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よろしくお願いします。

手段を表すin with, onの使い分けについて、教えて下さい。

アドバンスト・フェイバリット英和辞典をみると、in, with, onについて、次のような用例が載っていました。

[1]in
1. speak in English
2. pay in cash
3. Sign your namr in pen[ink].
4. in a loud voice

[2]with
1. sharpen a pencil with a knife
2. Our daughter writes with her left hand.
3. You can make millions of dollars with one good idea.
4. He bought a motorcycle with the money he earned.
5. with light, bright brushstrokes(明るく、鮮やかな筆づかいで)…この用法のみ、高校英語教科書POLESTARII(数研出版)からの引用です

[3]on
1. on foot
2. play a tune on the guitar[piano]
3. write a report on a PC
4. buy a car on credit
5. on TV
6. I'll tell you about it on the phone.
7. He cut his finger on a piece of glass.

このように、in, with, onは、それぞれ、手段を表すにも関わらず、使い分けがなされているように思います。

例えば、[2]の5. について、以下のことが言えると思います。
 ・with light, bright brushstrokes→自然な表現
 ・in light, bright brushstrokes→不自然な表現

しかし、上記の文について、手段としてのbrushstrokesを説明するにあたって、withを使ったら自然なのに、inを使ったら不自然であるということに関して、その理由が説明ができません。

このように、in, with, onの使い分けについて、よく理解できるように、教えて頂けませんでしょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

既にお持ちかも知れませんが、下記のような参考書があります。



帯刀要哉著「前置詞の征服者」、発行:英・日会話速成法普及会タテワキ事務所(昭和46年初版)

副題が「英米人をいじめる本」となっているこの本を読み、前置詞の基本的な意味又は概念を知れば、使い分けも納得できるのではないかと思うに至りました。

in, with, onをが、この本でどう説明されているか、要点を記します。大雑把に要約したので正確性に欠けますが、この本が説く前置詞の元の意味とその展開を、すこしでも感じていただき、お役に立てれば幸いです。

1.inの元の意味
何かの囲いがある場所の中にいる(ある)。ここでいう「囲い」および「場所」とは有形・無形・具象・抽象を問わない。何らかの意味で、他とは区別できる領域・環境・概念(時間も含む)を云う。「場所」の広さは問わない。

この元の意味が発展し、

「点」・・・「この点に問題がある」などの「点」。他の「点」と区別(囲い)している。
「範囲」・・・「~に関して」などの言及範囲。何に付いて述べるかを限定(囲い)している。
「方向」・・・「東に向かって」などの方向。「東」という方向に限定(囲い)している。
「状態」・・・「赤い服を着ている」などの表現。「赤い服」という「囲い」の中にいる(ある)。
「時間」・・・「in summer」のような用法。「summer」という時間帯の中にいる(ある)。

となり、これらの意味が更に拡張適用(いわば拡大解釈)されて、「材料」、「目的・理由・原因」、「方法・様式」、「参加・従事」に使われる、と、詳しく説明されています。

2.withの元の意味
もともと「~と一緒に」と「~に対抗して」の意味があった。日本語で「彼と話す」・「彼と戦う」の、「と」と同じ。「一緒」から「所有」が生じ、「所有物」から「(持っている道具として)使って」・「手法」のような用法が出た。「所有物」を「或る物の一部」と(拡張して)見なせば、「材料」になる。等々、その他の多様な展開。(細部省略)

3.onの元の意味
基本の意味は一つのものが他の物に触れること、「接触」。これが発展拡張し、「~に関して」・「近接(on seaで海辺など)」・「時間的近接(~するとすぐ)」、「状態」そしてその状態を「支えるもの」。支えていることから、「条件」・「理由」・「根拠」・「手段」・「方法」。等々、その他の多様な展開。(細部省略)

上に述べた「in」と「with」それぞれの元の意味が異なることを考えると、「手段」の意味で使うにしても、「with(一緒)は自然だが、in(囲いの中)は不自然」となるのではないでしょうか。

以上、ご質問に直接お答え出来てはいませんが、何かご参考になる点があれば、幸いです。
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この回答へのお礼

大変丁寧にご説明いただき、ありがとうございました。

withとinの元の違いが異なることを考えると、brushstrokesの場合では、withは自然ですが、inは不自然ですね。

ありがとうございました。

ご紹介いただいた文献も、機会があれば、ぜひ読んでみます。

お礼日時:2014/02/20 22:53

No. 1 です。



前置詞のニュアンスの問題はやっかいですのでうまく説明しきれないところはご容赦ください。前置詞は flexible で、文章の他の部分の影響を受けます。

with の場合は「道具」と見立てる意味合いと理解すると分かり易いことが多いのですが、with a few jokes, with pride, with reservations など目に見えないものにも使う場合があります。辞書的には人が何かを行う時に持ったり経験したりする feeling, thought, quality には with を使うと説明します。それよりも with green eyes, with money など持つもの一般に使いますが、その延長線と見ると分かり易いかも知れません。

in は方法、材料、形状などを表し、一見道具と近い意味で用いられます。written in pencil, written with pencil はどちらも可能ですが、pencil を材料/道具のいずれと見立てるかで前置詞の選択が変わって来ます。pen と ink だと前者は道具で後者は材料ですが、この場合はwritten with pen, written in ink と前置詞が変わります。

pay の場合は pay in cash, pay in yen, pay in coins など in が普通です。道具と見立てず材料と見立てています。ただし with が使えないのかというとそうでもありません。pay with cash, pay with coins は使えます。小切手だと pay by check ですね。この場合も pay with check は使えます。

brushstrokes は道具と見立てるか、抽象的なもの(描き方)と見立てるかで変わると思います。あまり使わない単語なので具体的に用例を論じるのは私には難しいのですが。
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この回答へのお礼

ご丁寧なご回答、ありがとうございました。

withとinの使い分けは、難しいですね。参考にさせていただきます。

ありがとうございました。

お礼日時:2014/02/19 21:35

with は一般に道具を表すのに使います。

with her key など。
brushstroke は「筆(はけ)の運び」であって道具とは言えませんが with certain conditions, with difficulty などと同じで「条件」「質」みたいな解釈が出来ます。
music/poem/beauty in a brushstroke などと in が使える文脈もありますが、上記のように何かをするときに道具に通じるみたいなニュアンスでは with です。

この回答への補足

補足させていただきます。

withとinの違いについて、何かをするときに道具に通じるみたいなニュアンスではwith、というご回答をいただきました。

それでは、私の質問に例示してある、次の文は、どのように解釈すればよいのでしょうか。
 ・pay in cash
  →「お金で払う」ということは、道具に通じているのに、inが使われています
 ・with one good idea
  →「アイデアで」ということは、道具に通じていないのに、withが使われています

このような例外もあるように思うのですが、これらの解釈について教えていただけませんか。

よろしくお願いします。

補足日時:2014/02/19 11:54
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

補足させていただきましたので、お読みいただければ幸いです。

よろしくお願いします。

お礼日時:2014/02/19 11:54

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