyurl.com/psc8q
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この回答へのお礼

分離不定詞というのがあったんですね!紹介していただいたサイトはとても参考になりました。基礎的な文法の本しか持っていなかったのでとても嬉しいです!
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/17 18:39

これは、今の日本の英語教育で抜けている点の一つです。



一般には、not to do のように、notはto不定詞に前置します。

しかし、次のような文の場合、誤解の可能性があるので、後置することがあります。

What I said is not to play tennis.:「私が言ったことはテニスをすると言うことではない。」と言う意味にもなる。
What I said is to not play tennis.:「私は、テニスをするなと言ったのだ。」こちらは誤解の可能性がありません。

しかし、ご質問の文は、そういう種類のものではないですよね。
notがto不定詞のtoの後に来るのは、もう一つの意味があるのです。

http://www.mfso.org/article.php?id=412
からの引用ですが、次のように使われています。****ではさんだ文です。

Recognizing the preciousness of the limited minutes,
I reached down and tapped Eric on his left shoulder.
He looked up at me and I asked if he would take a walk with me.
We walked back in the direction we had come,
at a pace that I guess was appropriate for the moment.
A pace that kept us private in the middle of a thousand people.
I was a father, talking to his son, with total absence of reference.
I had no wisdom to offer.
Instead, I asked more of him.
I asked him, to stay focused.
*********
I asked him, to not let his guard down - ever.
*********
I asked him, to do what he was trained to do.
I asked him, to do what he needed to do to survive,
and yet maintain his moral compass in the middle of it all.
I asked my nineteen year old son to do all of that.

目的意識の強調と言う感覚だと思います。日本語で言うと、「~することでなく」というのが、not to doで、「~しないこと」というのが、to not do のような感じだと思います。
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この回答へのお礼

はじめてこういう使い方もあるのだということを知りました。ask + O + to not do が使われている文を引用してくださり、とても有難く感謝しております。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/17 18:28

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