忘れられない激○○料理

つげの木がだんだん枯れてきていますが原因と対策を教えてください。
垣根のつげの木がだんだん枯れてきていますが考えられる原因はどんなものがあるでしょうか。
かれこれ30年近くなる庭の垣根として植えているつげの木が近年少しずつかれてきています。
秋口に枯れが出てきます。垣根が歯抜けになり見苦しいのですが原因は何でしょうか。
モグラのトンエルをみかけます。また酷暑も関係しているのかと思ったりします。
肥料はできる範囲で化成肥料を年に1回春に施しています。暑い時は一日おきに
水もできる範囲でやりますが石垣の上に植えているので相当乾燥するものと思います。
原因と対策を是非教えてほしいのですがよろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

ツゲが好む土質はアルカリ性ですから、ツゲに適さない土質になっている


可能性が高いですね。日本の場合は何もしなくても自然に酸性土質に傾き
ますから、アルカリ性土質を好む樹木には出来るだけアルカリ性土質にな
るように改善をする必要があります。年に2回程度は苦土石灰を株周りに
撒き、地面の土と一緒に軽くすきこむようにします。

肥料は多くは必要ありません。また肥料で状態を良くする事は無理です。
年に1回程度は株元に堆肥を入れ、地面の土と一緒にすき込みます。

葉抜けになった原因は土質が酸性土質に傾いた事や、土壌が長年何もしな
かったため固くなり根張りが十分に出来なくなっている事、葉と葉との間
が密集しているため風通しが悪くなり、病害虫が発生しやすくなっている
事などが考えられます。
枯れた物は元には戻りません。部分的に生きていても回復する事は難しい
ので、その内に枯れてしまうでしょうね。

垣根を元通りの状態に戻させるには、大掛かりになりますが植替えをして
仕立て直す事しかありません。
現在の垣根を見て、枯れた部分がどの程度あるかを調べます。それにより
何本不足しているのかが分かるはずです。
必要な本数を園芸店(樹木を扱っている店)に注文し、作業に必要な資材
などを準備します。
植替えるためには土壌改良が必要で、そのためには堆肥や腐葉土が必要で
す。また酸度調整のための苦土石灰も必要で、事前に用意します。
それと寒冷紗か遮光幕を用意して下さい。植替え時に必要です。
黒いビニールポットも用意します。掘り上げ時に必要です。

苗が自宅に到着したら、苗を一ヶ所に詰めて置いて寒冷紗か遮光幕を被せ
ます。苗を植え付けるまでは被せておき、乾かさないように水遣りだけは
行って下さい。次に枯れている物や枯れかけている物を抜きます。これら
は植付けをせずに処分するので、根に土は付いていなくても大丈夫です。
次に元気な物を掘り上げます。出来るだけ根に付いた土を残すようにして
掘り上げ、黒いポットに収まるようにするため、はみ出た根は切ります。
1本づつポットに入れて保管します。全て掘り上げたら、移植する場所を
スコップや鍬で掘り返し、出て来た根などを取り除きます。石が出て来た
時は撤去しなくても構いません。掘り返す深さは30~40cmを目安に
します。浅いと土壌改良にはなりません。
耕し終えた場所に苦土石灰や堆肥を入れ、鍬で耕すように十分に混ぜ合わ
せます。表面を均等に均したら土壌改良と酸度調整は完了です。

次は移植をします。植付けは千鳥植えにしますが、苗との間隔は苗の枝と
枝とが軽く触れる程度が理想ですが、初心者には分かりずらいので、株の
間隔を20~25cm程度にして下さい。植え場所に割箸を目印として1
本差します。日が良く当たる方向に新しい苗を植え、元々あった物は後ろ
に植えるようにします。移植ゴテで株より少し大きめな穴を掘り、高植え
にして植付けをします。高植えは根元に少し土が被る程度に植える方法で
す。間違っても深く植えないで下さい。

