性格悪い人が優勝

Can art have a history? We think about art as being timeless, the 'beauty' of its appearance having meaning, significance, and appeal to humankind across the ages. At least this usually applies to our ideas about 'high', or fine, art, in other words painting and sculpture.


この英文の、We think about art as being timeless, the 'beauty' of its appearance having meaning, significance, and appeal to humankind across the ages. の文の構造はどうなっているのでしょうか?

as以下はbeing timeless,までで切れるのでしょうか?意味もよくとれません。

the beauty of its appearance having ~
ここは独立分詞構文ですか?

"私たちは時間を超越しながら芸術について考えます。その外観の美しさは意味と重要性を持ちながら時代を渡って人類に呼びかけます。"

と訳したのですが

appealしたものはこの場合 meaningと significance なのでしょうか?
それともthe beauty of its appearance そのものですか?
andの前でコンマがあるのでその辺がわかりにくいです。

またappealが三人称単数形になっていないので、主語がthe 'beauty' of its appearance ではないような気もします。


『ART HISTORY』:Dana Arnold

A 回答 (4件)

think about A as B で「A を B とみなす、思う、考える」です。


regard A as B が典型で、
see A as B とか、look on A as B、think of A as B などもよく使います。
さらに、look at A as B としてもいいですし、
私としては of が普通ですが、about でも同じなんでしょう。

これらは consider O C と同じ意味で、
as B で SVOC の C みたいなものです。

だから、一応、as は「~として」という前置詞に分類されますが、
前置詞という分類とは関係なく、補語的に名詞のほか、形容詞・分詞が可能です。

as timeless といきなり形容詞でもいいのですが、ここでは be timeless という
動詞を使った表現(be 動詞も名前の通り、動詞です)を分詞にしています。

コンマ以下はおっしゃる通り、独立分詞構文です。

ただ、meaning, significance, and appeal to humankind
の部分は名詞が A, B, and C とつながっています。
そう、appeal は名詞で、appeal to ~で「~への訴え、アピール」です。
to ~の部分は appeal だけにかかるとも、3つの名詞にかかるとも言えます。
直訳的には、「芸術の外観の美しさは時代を超えて、人類に対して、意味、意義や訴えを持ちつつ」
と前の部分にかかっていきます。
being timeless という動詞部分にかかっています。

私たちは芸術を、時間を超越し、その見た目の美しさたるや、時代を超えて、
人類に対して、意味、意義や訴えるところがあるものだ、と考える。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ポイント(think about A as BとA, B, and C)を押さえて、
大変詳しく英文の構造をご解説いただいてありがとうございます。

appeal は名詞だったのですね。
何が、何にかかっているのかもよくわかりました。

まとまった訳もありがとうございます。

お礼日時:2014/11/05 22:25

ちなみに、and の前のコンマについて、


A, B and C とすることもありますが、
A, B, and C とするのが普通です。

(B and C) でセット、という紛らわしさを避けるためにも
A, B, and C とすることで、3つ並列と感じやすくなります。

日本語の読点(、)もそうですが、特に切れ目、というより、
紛らわしさを避けるために使うことがあります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

A, B, and Cのandの前のコンマについてご解説いただいてありがとうございます。
確かにA, B and Cだと(B and C) でセットのようで紛らわしいですね。

たくさんのご解説ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/05 22:27

#1 ですが、ちょっと補足を。



後に分詞構文が続くので、そのために動詞部分が必要なため、
as timeless でなく、as being timeless としているんでしょうね。

分詞構文は we think という主たる部分でなく、
(art を意味上の主語とした)being timeless にかかります。
Art is timeless, に続いているようなものです。

ただ、art is timeless が think about A as B に組み込まれているだけ。
分詞構文が前に主たる部分でなく、準動詞となった部分にかかるのも自由です。

