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上記の質問でコンデンサを複数を繋げても位相を90°以上遅らせることが出来ないという回答を頂いているのですが、
とすると180°とか270°といった位相分遅らせたい場合、
どうすれば良いのでしょうか?

特にパッシブな素子を使った場合、どうすれば良いのでしょうか?

A 回答 (3件)

コンデンサもインダクタも位相が回るのは電圧と電流の間の関係です。


電圧の位相を基準として電流の位相が進むとか遅れるとか言っている
のです。

したがって、多段にして大きく位相を遅らせるには、たとえば
1.入力電圧を電流に変換し
2.電流に対して電圧位相が遅れる素子(コンデンサ)にその電流を与え
3.これにより遅れた位相の電圧を電流に変換し
4.上記2~3を繰り返す

ことにより、位相はいくらでも遅らせることができます。電圧を
電流に変換する部分に抵抗を使います。

結局出来上がった回路は直列抵抗と並列コンデンサからなる
いわゆる積分回路(の連鎖)となります。

電圧/電流の変換が必須なので、積層セラミックコンデンサ
のようにコンデンサ自体がたくさん重なっていてもそれだけで
位相が遅れるわけではありません。

ただし、パッシブな素子だけでこれを行うと1段で位相を90度
遅らせるためにはコンデンサの両端の電圧をほとんど0にしなくては
ならず、出力は極端に小さな出力になってしまいます。

OPアンプなどを使ってミラー積分回路を構成すればこの問題は
解消されます。その代わり直流での動作が不安定になります。
結局直流安定度を確保するために低周波での精度を犠牲にして
設計しているのが実情です。
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遅延線で時間を遅らせれば位相は遅れます。


適当な長さの同軸ケーブルを使っても良いです。

オールパスフィルタといって、振幅は変えずに
位相だけを変えるフィルタがあるので
これを必要なだけ重ねれば良いです。

パッシブな素子だけで構成する場合は
後段のインピーダンスが前段に影響するのを避けるため
後段になるほどインピーダンスを高くする必要があります。
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微分回路なり積分回路なりを複数段つなぐ.

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