植付けが終わったら水を十分に与えます。根が完全に活着するまでは最低
でも1ヶ月は必要ですから、水切れにさせないように天気の良い日は朝夕
の水遣りは欠かさないようにします。水切れを起こすと枯れます。

肥料は与えません。与えるのは翌年で十分です。与えるのは化成肥料でも
構いませんが、堆肥に混ぜられて与えると手間が省けます。時期としては
8~9月の間に1回だけです。与える時は根元から離れた場所に与えるよ
うにします。現在は春のようですが、与える時期は樹木の種類で違います
から、何でも春に与えれば良いとは思わないで下さい。

暑い時こそ水は必要ですから、1日おきでは水不足になりますよ。朝夕の
2回は必要な時もあるかも知れません。また出来る範囲では与えた事には
なりません。石垣の上なら、多過ぎたかなと心配する位に与えます。

モグラは無罪です。今回の件に関しては関係ありません。

この回答への補足

大変済みませんが移植などの時期についてアドバイスをお願いできませんでしょうか。
それとは別に通常のばあいの年二回のくど石灰をやる時期、肥料をやる時期についても合わせて宜しくお願い致します。お手数をお掛けして済みません。

補足日時:2010/09/23 20:49
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この回答へのお礼

cactus48さん、大変親切丁寧なご回答を頂き有り難うございました。素人の私にとっては全てが興味深いものばかりです。20年間位は放っておいても剪定するのが大変な位、元気に育っていましたが急に5~6年前から樹勢が衰えて来ました。最初の内はたまたま枯れたのだろうと思っていましたがその後年を追う毎に悪化していきました。今思えばもっと早い時期に皆さんに相談すれば良かったと後悔しています。もう完全に手遅れとまでは行かないので、遅きに失した感はありますが教えて頂いた内容をこれから実施していきたいと思います。
木は放っておけば勝手に育つものとばかり思っていましたが人間と同じようにきちんとしたケアが不可欠なのも良く分かりました。金め柘植ですので垣根が整っていた時の新芽は燃える様で大変綺麗でしたが今は残念ながら見苦しくなっています。その時の状態に戻せるかどうか分かりませんが、それを期待して頑張るつもりです。
モグラは無罪との言葉救われました。一時はモグラのせいとばかり思いこみモグラ退治を真剣考えました(実際は何もしておりませんが)。
この度は本当に有り難うございました。

お礼日時:2010/09/23 20:40

基本的には長生きですし多少ならどんな環境に植えても若木のうちは良くの茂りますが、


何十年も経つと本当にいい環境で無いと枯れてしまうこともあるようです
幹の真ん中が空洞になっていたりうろやカミキリ系の虫によって出来た穴があるようなら植え替えた方がいいかもしれません。


水も表面がぬれる程度では意味がなく少し溝を掘ってそこに流し込むようにかけたり
敷き藁や堆肥などを表面に敷き詰めるのも手です
また点滴チューブというものがあると便利かもしれません(ホースの細かい穴からひたひたと水が流れるもの)1時間とかいう単位で出しておくと芯までしみます。

気になるのが肥料ですが根に近いところに入れると根が焼けるのでどうしてもやりたいなら説明書きより薄めにしたほうが無難です。
生垣に精力的に施肥をされている方は少ないですよ。
昔からやっていなかったのならあまりお勧めしません
30年元気があったのに最近枯れてきたからといって肥料で改善されるとは考えにくいですね。
酷暑は特別だったので水は必要だったと思いますが

この回答への補足

大変済みませんが移植などの時期についてアドバイスをお願いできませんでしょうか。
それとは別に通常のばあいの年二回のくど石灰をやる時期、肥料をやる時期についても合わせて宜しくお願い致します。お手数をお掛けして済みません。

補足日時:2010/09/23 20:48
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この回答へのお礼

ipponnhibaさん早々のご回答有り難うございました。水やりや肥料のやり方はとても参考になりました。水やりもいい加減ではダメなのですね。肥料についても良く分かりました。

お礼日時:2010/09/23 20:14

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