そして、being timeless の意味上の主語 art に対して、
having の意味上の主語は the 'beauty' of its appearance です。
言ってみれば、art としても同じで、あえておかずに、普通の分詞構文にしてもいいのですが、
ちょっと修正を加える感じがこの独立分詞構文です。

この英語の直感的な部分を出そうと思うと、「思う」の前に having ~の部分を入れた方がいいです。

さらに言うと、こういう分詞構文は英語のまま前から訳すより、
後ろから「持ちつつ、時間を超えるものだ」とするのが英語を忠実に日本語化しています。

英語と同じ流れで訳す、そういうのもありますが、
英語と日本語は構造が違うので、英語の直感的なものを直訳的に日本語化したのは
後ろから「持ちつつ」です。
「~して、~」と前から訳すことで直感はくずれます。
ある程度の自然な訳ということになると、そうする方がいいのかもしれません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

更に分詞構文の個所について詳しくご解説いただいてありがとうございます。

後ろから訳す(この英文の場合、"持ちつつ")と、
英語の「直感的なもの」が直訳的に表現できるということですね。

お礼日時:2014/11/05 22:27

> Can art have a history? We think about art as being timeless, the 'beauty' of its appearance having meaning, significance, and appeal to humankind across the ages. At least this usually applies to our ideas about 'high', or fine, art, in other words painting and sculpture.



 * とても詳しく疑問点をあげておられるので、何が分からないのかがよく分かります。

> We think about art as being timeless ... across the ages. の文の構造はどうなっているのでしょうか?

 We think about art as X. (我々は芸術を X であると考える) という形の文です。

 being 以下が X に入ります。つまり 「"~である (being)" と考える」 という形になっています。

 as being timeless で区切りが付けられているともいえますが、そこで断絶しているわけではありません。

 as being timeless という表現があり、後ろもその形を受け継いでいます。それに呼応する形で the 'beauty' of its appearance having meaning と続いています。

 つまり、「芸術を timeless であると考える」 に続けて、「それの表す美は意味を持っている (と考える)」 とつながっているのです。we think about the 'beauty' of its apperance as having meaning と書くと分りやすいかと思います (実際には、そのような重複した書き方はしませんけれど)。

 それから、meaning, significance, and appeal ... と続いています。これは A, B and C の形です。appeal は動詞でなくて名詞です。

 appeal の前にカンマがあるのは、ちょっとそこで発話を止めて、次に何を言うのかと注目させる言い方を文字の上で再現したものです。そこに注目して欲しいと思っていることが分かります。

 「意味を持ち、重要性があり、そして ・・・ 時代を越えて人間に訴える力を持っているのです」 と表記すれば、少しは感じが伝わるでしょうか。「そして」 の部分は力を込めて読むことになります。

 他のご質問についても、以上の回答で答えたことになるような気がいたします。あ、「独立分詞構文」 かどうかについては、文法に暗いもので、急遽ネットで調べてみましたが、よく分かりません。それは詳しい方の回答にお任せした方がいいかもしれないと思いました。ただ、私の感じでは、as being を踏襲して as having となっているように見えるので、「~を持っているものとして」 のような意味には思えます。

 ざっと訳してみると、「芸術は古びるということがあるのだろうか? 私たちは、芸術には時間的な制約がないと考えます。芸術作品の表現には意味するところがあり、どこかしら軽視できない面があり、時代を越えて人間を惹きつける要素を持っています。少なくとも、いわゆる "高級な" つまり優れた芸術作品である、そのような絵画や彫刻について、私たちはそんなふうに考えます」 のような感じの文章です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

英文の構造を、全訳をつけて大変丁寧にご解説いただいてありがとうございます。
(ポイントもよくわかりました)

appealを動詞に考えてしまいました。
appeal の前のカンマは注目させることを意図しているということですね。

質問の個所ではありませんが、
Can art have a history?を「芸術は古びるということがあるのだろうか?」と訳されていて、なるほど、と思いました。

お礼日時:2014/11/05 22:26

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!