プロが教えるわが家の防犯対策術!

昨日もこちらで翻訳のチェックを願ったものです。
今度は4級のサンプル問題を解いてみました。度々申し訳ございませんが、添削いただけませんか?

また、今回はやはり私にはかなり難しく、意味から間違っているかもしれません・・・
長い時間英語を読んでいて頭が混乱してきたりすることはありませんか?
もしあれば、どういう風に対処していらっしゃいますか?
すみませんが、こちらも教えていただければ幸いです。

2. Globalization and Electronic Viruses
Electronic viruses have become more common - and more dangerous - as computers and electronic forms of communication have grown in importance and sophistication. Viruses such as the 'love bug' demonstrate how interconnected the world has become with the advance of globalization. Yet many positive aspects of globalization are reflected in this case as well.
<翻訳ココから>
As soon as the virus was detected, computer and security experts from around the world worked together to prevent its spread, to protect national computer systems and to share intelligence about the virus's origins. While globalization carries with it unfamiliar risks, it also encourages the use of new technologies and new forms of global coordination in countering those risks.
<ココまで>

コンピューターウィルスが発見されるとすぐに世界中のコンピュータやセキュリティーの専門家たちが一丸となりすぐに行動を起こす。ウィルスの拡大を食い止めたり、国家のコンピューターシステムを守ったり、またウィルスの発信元に関する情報を共有することに尽力するのだ。
グローバル化はこれまでにない危険をはらんでいるが、同時に新しい技術使用を促したり、ウィルスなどの危険に立ち向かう際の、国際間の新しい架け橋の形を後押しするものとなっている。

A 回答 (6件)

As soon as the virus was detected のthe virus は'love bug' を指しているのでしょうから、


>コンピューターウィルスが発見されるとすぐに
としてしまうとウィルス一般のことになってしまうので、はっきり分かるようにした方がいいかと思います。また、この文ではそのlove bug が検出されたときにどうしたかという話を過去形で書いていますから、そこもきちんとした方がいいでしょう。
ということで、最初の文はこのようにしてみました。

As soon as the virus was detected, computer and security experts from around the world worked together to prevent its spread, to protect national computer systems and to share intelligence about the virus's origins.
「そのウィルスが検出されるやいなや、ウィルスの拡散を防ぎ、国のコンピューターシステムを防御し、ウィルスの起源に関する情報を共有するべく、世界中のコンピューターとセキュリティーの専門家たちが一丸となって取り組んだのである」

While globalization carries with it unfamiliar risks, it also encourages the use of new technologies and new forms of global coordination in countering those risks.
この文では「countering those risks にあたって、the use of new technologies とnew forms of global coordination が促進された」というふうにかかると思いますので、このように訳してみました:
「グローバル化は未知の危険をはらんではいるが、その危険に立ち向かうにあたって新しい技術の使用や新しい形の国際的協調を促進するという側面もあるのである」
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この回答へのお礼

言い訳ですが、何度も何度も読み返していると
頭が混乱してしまい、the virus=love bugということが頭から離れてしまいました…かなり大切なところですよね(恥)
また、「未知の」という単語が私は出てきませんでした。
勉強になります。早速のご回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/03/19 16:28

1文目について:


 他の方がご回答のように、過去に特定のウイルスで起こった特定の事件に関してですので過去形とすべきです。また、origins は「発信元」とするか「起源」とするか迷いますが、これは複数形なので質問者さんの選んだ訳語が妥当であるように思われます。

2文目について:
 unfamiliar risks を「これまでにない危険」とすると、危険度が過去最大となっているという意味にとられる恐れがあり、これは多分原文が言わんとすることとは異なります。「未知の危険」等がより妥当でしょう。

訳文でいろいろな表現を使い、こなれた日本語になるよう頑張っていらっしゃる様子がうかがわれます。すごいな~と思います。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました!
頭から普段使わない単語を搾り出して訳をしました。
そうすると、どこかぎこちない感じがしていましたが、
コメントのように仰っていただくとやる気が出ます。もっと普段の語彙を増やさねばと思っています。

お礼日時:2009/03/19 16:32

pinetreeさん、こんにちは!



 翻訳は、面白いと同時に重要なものでもありますので、頑張っていただきたいと思います。

 この翻訳箇所は、前の部分の例証になっていますね。ですから、たとえば、という気持ちで訳すといいかもしれません。

(1)As soon as the virus was detected, computer and security experts from around the world worked together to prevent its spread, to protect national computer systems and to share intelligence about the virus's origins.

