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源氏物語の中で、
「考えない、考えないと思うことこそ、その物事を考えているということなのだ」
という意味の文章があった気がしているのですが、どうも記憶があやふやです。

原文はタイトルにあるとおり、
「思わんとすることこそ思ふことなかれ」
だったと思っているのですが、勘違いでしょうか。

ご存知の方、
この文言が出てくるタイトル(「夕顔」「葵上」など)と、
原文を教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

 「思はじと思ふも物を思ふなり 言はじと言ふもこれも言ふなり」



でしょうか。それでいいなら、でてくるのは「葵」(9巻目)ですね。
というか、本文に出てくるわけじゃなくて、注釈に入ってるだけなんですけど。

本文では、

 「ひたすら世に亡くなりて、後に怨み残すは世の常のことなり。
 それだに、人の上にては、罪深うゆゆしきを、うつつのわが身ながら、
 さる疎ましきことを言ひつけらるる宿世の憂きこと。すべて、つれなき
 人にいかで心もかけきこえじ」
 と思し返せど、【思ふもものを】なり。

とだけあって、その「思ふもものを」というのの元ネタの歌として、
先に書いた歌が注釈にあります。

ちなみに上のは、つれない源氏を思うあまり生霊になって葵の上の
ところに現われてしまう六条御息所のセリフ(モノローグ)です。
自分の生霊が現れるという噂を聞いて、そんな罪深いことになるなら
もう源氏のことを思うのはやめようと思うけれども、そう思うこと自体が
源氏を思うということになってしまうということです。

ちなみに質問者さんの書いた文だと、
 「思わんとする」⇒「思おうとする」
 「思ふことなかれ」⇒「思うな」
なので、ほとんど反対の意味になってしまいます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2012/07/09 14:45

その意味なら最後は「なかれ」じゃなくって「なれ」のような気もする.


「なかれ」だと否定になっちゃうよね.
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2012/07/09 14:45

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