(○貴訳)コンピューターウィルスが発見されるとすぐに世界中のコンピュータやセキュリティーの専門家たちが一丸となりすぐに行動を起こす。ウィルスの拡大を食い止めたり、国家のコンピューターシステムを守ったり、またウィルスの発信元に関する情報を共有することに尽力するのだ。

(コメント)
・「一丸となり」が少し大仰です。ここらは常識を働かせねばなりません。
・「コンピューターウィルス」と訳すと、次に「コンピュータの専門家」「コンピューターシステム」ときますので「コンピュータ」だらけになります。ウィルスだけでいいかと思います。
・「世界中の」というと全世界のに聞こえます。
・nationalは「それぞれの国の」という気持ちでしょう。

(●代案)そのウィルスが発見されるとすぐに、世界各地ののコンピュータ分野、およびセキュリティー分野の専門家たちが連絡を取り合い、協働しながら、ウィルスの拡散を防ぎ、各国のコンピュータシステムを守り、ウィルスがどこから発せられたのかについての情報を共有しようとした。

(2) While globalization carries with it unfamiliar risks, it also encourages the use of new technologies and new forms of global coordination in countering those risks.

(○貴訳)グローバル化はこれまでにない危険をはらんでいるが、同時に新しい技術使用を促したり、ウィルスなどの危険に立ち向かう際の、国際間の新しい架け橋の形を後押しするものとなっている。

(コメント)
・~kind of とか、~form of は訳し下るのが定石です。
・「はらむ」はいい訳ですね!

(●代案)グローバル化は、われわれがこれまでに知らなかったような危険をもたらすが、同時に、それに対抗していく中で、新しいテクノロジーを使用したり、新しい形の国際協調を促す面も持っている。

「長い時間英語を読んでいて頭が混乱してきたりすることはありませんか?もしあれば、どういう風に対処していらっしゃいますか?」

 もちろん誰だって混乱、疲労は当然のごとくあります。一晩寝て、昨日のことは忘れることです。私など、15分前ですら忘れます(笑)。まあ、これはボケですが。

 とにかく、石の上には3年、翻訳の上には30年ですので、気長に楽天的に取り組んでください!

 以上、ご参考になれば幸いです!
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この回答へのお礼

go_urnさん、前回に引き続き細やかな添削をありがとうございました。
「一丸となり」が大仰とのコメント、とても参考になります。
恥ずかしながら、「協働」という言葉を始めて目にしました…
う~ん。本を読んだり、新聞を読んだり、ニュースを見たり、努力はしているつもりなのですが、なかなか語彙は増えませんね。。。
でも、go_urnさんの仰るように気長に少しずつやっていくしかないのでしょう。がんばります。ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/19 16:39

>As soon as the virus was detected, computer and security experts from around the world worked together to prevent its spread, to protect national computer systems and to share intelligence about the virus's origins.



 ケアレス・ミスだとは思いますが過去の訳になっていない点を除けば、全体的には大変良い訳です。

 あえてもう1点挙げれば、「worked together to ...」の部分を2つの文に分けてしまったことでしょうか。1文にまとめた方がすっきりします。

 また、細かい語句の日本語訳については訳者の好みや日本語のセンスが現れるところでしょうから、状況に大きな違いがなければあまりこだわる必要はないでしょう。

 →「コンピューター・ウィルスが発見されるとすぐに、世界中のコンピュータやセキュリティーの専門家たちが一丸となって行動を起こし、ウィルスの拡大を食い止めたり、国家のコンピューターシステムを守ったり、またウィルスの発信元に関する情報を共有することに尽力したのだ。」

>While globalization carries with it unfamiliar risks, it also encourages the use of new technologies and new forms of global coordination in countering those risks.

 これも全体の構造をよく把握しておられると思います。特に「in countering those risks」は「encourages」という動詞にかかる副詞句ではなくて「global coordination」にかかる形容詞句であることをきちんと見抜いている点がすばらしいと思います。

 ただし、前置詞の「in」は「~の中の」とか「~する際の」という意味ではなく「目的」を表す働きを持っていると考えられますので、「~することを目指している・・・」か、または「~するための・・・」と訳した方が良いと思います。

 「unfamiliar」については、「not to know」と「to not have any experience of something」という二つの意味がありますので、「これまでにない」でも「知られていない」のどちらでも良いでしょう。

 「while」も「対照」または「同時」というニュアンスがうまく出ている訳になっています。「~の一方で」という表現を用いても良いと思います。

 「coordination」の訳が少し実態からずれているように思います。英々辞典によると「the organization of people or things so that they work together well」という意味がありますので、日本語訳は「共同で作業を行なうための組織(の結成)」が良いのではないでしょうか。

 「encourage」の訳は2つある目的語の両方に合うように1つにまとめて良いと思います。

 →「グローバル化はこれまでにない危険をはらんでいるが、その一方で新しい技術を使用することや、ウィルスなどの危険に対応することを目指した新しい形の世界的な共同組織の結成を後押しするものとなっている。」

 ご参考になれば・・・。
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>「encourage」の訳は2つある目的語の両方に合うように1つにまとめて良いと思います。



 あらためて自分の訳を読み返してみると、誤解を招きかねない不十分な部分があることが気になります。ご質問者が「encourage」の訳を2回繰り返された意味が理解できたような気がします。

 →「グローバル化にはこれまで経験したことがないような未知の危険が含まれているのだが、その一方で新しい科学技術の使用を促してくれたり、ウィルスなどのような危険への対応を目指す新しい形の世界的な共同組織(の結成)を後押してくれるという(プラスの)面もあるのだ。」

 目的や対象を表す「in」についての補足です。

(1)ある英々辞典には、「With the aim or purpose of ...」という意味が記載されています。

(2)ある英和中辞典には、「..を目指して, ..のために」という用法の例文として「 hold a party in honor of his decoration(彼の叙勲を祝うために会を催す)」や「How many hours a day do you spend in reading?(君は読書に1日何時間使うのか。)」が載っています。

 ご参考になれば・・・。
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この回答へのお礼

googoo1956さん、お礼が遅くなりすみませんでした!
添削をありがとうございました。
特に文法について記載していただき、本当に助かりました。
「encourage」の文は確かに最後まで悩みました…半ばパニック状態で文章を翻訳してしまったので、「in」の働きを論理的に理解していませんでした!マダマダ力不足ですね(恥)
勉強になります。どうもありがとうございました!

お礼日時:2009/03/24 10:41

こんにちは。


大変よく訳されていると思いますよ。僕は英語版 Microsoft Certified Professional 資格を持っていますが、それをもって僕だったらこんな風に訳すかなということで参考にされて下さい。

(1)
As soon as the virus was detected, computer and security experts from around the world worked together to prevent its spread, to protect national computer systems and to share intelligence about the virus's origins.
⇒ (love bug)ウィルスが検出されると同時に、世界中のコンピュータ専門家やセキュリティのプロが一丸となり、その拡散の防止、各国内のコンピュータシステムの防御、ウィルス発生源に関する情報共有に取り組んだ。

・これは前出のlove bugウィルスを例にとって話しているから過去形になっているようですね。
・業界でウィルスは「検出」「拡散」「隔離」と言いますね。もちろん「発見される」でもOKですが、万人に通じ、かつ業界でも使われる用語を散りばめると、かなりそれっぽい訳になると思いますよ。
・together で「一丸となり」という貴訳は素晴らしいと思いますよ。
・national とは、実際にlove bug ウィルス撃退に参加した computer and security experts がいる国ということじゃないでしょうか。
・to prevent、to protect、to share と不定詞になっていますが、「防止、防御、共有」と名詞で言えば、読み手はよく分かるのではないかと思いますよ。

(2)
While globalization carries with it unfamiliar risks, it also encourages the use of new technologies and new forms of global coordination in countering those risks.
⇒ (ウィルスなど)未知のリスクを包含しているももの、グローバル化は、新しいテクノロジーの(率先的な)利用やこういったリスクに対処する新しい形の国際的な協調体制構築に資するものでもある。

・ここからは一旦 love bugの話を離れて、未来に向けた一般論になっているのでしょう。
・リスクは、金融業界でも「リスク管理」と多用されるので、リスクで良いんじゃないかなと思います。やたらとカタカナが多いのが業界の特徴ですが、テクノロジーもまず万人に通じますよね。
・Love bug ウィルスが猛威を振るったのは確か Windows 98がまだあった辺りですから、10年くらい前だと思いました。コンピュータウィルス研究機関として Virus-Monitoring Groupなどがあり、こういった団体の組成を意識した文なのでしょう、global coordination ⇒「国際的協調」などと言っておけば良いでしょうね。 

、、、翻訳の際にはまず「読み手」が誰であるかを把握し、その業界の専門用語も調べると良いでしょう。ただ、万人向けの文章が極端に専門的になってもいけないので、見極めが必要なのでしょうね。

どんなすごい文を書いても、読み手が???となっては全く意味がありませんよね。なので、とにかく「読み手が読んで、書き手の言いたいことを一発でクリアに分かるように」ということだけが大事だと僕は思っています。文法にばかり捉われてしまい、細かい言い回しを何とか訳そうとして訳文が複雑になってしまったのでは本末転倒ですからね。訳の中に意訳が入ったとしても、書き手の意図が通じるのであれば、進んで取り入れるようにしています。日・英語は全くルーツの違う言語なのですから、意訳ができてナンボだと思いますが、いかがでしょう?

(3)
蛇足ですが、そもそもコンピュータウィルスというのは、ウィルス退治ソフトウェアを開発・販売する業界が意図的に流しているというウワサ?が昔からあったのをご存知でしょうか?  確かにプロからすると、複雑なウィルスプログラムを瞬時にキャッチし、解析して、退治するプログラムが開発・発表されるまでのスピードが妙に速いという気もします。だとすると、その退治のために自社のソフトウェアが売れまくるのですから、これは完璧なビジネスモデルですよね(笑)


ご参考までに。
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この回答へのお礼

duosonicさんお礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
業界の方のご意見、大変参考になります!ありがとうございました。
確かに専門的な分野を訳す時にはそのフィールドの知識(専門用語しかり)が必要であることがとても大切だという事が分かりました。
もっと専門書を読まなければいけませんか?
それとも、手当たり次第読むよりは自分の得意分野を絞った方がいいのでしょうか?

お礼日時:2009/03/24 10:31

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